黒猫のワルツ

皆が無視するようになる原因はこれだ

 

皆様こんにちは

LUKAでございます

 

 

実は私

数日前に驚くほど生産性の無い出来事に遭遇し

めちゃくちゃ体調を崩しております

 

仕事において

誰よりも効率を求める私にとって

生産性の無い時間を過ごす事が

これほどまでに自分に大ダメージを与えるとは思いもしなかった

 

 

最初は強烈な頭痛に始まり

 

胃痛と腹痛(下痢)がしゃしゃり出てきて

 

そうこうしているうちに吐き気が参戦

 

最終的には口内炎が伏兵として現れた

 

 

今この記事を書いている私は

 

頭はいてぇし

ピーピーだったからまたジモティーが復活し

明らかに胃腸の不具合からくる吐き気に襲われております

 

 

辛い!!!

 

 

でまぁ原因を書くとね

 

今から2日前の事

 

突然社長が私に問いかけてきた

 

 

社長「今日は現場どうなの?」

 

 

この一言だけで

もうすでに私の頭の中は?マークでいっぱい

 

現場どうってどういう意味???

 

 

私「・・・はい?」

 

社長「今日は現場の手足りてるの?

   17時までに皆仕事終われそう?」

 

 

びっくりした

 

 

事務員の私に現場の進捗状況を訪ねてきた事に

驚きを隠せない

 

何かの冗談だろうか・・・?

 

 

私「え?なんですか?

  現場の・・・?」

 

社長「だから!!!

   現場は今日間に合ってるのかって!!!

   皆ちゃんと定時に終われるのかって!!!」

 

 

突然大声を出してキレた社長

 

 

えぇ・・・!?

もはや何が起きているのか分からない

 

『意味が分からない』以外に表現しようがない

 

 

はぁ・・・?

 

まさかこの人本気なのか・・・???

 

 

何故かガチギレ状態の社長を前に

恐ろしく冷静に答える私

 

 

私「現場の進捗状況を私に尋ねているんですか・・・?

  それは現場監督に確認しなければわかりませんが

  確認して社長にお伝えすれば良いんですか?」

 

社長「あのね!

   なんで事務員っていうのは

   なんでもかんでも現場監督じゃなきゃ分からないって言うの!?」

 

 

現場を取り仕切って予定を組んで

常に采配しているのが現場監督だからですが・・・?

 

 

社長「事務員でもそれくらい把握してないとおかしいでしょう!!」

 

 

現場の様子を見に行っている現場監督ですら

予期せぬ事態の発生で

毎日のように予定していなかった残業やら何やらが発生しているのに

事務員にそれを把握しろと・・・??

 

 

あれ・・・?

何だろうこの人

頭おかしくなっちゃったのかなぁ・・・?

 

 

私「すみません

  おっしゃっている事の真意が分からないのですが

  要するに事務員も現場監督と同じレベルで

  現場で働く作業員のスケジュールや

  一日の工程とその進捗状況を把握していないとおかしい

  という事ですか?」

 

社長「そうだよ!!!

   だって同じ社内の人間なのに

   あっちの事はあっちじゃなきゃわかりません

   ってそりゃおかしな話でしょう!!?」

 

私「申し訳ございませんが

  今現在現場のスケジュールなどを管理しているのが

  現場監督のみである以上

  事務員がそれを把握する事は出来ません」

 

社長「出来ませんじゃなくておかしいって言ってんの!!!」

 

 

やっべぇ・・・

 

この人の脳みそに一体何が起きているっていうんだ・・・

ガチで意味の分からねぇ事言われてるぞ私・・・

 

 

私「であれば現場作業員の工程表なりを

  事務員全員が見られるようにする事と

  進捗状況を数時間置きに報告して貰う必要があるかと思いますが」

 

社長「誰がそれやるの!!!?

   現場監督が無能だからそういうの一切ないの!!!

   そもそも作ってないから現場監督すら把握出来ないの!

   そんなもん作れるならとっくに作ってるから!」

 

 

いや

 

作れないなら私たちが把握する事だって無理っしょ

 

 

社長「だから事務員に把握しろって言ってんだよ!!?

   なんでそれが分からないの!!?」

 

 

現場を見ている現場監督すら把握していない事を

現場を見てすらいねぇ事務員が把握出来ねぇ

って言ってんの

 

なんでそれが分からないの???

 

 

いやー困ったなぁ

何でこの人突然こんな意味の分からない事言い出したんだろう

 

 

私が「やべぇな相手にしてらんねーわこれ」みたいな雰囲気で

無言で立ち尽くしている様子に

なお一層腹が立ったのか

更に社長の声が大きくなる

 

 

社長「事務員は事務の仕事しかしませんって

   そういうのがおかしいって言ってんだよ!!!?

   現場で働いてる人たちの事くらい分かるでしょう!

   それが出来ないから誰も現場の事分からないんってなるんだよ!」

 

私「・・・・・・・・・・・・・」

 

 

この辺で多分

「あーそうですねー」

という返答でもしておけばよかったのかもしれない

 

だけど

 

仕事に関しては私

思ってもいない事は絶対口に出来ない

 

こういう場合に私が出来る事は

「それは違います」と返すか

『無返答』のどちらかでしかない

 

 

社長「皆なんでもかんでも現場監督現場監督って

   現場監督がバカでどうにもならないんだから

   誰かが現場の事把握してなきゃダメなんだって!!!」

 

私「お言葉ですが

  『現場監督』の仕事は現場の監督ですよね?

  出来る出来ないではなく

  それをするのが現場監督の仕事なんですから

  やって貰わなければならないのでは・・・?」

 

社長「だーーーかぁぁぁらぁぁあ!!!」

 

 

すげー

 私今

「こいつほんっと頭わりぃな!

 何回言ったら分かるんだよ!」

みたいなキレ方されてる

 

 

そしてそこから

壊れたラジカセかなってくらいに

先程までとまるっきり同じ事を言い続ける社長

 

それを「やべーなこいつ病気かなぁ」と思いながら静かに見守る私

 

10分ほど狂ったように同じ事を言っていたが

 

 

社長「分かった!!!?」

 

 

いや

 

1ミクロンも分からねぇ

 

 

私「要するに

  『事務員に現場の進捗状況を把握させたい』

  というのが社長の要望なんですよね」

 

社長「だからさっきからそう言ってるでしょー!!!?」

 

私「現場を見ていない事務員が現場の進捗状況を把握する為には

  工程表と定時報告が必要だ

  というのが私の意見です

  それが無ければ把握しようがありません」

 

社長「は・・・把握しようがありませんじゃないんだって!!!

   把握しなきゃならないの!!!!!!」

 

 

どうやってだよ

 

 

そこで

それまで見て見ぬふりをしていたまともさんが

鼻で笑いながら

 

なんと

 

私に加勢!

 

 

まとも「いや無理でしょ

    出来る出来ないじゃなくてそれが現場監督の仕事なんだし

    あたしたちに分かるもんじゃないんだから

    そこはやらせるしかないじゃん

    出来ないからって事務員がやれってのは無理だから

    ルカさんはそれ言ってるだけなんだけど

    なんで通じないの」

 

 

でしょーーーーーーーーーー!!!?

 

ねぇおかしいよね!?

あんたの彼氏頭おかしくなってるよね!!?

 

保護監督不行き届きじゃないっすかー!!?

 

 

社長「なんなんだこの会社!!!

   出来ねぇ出来ねぇばっかりで話にならねぇ!

   だから何回も言ってるけど

   現場監督がそれを出来るなら俺だってこんな事言ってねぇんだよ!

   現場監督がバカで無能な奴しか居ねぇから言ってんだ!

   仕事も出来ねぇ打ち合わせ中に居眠りす」

私「その話は今必要無いのでは?

  他の人たちも居るような場所で

  社員の悪口のようなものを大声で言うべきではないかと

  改善したいというのであれば

  もっと建設的な話をしたいんですが」

 

社長「・・・・・・・・・・

   だからそういう訳だから事務員が把握しろって」

 

 

そこから再び

さっきまでと同じ事を10分ほど叫び続ける社長

 

 

何という生産性の無さだ・・・

 

あぁ・・・頭が・・・

 

頭が割れそうなほど痛い・・・!!!

 

 

えっ何なの?本当に一体何なの????

 

病気?

病気だよね???

こんなにも人の話を聞かずに

狂ったように叫び続けるなんて

精神状態がどうかしているとしか思えないんだけど・・・?

 

建設的とか生産性とかって単語知ってます???

 

 

えっ今これ何の時間なの??????

 

 

こうやって無駄な時間を過ごしている暇があるなら

現場行って確認して戻って来る時間あるけど???

 

 

そして再び

 

 

社長「とにかく現場監督が小学生みたいなもんで

   使い物にならねぇ奴しかいねぇから言ってんだよ!

   バカばっかりじゃねぇか!

   だってこの間も」

まとも「だからさっきもそれルカさんに言われてたけど

    今ここでする話じゃなくない?」

 

社長「・・・・・・・・・とにかく事務員が!!!」

 

 

これが

 

 

1時間半続いた

 

 

 

私の会社って

お昼休みが1時間半なんですよ

 

20歳の女の子が休憩に入るのに

階段をスタスタ上り始めた瞬間から始まって

 

20歳の女の子が席へ戻って来るまで続いたので

間違いなくきっかり1時間半続いた

 

 

凄くない?

 

この1時間半で得られたものって言ったら

 

 

私の頭痛と絶望感と

「こいつ病気だな」って確信くらいのもんである

 

 

 

そして翌日の朝

 

現場監督が私の席へやってきた

 

 

現場監督「ごめん

     なんか昨日色々あったって聞いて・・・」

 

私「・・・・・・・・・」

 

 

色々・・・?

 

色々なんて無いけど・・・?

 

本人にとっては「色々凄い事!」みたいな感じなのかもしれないけれど

単純に社長が発作を起こしただけでしょう?

 

ただただ無意味な事しか発生していなかったから

色々も何も・・・

むしろ『何も無い』が正解なのでは?

 

 

現場監督「とりあえずその・・・打ち合わせして・・・

     今まで通りって事になったので・・・」

 

 

でしょうね!!!!!!!!?

 

って言うか最初っからそれ以外無いからね!?

 

社長以外誰もが皆分かってた事ですからね!!!?

 

 

 

そう

『今まで通り』になった

 

 

結果

 

 

マジであの時の1時間半が生み出したものは

 

 

私の翌日まで見事に続いた超絶頭痛と

二度と社長と会話をしたくねぇってくらいの絶望感と

「こいつは病気だ」という確信のみになった

 

 

 

せめて・・・!

 

せめて何か変わってくれよ・・・・・・・・・!!!