黒猫のワルツ

先に言えや!

 

皆様こんにちは

 

 

先日

2人きりの車内で社長が

「俺猫アレルギーでさぁ!

 猫飼ってる人といると目がダメになるのよねぇ!」

と言っているのを聞いて

運転中の私は

(あれ・・・昨日この上着着て

 実家のミルクを抱っこしたけど

 今この人大丈夫なんだろうか)

と思ったけれど

 

いかんせん運転中だったので面倒くさくて

非常に言葉足らずに

 

 

私「へぇ私と一緒に居て大丈夫なんですか?」

 

 

と聞いた所

 

 

社長「あなた猫なの!!!!!!!!!?」

 

 

と返され

 

この人私が超適当に喋った方が

面白い返ししてくるのでは・・・!??

と気付いてしまったLUKAでございます

 

 

私「え?今まで気付かなかったんですか?」

 

社長「気付かなかった・・・!

   人間にしか見えてなかった・・・!」

 

私「おやおや鈍いんですねぇ」

 

社長「確かに俺よく鈍いって言われるけど・・・!!!

   ・・・・・・・・・え???

   結局どうして今の質問したの???

   どーゆー事?????」

 

 

これからは

徹底的にからかってやろう・・・

 

 

 

さて

そんなこんなで

以前の会社に居る時から

人をからかったり

アホみてぇなホラばかりこいて生きてきた私であります

 

人生には笑いが必要なんですよ

 

誰もが皆アホみたいな事ばっか言って

げらげら笑いながら生きられる世界だったなら

きっと戦争なんてこの世から無くなっていた事でしょう

 

 

そんな私ですが

仕事に対してはいつだって大真面目

 

アホな事するのも言うのもやる事やってからね!

 

 

現在の会社は

なかなかどうして『器用貧乏』な人材が不足しているご様子で

子供の頃から器用貧乏代表みたいな私は

とっても色々な事を依頼されている

 

普通に事務の仕事もするけれど

来客の対応だってしちゃうし

修理のお手伝いだってしちゃうし

現場でのお手伝いだってやる!

ふわぁっとした『こんな事やりたいな!』という要望にも

可能な限りお応え!

(そういえば先日のご意見箱は結局

 私の案がそのまま採用されました・・・

 あぁだこうだ言ってたのは結局なんだったのでしょう)

 

 

そんな私の様子に満足したのか何なのか

 

最近私

 

 

 

重機の操縦方法を教えてもらっています

 

 

 

いやーーーちょっとロマンありますよね!!!

 

でっけぇショベルとかクレーン車とかさ!

一度でいいから操縦してみたかったんですよ!

 

 

もちろん

無免許で公道を走る訳にはいかないので

現場での作業のお手伝いついでに

会社から離れた場所にある重機専用の敷地へ行って

そこでやらせてもらっている

 

教えてくれるのは

その時ちょっと時間に余裕がある作業員さんや社長自ら

 

エンジンのかけ方

 

クレーンの操作方法

 

トラックの荷台の下げ方

 

ショベルの操作方法

 

そして走り方

 

 

とにかく楽しい

 

強いていうなら

タイヤショベルは40キロ以上出すと身体がぼんぼん跳ねて

そのうち天上に頭をぶつけて失神するんじゃないか

って事くらいでしょうか

 

トランポリンかってくらい跳ねて

普通に運転操作に支障きたしまくりなんですが・・・

 

 

 

今一番難しいなと思っているのが

ショベルの操縦

 

前進したり後退したりしながら

同時にショベルを操作するのって超難しい・・・!

 

 

次に難しいのは

 

マニュアル車と同じようにギアチェンジが必要な事ですかね

 

 

もうすっかりオートマ車に慣れてしまっていた私は

 

アクセルペダル・ブレーキペダル・クラッチ

という3つのペダルが存在している状態に大層困惑

 

えーっとどうするんだっけ!

 

クラッチを踏んだ状態でアクセルを踏んで

ゆっくりクラッチを離しながらアクセル踏み込みだよね・・・!

 

 

えっじゃあギアチェンは・・・!?

 

 

楽に慣れると人間ってダメになるもんですわ・・・

せっかくマニュアル車も運転出来るように

オートマ限定じゃない免許を取ったって言うのに

そもそも覚えていないんじゃどうにもならない

 

 

ただ

 

エンストはしないんですよね

 

エンストしないように出来ているんだろうか・・・?

 

 

自動車学校で免許を取る為に通っていた時も

ただの一度もエンストを経験する事無く

ストレートに免許を取れてしまった私は

『エンストしてしまったらどうするべきなのか』を学んでいない

 

そのせいで

やたらとエンストに恐怖心を持っており

とにもかくにもエンストが怖くて仕方ないんだけれど

エンストってどういう状況下で発生するものなんだろう・・・

 

 

 

その日私は

社長が荷物の積み下ろしをしながら見守る中

広い敷地内で『ユニッククレーン車』という物を走らせていた

 

まずはマニュアル車のギアチェンを

意識せずに出来るように感覚を取り戻さなければ・・・!

 

いつか私はこれらの重機の免許を取ってやる・・・!!!

 

 

ブルルルンと走り回って停車!

 

さぁ次はなんかよう分からん

支えみたいなのを下げて車を持ち上げ

荷台を下げてタイヤショベルの積み込み練習!

 

 

教えて貰ったやり方を思い出しながら慎重に操作し

荷台を下げてアルミブリッジをしっかり設置し

今度はタイヤショベルに乗り込む!

 

慎重に・・・慎重に・・・!

 

 

10分ほどかけてユニックの荷台にしっかりタイヤショベルを乗せ

今度は元に戻す作業!

 

 

1時間ほどあれこれ色々と練習して

社長の荷物の積み下ろしが終わった様子だったので

所定の位置に重機を戻して

社長の所へ行った

 

 

私「今日はお終いですか?」

 

社長「そうだねーもうそろそろ終わりにしようかー」

 

私「はい」

 

社長「あ、そうだ

   今ルカさん乗ってたあのユニック廃車にするんだ

   だから荷物降ろして行こう」

 

私「おーなるほど

  分かりました

  じゃあ私は社長の車こっちまで移動させますねー」

 

社長「うん」

 

 

そして

 

 

社長の衝撃発言である

 

 

 

社長「あれ真ん中の軸みたいなのぼっきり折れてて

   走ってる途中で真っ二つに割れてもおかしくないんだよね」

 

私「・・・・・・・・・・・・・」

 

社長「鉄の軸がこうやって横向きに入ってんだけど

   もうその上の所ちょこっとしか繋がってないの!

   いつ折れてもおかしくないって言われちゃった!」

 

私「・・・・・・・・へぇ」

 

 

おい

 

 

てめぇ・・・

 

 

だったらあのユニックで練習させんじゃねぇよ!!!

 

 

私を殺す気かこんにゃろう!!!!!