黒猫のワルツ

意識するから痛いんだ

 

皆様こんにちは

 

先日頂いたコメントを読んでから

会社のトイレを使う度にトイレの中にカメラが無いか

必死に探すようになってしまったLUKAでございます

 

 

トイレ掃除やってるの社長なんだよねぇ・・・!

 

何でか「トイレ掃除くらい私がやります」って言っても

トイレだけは頑なに人にやらせようとしない辺りが

不気味で仕方ねぇわ・・・!

 

 

 

先日

会社帰りにスーパーやら薬局やらでお買い物をし

最後にコンビニへ向けて車を走らせていた私

 

その日はとてつもなく天気が荒れていて

雪が降り続いていた

 

 

あぁ・・・

ついに北海道も本格的な冬到来かぁ

これからは頻繁にこういう天気になるんだろうなぁ

 

冬も冬で楽しもうと思えば楽しめるんだけれど

山で山菜採りをするのが好きな私にとっては

冬はまるで地獄のような季節である

 

1年が春と秋の往復だったら素敵なのに・・・

 

 

道行く人々は

誰も彼もが身をちぢこまらせて

小走りのような状態で足早に歩いている

 

どうしてこんなに寒いんだろうね・・・

私もそろそろがっつり防寒出来る

除雪用のジャンバーを出しておかないと・・・

 

 

コンビニに到着し

車を停めてコンビニの入り口に向かっていると

 

バス停の方からやって来た親子に遭遇した

 

 

お母さんは私と同じくらいの年齢に見え

そのお母さんと手を繋いでいる女の子は

まだ小学校低学年くらいのように見える

 

2人で仲良くお喋りをしながら

コンビニの入り口に向かって向かいから歩いてくる

 

 

微笑ましいなぁ

 

 

私も幼少の頃

仕事から帰って来る母を迎えにバス停まで走り

バス停から一緒に歩いて家へ帰ったりしてたっけ

 

あの頃は少しでも母と一緒に居たかったのかもしれない

 

実際

私が母を独り占め出来る時間なんてものは

私が母を迎えにバス停へ行き

そこから家に帰るまでの短い間だけだったもの

 

 

楽しそうに歩いている親子を見ると

何というかこう・・・

胸がほっこりするような気がする

 

 

 

私よりも先にコンビニの入り口に到着した親子

 

 

お母さんがドアを押して先に入り

ドアを開けて少女が入るのを待つ

 

少女が一歩

 

コンビニの中に向けて足を進めた

 

 

あっ!!!

 

そこは・・・!!!

 

 

次の瞬間

 

少女の右足がズルンッ!と滑って

それと同時に左足も滑った

 

 

雪が積もった鉄の部分踏んだからぁぁぁぁーーー!

 

 

後ろからそれを見ていた私は

少女がそこを踏むと分かっていた事もあり

かなり反応が早かった

 

 

素早く両手を差し出し

 

横向きに勢いよく倒れていく少女の頭の右側に右手!

 

左手は少女の左脇から前まで突っ込んで抱えるぅ!!!

 

 

うぉおおおおおおおおおおおおーーー!!!

 

間に合え私の両手ぇぇぇええ!!!

 

 

 

そして次の瞬間

 

 

 

ゴッ!!!!!!!!!

 

 

 

少女の頭と

閉まっているドアに

私の右手が強烈に挟まれた

 

 

 

うぉぉおおいっだぁぁぁぁーーーーーっ!!!

 

 

お母さん「あぁぁっ!!!

     (多分驚きの悲鳴)」

 

私「んなぁぁぁーーーーっ!

  (痛みの悲鳴)」

 

 

少女は

びっくりしたのか何が起きたのか分からないのか

放心状態で

私の左手に身体を支えられて斜めに傾き

若干浮いたような状態になったまま止まっている

 

そこへお母さんが両手を差し出し

少女を助け起こす

 

 

お母さん「すみません!ありがとうございます!

     もぉーーーそこ滑る所だから!

     踏んだら転ぶからぁー!」

 

少女「・・・・・・・・・」

 

お母さん「大丈夫なの!?

     痛い所ないの!!!?」

 

 

あの

 

右手が痛いです・・・!!!

 

 

右手の甲をがっつりとドアの角の部分にぶつけたらしく

(折れたんじゃないの・・・?)

って本気で不安になるほど痛い!

 

小指をタンスの角のぶつけた時と同じくらい痛い!

 

 

左手の方が先に少女に届いていたら

右手へのダメージをもうちょっと抑えられたはずだったけれど

私が少女の位置から斜め右後ろに居たのが仇になった・・・!

 

右手が先についちゃったばっかりに・・・!!!

 

 

少女「・・・・・・・・・・」

 

お母さん「なに!びっくりしたの!? 

     ほらお姉さんにありがとうしなさい!

     あんたが転ばないように

     後ろからだっこしてくれたんだよ!」

 

 

振り返った少女は

 

恐ろしく怯えた表情だった

 

 

怖かったんだねぇーーーー!!?

 

いきなり両足滑ったもんねぇ!

そりゃーびっくりしたし怖かったろうねぇ!

そうだよねぇ!?

 

 

でも私はね

 

それより何より

 

 

痛い!!!

 

 

今すぐ右手の甲を全力でゴリゴリ撫でたいし

状況を確認したいんだけれど

そんな事をしたら

ぶつけたという事がお母さんにバレて

気を遣わせてしまうかもしれない・・・!

 

そう思ったら

痛いのをひたすら我慢するしかない

 

指を動かすだけで手の甲の骨の辺りが痛い・・・

 

何これ・・・痛いよぅ

 

 

でも

この私の右手が犠牲にならなかったら

あのドアの角にぶつかっていたのは

少女の側頭部だったのだ

 

 

これでよかった・・・!

 

これでよかったんだ・・・!!!

 

 

あんな勢いで鉄製のドアの角になんて頭ぶつけたら大変だった!

 

 

少女「ありがとー」

 

私「ケガしなくてよかったねぇ・・・!

  (必死に我慢中)」

 

お母さん「ほんとだよー!

     あの銀色の所は滑るから踏んだらダメ!

     分かったの!?

     本当に痛い所無いんだね?」

 

 

いや痛い所あります

右手の甲が痛いです

 

 

お母さん「大丈夫なんだね?」

 

 

だいじょばない!!!

 

ママァァァ!

 

痛いよぉおおおおおおおお!!!

 

 

 

痛い

 

だけど

買い物中も非常に近くに親子が居たので

右手の状況を確認する事も

ゴリゴリ撫でる事も出来なかった

(絶対アザになるからゴリゴリしておきたかった)

 

 

こうしてやせ我慢をした私は

 

 

車に乗り込んで

少し走った所でようやくやせ我慢をやめた

 

 

 

私「いったいわぁぁああああ!!!

  なんだもー折れたかと思ったマジでぇぇえ!」

 

 

ようやく全力で右手の甲を

左手でゴリッゴリする私

 

 

 

これ絶対凄いアザになるやつじゃん!

 

ちくしょう!

ブログ書いてても指を動かすとものすごく痛い!

中指と薬指動かすとビシビシくるわぁ!

 

 

 

ただ

 

この後ゲームをやった時は

 

 

痛みを忘れて夢中でやっていた

 

 

ねぇ・・・本当に痛いの私・・・!!!?