黒猫のワルツ

どこかで頭でもぶつけたのだろうか

 

皆様こんにちは

 

極寒の北海道在住のLUKAでございます

 

 

さっみぃーーーー!!!

 

ほんっとしばれるわぁー!

雪投げも手がしゃっこいし身体こわいわぁー!!!

 

 

とまぁ

方言で始まった訳なんですが

 

先日

そんな寒い社内のストーブの前で

まともさんから貰ったミカンを2人で食べていた時の事

 

 

まとも「うちの下の子

    小学校上がったんだけど

    どこの塾入れようかと思っててさー」

 

 

『うちの下の子』・・・?

 

社長との間に出来た子供(小学5年生くらいに見える)が

最低でも1人は居るのを知っているし

社内に息子が1人居るでしょう・・・?

 

先日社長が「一番上の子はうちに近寄りもしない」と言っていたので

更にもう1人

すっかり家を出ている成人した子供が居る事も発覚した

 

何だか知らないけれど

最近会社に連れて来ている幼い女の子も

一体どういう関係なのか分からず動揺していたけれど

その子の話をしているのだろうか・・・?

 

マジで一体何人子供居るんだ・・・?

 

 

まとも「ルカさんて子供の頃塾とか行ってた?」

 

私「私は

  随分たくさんの塾に通わされましたが

  どこもあまり長続きしませんでしたね・・・」

 

まとも「わーそうなんだぁー

    え?何が気に入らなかったの?」

 

私「何でしょうね・・・?

  子供の頃から歩くのが嫌いだったので

  徒歩10分以上の所は基本的に嫌だった気がします」

 

まとも「え!?そこ!?

    そこで選んでたの!?」

 

私「・・・・・・・・・・・」

 

 

お・・・お恥ずかしい・・・

 

 

私「なので

  送迎バス付の所は随分長く通いましたね

  小学生の頃から5年くらい通っていた気がします」

 

まとも「えー送迎バス付とか高そう!」

 

私「今もある塾で

  〇〇って塾ですよ」

 

まとも「あ・・・それ前にも聞いたっけ

    月謝高い所だ!って話した気がする

    あれでしょ?

    ボーイスカウトもやってる所でしょ?」

 

 

え?

 

そうなの?

 

 

私「そうなんですか?

  私は英語しか習ってなかったと思うんですけど」

 

まとも「ルカさんの時代でもう英語習ってたの!?」

 

私「あーそう言われてみればそうですねぇ

  当時はまだ習っている子は少なかったですね」

 

まとも「あそこの塾って昔っから

    めっちゃ優秀って話題だったんだよね

    先生外国人じゃなかった?」

 

私「あぁ!そうです!

  外国人の先生と日本人の先生が3人居ました!」

 

まとも「多分ルカさんが通ってた時の外国人の先生

    今凄い人になってるよ

    ひっぱりだこみたいな感じで有名なの

    〇△さんって名前じゃなかった?

    ただ昔っからめっちゃ高いんだよねぇ

    あそこには通わせらんないなぁ・・・」

 

 

え!?そうなの!!!?

 

そう!

確かそんな名前だった!

 

マジか!

 

私英才教育受けてたって事!?

 

 

・・・そうだよな・・・

 

当時から「あそこは高い」「頭金だけでもすごい額だ」

みたいな事言われてる所でも

母は私を通わせようとして頭金払ってた記憶がある・・・

 

す・・・すまねぇ母・・・

そんな塾を一回しか行かずに終わったりしてすまん・・・

 

最終的に塾は諦めて

家庭教師までつけてくれたのに

その家庭教師ですらも

「隣でガツガツ物食いやがって気に入らねぇ!」

とか言って断ったりしちゃったなぁ・・・!

 

しかも

家庭教師が来るたび母

ケーキとか用意して出してたっけ・・・

 

物凄い罪悪感が芽生えてきた・・・

 

 

まとも「あそこってボーイスカウトとセットなんでしょ?」

 

私「え?」

 

まとも「勉強がメインだけど

    自然の中で色々やったりするのも

    組み込まれてるんでしょ?」

 

私「・・・・・・・・・・え?

  そうなんですか?」

 

まとも「え?昔は違ったの?」

 

 

わ・・・分からない・・・

 

あまり記憶にない・・・!

 

 

あの塾の事で覚えているのは

同じ教室の中で大体同年代の子供たちが

ごちゃ混ぜで勉強をやるスタイルで

なのに何故だかとにかく皆が仲良しだったのと

 

先生のうちの一人が

『翌日のコニーちゃんのじゃかじゃかじゃんけんで

 コニーちゃんが出す手を強制的に教えてくる』

というネタバレみたいな腹立たしい行為くらいである

 

なんで前日から分かってるんだよ・・・!

 

お前一体何者なんだよ・・・!!!

 

 

 

その数日後

実家へ行った私は

母に聞いてみた

 

 

私「私が通ってた〇〇って塾

  ボーイスカウトもやってたの?」

 

母「・・・・・・・・・あ?

  あーそうだったかもね・・・

  多分そうだったわ」

 

私「へぇそうなんだ!」

 

母「そうだそうだ

  あそこはむしろそれが売りみたいな感じで

  よくあんたもバスに乗って色んな所行ってたわ」

 

 

・・・・・・・・・え?

 

は???

 

 

私「え?私が?」

 

母「覚えてないの?」

 

 

覚えてない!

 

 

母「山に行ったり川に行ったり

  畑に行ったりしてたんじゃないか」

 

私「・・・・・・・・・・・・・」

 

 

・・・・・・・あれ?

 

 

私「私ってさぁ

  子供の頃じゃがいも堀りとかした記憶あんの」

 

母「へぇ」

 

私「あれって学校行事だったと思ってたけど

  もしかして違う?」

 

母「あ

  それ違うかも

  多分あそこの塾で行ってるわあんた」

 

私「!!!!!!

  山で飯盒使ってご飯炊いたり

  火おこしやったりした記憶もあるんだけど

  あれも学校じゃなかったのかなぁ!?」

 

母「違うんじゃない?

  学校で行くとしたら炊事遠足とかでしょ?

  そんなので火おこしなんてしないんじゃない?

  ・・・え?あんた火おこしなんてやったの?」

 

私「拾った木で棒作って

  紐つけて拾った板とか木にシャッシャッってやって

  拾ったわら使って火おこしすんの」

 

母「学校ではそこまでやらないでしょ!!!」

 

 

確かに!!!?

 

 

 

えぇーーー衝撃事実発覚!!!

 

 

そうなんですよね

 

私にはちょっと訳の分からない記憶がたくさんあったんですよ

 

学校で行った場所だったり

学校行事の中でやった事にしては

やけにこだわりというか・・・

本格的過ぎるアウトドア知識満載の記憶があったんだけれど

ただそれが『本当に学校の皆と行ったのか』みたいなのが

非常に曖昧だった

 

バス一台で行ったような記憶があるけれど

これが学校の皆で行ったものだったら

恐らくバス一台でなんか間に合わなかったはずだし

 

じゃがいも堀りだって

十数名程度でやっていたような気がしているし

その場に居たのは

何となく女子が多かった気がしていた

 

もし学校行事だったとしたら

私の周り居るのは女子ではなくて男子だったはずなのだ

 

女子からめっちゃ嫌われてたから!!!

(取った虫あげようとしたりするから)

 

 

火おこしについても

「学校の皆で山に行ってやった」

と思い込んでいたけれど

 

小学校低学年で行った炊事遠足の記憶がしっかり残っていて

その中で私は

「固形燃料」を使ってカレーを作っていた

 

そんなに何度も炊事遠足をやると思えないし

固形燃料を使うなら火おこしなんて必要ないだろ

って話にもなってくるし

 

学校で行った炊事遠足は

綺麗に整備された公園で行われたり

海水浴場で行われていた

 

対して

記憶に残っている火おこしまでやった山は

 

・・・マジもんの山だった

 

学校で選ぶような場所じゃない

 

 

こんな具合に

色々と記憶が曖昧で

どうにもこうにも辻褄が合わない状態だった

 

 

だけど

 

もしかして私

 

 

ボーイスカウト的な事やってたんですか!!!?

 

 

私「びっくりなんだけど・・・

  私ボーイスカウト的な事やってたんですか・・・?」

 

母「本当のボーイスカウトではなかったけど

  なんか似たような事してたはずだわ

  多分そういうのがあったからあんたも続いたんじゃない?」

 

 

そりゃ続くわ!!!

 

単純に

「家の前まで来てくれる送迎バスが楽だったから」

だと思っていたけれど

 

完全に私の趣味と一致する遊びを用意されていたから

長く続いただけだったのか・・・!

 

 

なのに

その記憶がすっぽり抜けているってどういう事なの

 

 

あぁーそうかぁ・・・!

そういう体験を一緒にしていたから

あの塾の生徒たちは皆やたらと仲が良かったのか・・・!

 

いまだに名前も顔も覚えてる子いるもんなぁ!

 

・・・学校で同じクラスだった子は

ほぼ名前も顔も覚えちゃいないのに・・・

 

 

私「だから私妙に山とかで遊ぶ時の知識

  しっかりしてんのか!

  誰に習ったんだろうってずっと不思議だったんだよ!」

 

母「あたしもすっかり忘れてたわ

  そうだあの塾はそういう塾だった」

 

 

なるほどなぁー!

 

そうかぁー

なんか中学生くらいまでが対象

みたいな感じの塾だったからそのあたりで辞めたけど

めちゃくちゃ私にぴったりな塾を

高い月謝を払って行かせてくれてたんだなぁー!

 

ありがとう母ちゃん!!!

 

 

お陰で私

 

 

私「習ってた英語の文法とかはほぼ何も頭に残ってないけど

  山遊びとサバイバルの知識だけが残ったわ」

 

母「そういうつもりで行かせてたわけじゃない」

 

 

なんか

 

 

マジでごめんんんんんん!!!!!!!!!