黒猫のワルツ

でも良い会社なんだよ・・・?

 

皆様こんにちは

 

これまで

数々のブラック企業を渡り歩いてきたLUKAでございます

 

 

あの

ブラック企業を擁護するようなつもりは

これっぽっちも無いんだけれど

 

正直さ

 

ブラック企業にも良い所っていっぱいあると思うんですよ

 

ブラック故の良さ!みたいな

 

 

若い世代の人たちらしたら

何を言っているか分からないと思うんだけれど

 

パワハラも悪い事ばかりじゃなかったと私は思っている

 

世の中には

「優しく言われているだけじゃ伝わらない人」

とかもたくさん居ると思うんですよ

 

若い頃にきつく言われたからこそ

今立派になった人だって間違いなく居る

 

 

もちろん私も

今でいうパワハラを受けまくって生きてきた人間だけれど

そんな私だから言える事がある

 

 

『人格(プライド)は

 一度がっつりへし折られた方が良い』

 

 

『実力が伴わないくせにやたら自分が出来るつもりでいる』

『自分のことは棚に上げて人の事を言う』

みたいなのは

人格(プライド)をへし折られていたら

絶対やらない行為だと思うんですよね

 

「お前は全く使い物にならない

 現時点ではお前が居る事で

 お前に仕事を教えている人間の手が止まって

 マイナス1人分にしかならん!

 教えられた事を出来るなんて胸を張って言える事じゃない!

 自分の頭で考えてより良い方法を発案して動けるようになって

 ようやく一人前なんだぞ!」

 

みたいなさ

そういうのを叩きこんだ方が良いと思うんだよ

 

「働いてやっている」

って謎の意識をまず木っ端微塵にぶっ潰した方が良いと思う!

 

 

セクハラとモラハラは何だろう・・・

時と場合と限度にもよると思うんだけれど

お互いをよく知る為には時には

そういう話題になってしまう事もあると思うんですよね

 

だから

受け手側もあまり過敏にならずに

適当にいなすくらいの心構えみたいな物を

備えていた方が良い気がする

 

 

まぁ

 

はっきり言ってしまえば

 

そういうのを過剰に嫌う人からしたら

 

「仕事をする上でお互いをより知る必要なんてねぇわ!」

 

って事なんだって分かってるけど!!!

 

 

後は

労働時間やら休日に関するブラックさもあるよね

 

私は割と「しっかり稼ぎたい」というタイプなので

ここのブラックさは程々で良いと思ってる

 

稼ぎたい人は頑張って働いて

稼ぎたくない人は頑張らないスタイルで

線引きが出来るような仕組みだったら

それはそれで良いんじゃなかろうか

 

皆が嫌がるのは

頑張らない人に頑張っている人が足を引っ張られる

って状況なんだと思う

 

足を引っ張られても何しても

会社がそこらへんを上手に区別して

それなりの報酬が与えられていれば

あまり文句を言う人も居ないんじゃないでしょうかね

 

 

ってなわけで

私はブラック企業を渡り歩いてきたけれど

別に上述のようなブラックさで嫌気が差すタイプではない

 

 

何か色々な部分が狂っていて

それを改善出来るような能力を持つ人が

適切なポジションに居ないし

今後もそれを見込めないから改善される見通しが無いな

って感じた時に辞めるくらいで

それ以外は全部許容の範囲内だ

 

 

でもそうやって

悪化の一途を辿る雰囲気の会社を辞めて転職した所で

 

私が行きつく先はやっぱりブラック企業

 

ホワイト企業なんて本当にこの世に存在しているんだろうか・・・

都市伝説というやつなのでは・・・?

 

 

今の会社ももちろん

パワハラモラハラ・セクハラの温床で

残業しても残業なんて無かった事になるし

休憩なんて入れていないのに入った事にされるし

現場の人たちなんて

仕事が無くて休むように会社から指示されたのに

ゴリゴリ有給を削られて行く始末だ

 

経営者の親族一同は

毎日のように社員たちの悪口を言ったり

社員を罵っている

 

 

狂っている

 

 

・・・なんだけど

 

 

それらを覆すくらいの良い部分もあるから困っちゃう

 

 

例えばなんだけれど

 

・体調を崩した一人暮らしの社員に差し入れをする

・たまに全社員に食品の配給を行う(野菜とか米とか!)

・イベントがあると料理を配布する

 

こんなのがあるんですよ・・・!

 

今年は来週の途中までで仕事納めなんだけれど

その年内最終出勤日には

 

寿司・オードブル・チキン(大体3~4人前)

 

これが配布されるらしい

 

 

更には

会社はお昼まで皆でお掃除をするだけにして

お昼には出前のお蕎麦を皆で食べて帰る!

 

すげー年末っぽい!!!

 

 

なんかこういうのって良くないですか?

 

若い頃だったら

「慣れ合い辛い・・・」

って思ってたかもしれないけれど

私も歳を取ったんですかね・・・

 

ちょっとこういうのほっこりしちゃう・・・

 

 

普段はおかしな事ばかりだけれど

こういう所があるから憎めないんだよなぁ・・・

 

 

 

そんな先日の事

 

私が休憩を終えて

家から会社へ戻ろうとした所

 

ホワイトアウト状態に遭遇した

 

 

ものっすごい吹雪で10メートル先も見えない!!!

 

前を走っている車のブレーキランプが

かろうじて赤く光って見える程度!

 

 

どうにかこうにか会社の駐車場に到着したけれど

正直びびっていた

 

会社まで歩いている途中で

遭難するのではなかろうか・・・

 

 

上着のフードを被ってぎゅっと紐を絞って

運転席のドアを開けて外に出た

 

その瞬間

顔面が一瞬で雪まみれになる

 

 

うぉおおおおおーーーー寒いぃぃ!!!

 

 

死んでしまうぅーーーー!!!

 

 

 

その時

 

すぐ近くから車のクラクションの音が聞こえた

 

 

プッ!!!

 

 

ラクションの音がした方を見ると

かすかに一台の車がライトをつけた状態で

こちらを向いて停まっているのが見える

 

 

め・・・目が開けられなくてよく見えない・・・!

 

誰なんだ・・・!?

 

そして何故ここに・・・!!!?

 

 

暴風に背中を押されるように

よたよたとそっちに近付くと

そこには

作業員さんのバンが・・・!!!

 

 

作業員1「早く乗れ!」

 

 

作業員さんがバンの後ろのドアを開けて

私を中に誘導してくれた

 

 

私「ど・・・どうしてここに!」

 

作業員1「いいから早く!閉めるぞ!」

 

 

バンの後ろに転がるように乗り込むと

同じく後ろに乗っていた作業員さんがドアを閉めてくれた

 

 

作業員2「そろそろルカさん休憩から戻るけど

     この状態だから迎えに行った方が良いんじゃないか

     って話してたんだよ!」

 

作業員1「こんな中歩いたら遭難するもんなぁ!」

 

 

えぇぇーーー!!!?

 

わざわざ私を迎えに来てくれたって事!!!?

 

 

マジかよ・・・!

 

 

しかも

こうやって迎えに来てくれたのは今回が初めてじゃない

 

会社から駐車場までの道のりを

「乗って行きな!」

と乗せてくれる作業員さんもたくさん居るし

 

駐車場から会社までの道のりを

「乗って行きな!」

と乗せてくれる作業員さんもたくさん居る

 

まともさんに至っては

「駐車場まで歩くの面倒だろうから

 会社の車で駐車場行って乗り換えればいいじゃん」

とまで言ってくれている

 

 

めっちゃ良い人たちばっかじゃん!

 

 

バンの方向を変えていると

そこへ社長の車も到着

 

 

作業員2「社長も迎えに来たんじゃね?

     お疲れーっす!」

 

社長「もしかしてルカさん居る!!?」

 

作業員2「乗せました!」

 

社長「あ!そうなんだ!

   それならいい!ありがとう!!!」

 

 

えぇーーーーマジかぁ!

 

どんだけー!!!?

 

 

 

この日

 

給料明細を貰った私は

 

自分のした残業がまた全て無かった事にされている

という事に気付いた

 

 

・・・・・・代償が大きいんだよなぁ・・・!!!!!!!