黒猫のワルツ

そう 狂っているのです

 

皆様こんにちは

 

胃腸最弱の女!

それが私だLUKAでございます!!!

 

 

 

昨年は無職だったので

この時期にもうほんと

ほぼ毎日のように山へ行き

狂ったように落葉キノコを採っていた私

 

 

今年は働く私の代わりに

無職になった母が頑張って山へ入ってくれている

 

 

・・・ただね

 

 

落葉キノコの『総収穫量』とかそんなのはどうだっていいんですわ

 

そうじゃなくて

 

 

私が山に行きたいのーーーー!!!

 

 

という訳で今回は

土曜日が出勤だったので

唯一休みであった日曜日にいざ山へ!

 

この日は久々にソロ山ですね

 

春の山菜採りはほぼ一人で山へ入るんだけれど

秋の落葉キノコ採りは結構母や父が同行する事が多い

 

母は山やら畑やらを頑張り過ぎて

ちょっと膝が痛いらしいので

今回はソロ!

 

 

一人の時と

そうじゃない時の差はそれほどなくて

人海戦術が使えるか使えないくらいかのもん

 

後は

 

家を出る時間が違う

 

 

誰かが一緒に行く時は

午前中から家を出てさっさと終わらせる感じなんだけれど

一人の時はもう完全に午後になってから出かける事が多い

 

 

午前中の日の当たり方がね・・・

私の目にはあまりよろしくないんで

午後の日の当たり方の方が得意っていうのもあるし

 

後は単純に

 

せっかくの休日だからお昼まで寝ていたい!

 

 

この日

家を出たのは13時半

 

 

さーてやるぞー!

 

 

と思ったら

私がいつも入っているポイントに

既に2台の車が停まっていた

 

 

ふぅー

 

朝6時頃と

午後からの山は人が多くてなぁー・・・

 

 

ちょっと嫌だなぁー

という気持ちになりつつも山!

 

 

入ってすぐに

5人家族に遭遇

 

お父さんとお母さん(40代くらいかな)と

小学生くらいの子供3人

 

 

父「こんにちはー採れますか!?」

 

 

今来たばっかですから!

 

 

私「まだ今来たばかりで」

 

子供「わーーーー!」

子供「きのこーーーー!!!」

母「それ違う!」

子供「きゃーーーー!!!」

子供「ぎゃはははははは!!!」

 

 

やっべぇ・・・

 

このポイントはダメだ・・・

 

全然集中出来る気がしない・・・!

 

 

物凄い速度で草木をかき分けて

1番お気に入りのポイントから出た私

 

次は・・・

 

あそこか・・・

 

 

今度は中年女性2人組

 

 

中年1「どうですか!?ありますか!?」

 

 

挨拶も無しにいきなりかよ・・・

 

 

私「・・・こんにちはー」

 

中年2「ありました!!?」

 

私「まだ今来たばかりで」

 

中年1「そうなんですかー」

 

中年2「あっあった!!!」

 

中年1「あった!!!?」

 

中年2「やったーーー!!!」

 

 

・・・・・・・可愛いじゃん・・・

 

 

私がここで探すと

この人たちの収穫量が減りそう・・・

 

なんか可愛いから採らせてあげたい・・・

 

 

ポイントを変えよう・・・

 

 

3つ目のポイント!

 

ここは誰も居ない!

 

さー採るぞー!

 

 

はい!

 

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ここにも!

 

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右「おーーーーい!」

 

左「おーーーーーーーい!」

 

正面「はーーーーい!!!」

 

後ろ「おーーーーーーーーーい!!!」

 

 

いや・・・

 

 

右「おーーーーい!」

 

左「おーーーーーーーい!」

 

正面「はーーーーい!!!」

 

後ろ「おーーーーーーーーーい!!!」

 

 

あの

 

 

右「おーーーーい!」

 

左「おーーーーーーーい!」

 

正面「はーーーーい!!!」

 

後ろ「おーーーーーーーーーい!!!」

 

 

この山そこまで遭難気にするような山じゃねぇよ!!!?

 

うるっせぇわマジで!!!

 

 

何だかもう全然集中出来ず

山から急いで飛び出すと

 

先程まで自分の車を含めて3台しか停まっていなかった所に

6台もの車が停まっているではないか・・・!

 

 

なんだこれ!?

 

観光スポットじゃあるめぇし!

 

そりゃアホみてぇに人に遭遇するわな!

 

 

その後も

歩けば歩いた分だけ人に遭遇し

「ありましたか!?」

と袋を覗き込まれる始末

 

どうやら採れても1個2個程度止まりらしく

皆「本当に落葉キノコなんてあるの?」と疑心暗鬼で

採っている人が居るなら見てみてぇ!

みたいな感じになっているらしい

 

 

山へ入って30分

 

落ち着かねぇ落ち着かねぇ!

と思っていると

 

私の身体に異変が・・・

 

 

 

 

お腹痛い

 

 

もうほんと

ちょっとした事ですぐにお腹を下す私ですからね

 

周囲を子供たちが走り回り

(絶対きのこ踏みつけて歩いてやがる)

という気持ちになったり

 

あまりにも人と遭遇する率が高過ぎて

(ちっとも集中出来ねぇ)

と思ったり

 

「おーーーーい!」「おーーーーい!」「〇〇さぁぁぁーーーん!」

という叫び声が360度どの角度からも聞こえてきて

(うるせぇ!!!)

と思ったり

 

そういうのが影響したかどうかは分からない

 

 

分からないけれど

 

 

もうこりゃあかん!!!

 

脂汗が出るほどお腹痛い!!!

 

 

必死に我慢しようとしたけれど

お腹が痛くてこれっぽっちも集中出来ず

 

小走りで車へ戻った私は

山に一番近い拠点

 

セカンドハウス(実家)へ行った

 

 

バーン!ガシャンガタン!

 

母「え?」

 

ドタドタッ!バンッ!

 

父「なんだ」

 

私「おながいだいよぉおおおおおーーーー!!!」

 

父「・・・・・・・・ははははっ」

 

私「キノコどころじゃないよーーーー!!!」

 

 

ここから

 

実に1時間トイレから出られなかった私

 

お腹が落ち着く頃には

時刻は15時15分になっていた

 

ソファに転がって

お腹に毛布をぐるぐる巻きにして

苦しむ私

 

まだ痛い・・・

だけど山に行きたい・・・!

 

 

母「もう今日は無理でしょ」

 

父「諦めなさい」

 

私「・・・・・・・・・・・ぐったり」

 

 

せっかくの休日だから

ゆっくりキノコ採りしようと思ってたのにーーー!

 

ぐやじぃよぉおぉぅ!!!

 

 

もうこんな時間だし

今日は諦めるしかないの・・・?

 

どうせ戻ってもあの人数の多さだし

もうケツの穴痛いし・・・

 

 

15時半

 

 

無言で立ち上がった私

 

 

私「・・・まだ・・・舞える!」

 

母「は?」

 

私「私はまだ舞える!!!」

 

母「何言ってんの?」

 

私「もう一回行ってくるーーーーーー!!!」

 

母「狂ってる・・・」

 

 

確かに狂ってると自分でも思う・・・!

 

だけど私は山へ行かずにはいられないの!

 

 

だって

 

そこに

 

山があるから!!!!!!!!!

 

 

という訳で

恐ろしく人が多くて

皆が1~2個しか落葉キノコを採れていなかった中

 

ケツの穴の痛さに耐えながら頑張った本日の戦果は

 

 

こう!!!

 

 

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汚い物はそのまま残してきたので

綺麗な物が多いですね

 

ただ

今までで一番辛い落葉キノコ採りだった・・・

 

 

何が辛いって

精神攻撃が半端じゃなかったわ・・・!

 

何なんだあの

「採れてますか!?」

からの

「あらー凄い凄い上手上手~!」とか

「大したもんだ~」

って上から目線の中年ばばぁたちの発言は・・・

(私も充分中年)

 

 

舐めるな!!!

 

毎年どんだけ山に時間を費やしてると思ってんだ!

 

お前らみたいな

「ちょっとお散歩がてら来ました~」

みたいな服装の奴らに負けたら恥ずかしいだろうが!

 

 

 

お腹を壊してただでさえ体力を使い果たし

精神攻撃を喰らいまくって

ケツの穴から血が出ている私

 

実家へキノコを持って行き

塩水につけた後

 

そっこーで1時間ちょっと寝た

 

 

起きると

母がつぶやいた

 

 

母「フリーザー買う事にしたから」

 

 

えっ・・・

 

 

じゃあ・・・

 

 

 

それがいっぱいになるまでまた頑張らないとね!!!?