皆優しいから辛い

皆様こんにちは

本当はとてつもない人見知りなのに

回転寿司屋で無理矢理矯正されて

表向きは愛想がよくなったＬＵＫＡでございます

きっと皆そうだよね！？

自分が人見知りなのにうっかり接客業とかに就いちゃった人は

辞めて違う職種を選ぶか

それでも続ける道を選んだ人は

誰しもそういう運命を辿って

私生活になると途端に人見知り発揮したりするもんだよね！？

という訳で私

今の会社に入社して

集金業務やらその他諸々の外に出る仕事をするようになって

めちゃくちゃ昔の知り合いに遭遇しております

一番多いのはやっぱりお寿司屋さん時代の

常連のお客さん

ここの層の人たちは私にとって特別な存在で

寿司屋時代って私

まだ高校生とかの頃から８年くらい続けていたので

長いお付き合いのお客さんが多かったんですよ

相手からしたら

私は娘さんや息子さんとかお孫さんの年齢と同じくらいだったりして

とてつもなく可愛がってもらっていた

お土産や差し入れはもちろんの事

優しい声もたくさんかけてくれていて

今でいう私にとってのブログの読者様みたいな感じ

休みなしで毎日出勤している所や

酔っ払いクレーマーに絡まれている所や

アホみたいに忙しい中で死にそうになりながら走っている所を

いつだって優しく見守ってくれていた人たち

なので

寿司屋を退職してからも

色々な所で顔を合わせては会話をする機会も多かったのが

この層の人たちだったりもする

ルカ家はあまり親戚付き合いが無い家なんだけれど

私にとってはこの人たち皆が親戚みたいなもんですね

本当の親戚よりも圧倒的に私の事をよく知り

私の事を気にかけてくれちゃう

いつだって顔を合わせれば私の近況を聞いて

親身になってアドバイスをくれたり

時には「うちの会社に来るかい？」なんて声をかけてくれたり

「うちの息子はどうだい？」なんて声をかけてくれたり

最近だと他の所へ依頼しようとしていた仕事を

うちに頼んだりしてくれる

次に顔を合わせる機会が増えたのが

ガラス工房時代に仕事の関係で知り合った方々

ここは年配の男性が圧倒的に多いんだけれど

決まって口を揃えて言うのがこれ

「そこの会社大変だって聞いたけど大丈夫なのかい？」

まるで心配してくれているかのようだけれど

結局この人たちが最終的に言いたいのは

「辛かったらうちの会社来なよ

　色々出来る人欲しいんだよねぇ！」

こう！！！

私の事を気にかけているようで実はそうじゃないパターン！

私をこき使う気満々！

やだ！

更にその次に顔を合わせる機会が増えたのが

かつて一緒に働いていた事がある人たち

ここは今まで滅多に顔を合わせる事が無かった

まぁ・・・

出来れば自分が辞めた

もしくは相手が辞めたという関係性である以上

あまりっ顔を合わせたくない相手ではある

ちょっと気まずいじゃん

とまぁこんな具合に

今の会社での業務の性質上

とにもかくにも顔見知りに遭遇する機会が多い

一番多い寿司屋時代の常連さんに会えた時は

私もめちゃくちゃ饒舌になるし

凄く嬉しいんだけれど

それ以外の人との再会はあまり嬉しくはない

何となく気まずい

そして

寿司屋時代の常連さんに会う率が増えて

私は久しぶりに

こういうジャンルの質問と責めに

本気でたじたじ

奥さん「も～いい加減結婚したでしょう！？」

旦那さん「やーめなさいそんな聞き方！」

私「・・・あぅっ・・・・・・・えっと」

奥さん「まだなの！！！？

　　　　どーーーしてなのー！！！

　　　　ルカちゃんなら絶対幸せになれるから！」

私「あっ・・・あぅあぁ・・・あのぅ」

旦那さん「いやー俺はてっきり

　　　　　〇〇君（寿司屋時代の同期）と

　　　　　結婚すると思ってたんだけどなぁ

　　　　　あの当時付き合ってんじゃないかと思ってたしなぁ」

彼は最近

４人の子持ちの女性と結婚してパパになりました

そして

私は彼の仕事ぶりに毎日イライラしていて

裏では頻繁にヤキを入れていました・・・

奥さん「いやいや！あたしは絶対店長さんとだと思ってた！」

あの人は一度結婚したけど

浮気がバレて全てを失いました

奥さん「どっかに良い人居ないの！？

　　　　どうしてもだめなの！？

　　　　結婚しなくてもいいって言う人も居るけどねぇ！

　　　　やっぱり一人だと色々と大変な事も多いのよ・・・！？

　　　　今はそれで幸せでも

　　　　年を取ってきてから寂しくなっても遅い場合もあるのよ！」

肩に優しく手を置いて

恐ろしく心の底から心配そうな目で見つめられる

そう

本当の親戚だとさ

こういう質問も責めも

なんだかんだ

「テンプレートだから」

みたいな雰囲気を感じるんですよ

「３０代になっても結婚していない奴にはこう言ってやれ！」

みたいな

だけど

寿司屋時代の常連さんにこの質問と責めを受けると

私がいまだかつてないほどたじたじになるのは

心の底から心配されているからである

めっちゃ本気で私を説得してくる

先週会った寿司屋の常連だったお婆ちゃんは

ちょっと目をうるうるさせて心配していた

「あんた頑張ってたから

　なんとかして幸せになってもらいたいんだけどねぇ・・・！」

って言われて

こっちが泣きたくなった

すまねぇ！

なんともならねぇんだ・・・！

多分

１６歳から寿司屋で働いて

月に数度とか

多い人だと週一とかの頻度で顔を合わせていた私が

２４歳とかになるまで見守ってくれていた人たちだから

何かこう・・・

私に対してすごく思い入れみたいなものがあるんでしょうね

いや！

私もあるよ！？

思い入れめっちゃある！

クソみたいな酔っ払いのお客さんにホールで土下座させられて

すげー辛かった時とかにも優しく声かけてくれて

何度も救われてたから！

だから寿司屋に居た時から皆が私に言っていた

「幸せな結婚をして子供抱えてる所見たい」

っていうのを叶えてあげたいって思うんだよ！！！？

だけど

出来ねぇもんは出来ねぇんだ・・・！

しかも私

もう高齢出産になっちゃうし！！！？

若い頃から私を見ていた皆さんからしたら

私はまだまだ若くて可愛いあの頃の私なんでしょうけど

実年齢は３７歳なんすよ・・・！

肉体的な面で考えても不可になってきてるんだわ・・・！

こういう時

嘘でもいいから

「いやー今交際している相手と結婚しようと思っててー！」

とか言えたらいいんだけれど

・・・嘘つけないんだよね・・・私・・・

しかも相手が本気で私を心配してくれているだけに

絶対嘘ついちゃいけない気もしている

私「わ・・・私

　　結婚向いてないっぽくて・・・」

旦那さん「そんなこたぁ無いと思うんだけどなぁ・・・！」

奥さん「働き者だから旦那さん幸せになれるよ！」

え？

それ私は幸せになれます？？？

 旦那さん「紹介するって言ってもなぁ

　　　　　今の若い奴は根性無しばっかりだしなぁ・・・」

奥さん「紹介とかじゃなくてね

　　　　やっぱり合う合わないあるから

　　　　自分で見つけた人と幸せになって欲しいのよね」

見つからないよ・・・

だって

私自身が異性に興味ないんだもの・・・

奥さん「ルカちゃんはねぇ

　　　　芯が通っててちょっと気が強い所もあるから

　　　　少し弱いくらいの人が良いと思うんだけどねぇ」

私「・・・・・・・・あの」

奥さん「どうしたの？？」

私「気が強い女性が好きで

　　きつい事を言われたいタイプの

　　変わった男性からばかり好かれて

　　何となく気持ち悪いアピールばかりされるのは

　　どうしたらいいんでしょうか？」

旦那さん「・・・・・・・・・ぶはっ！

　　　　　それはまずいな！！！

　　　　　まずいけど・・・分かる気がするな！」

奥さん「あぁぁっ・・・なんか想像したらわかる気がする・・・！

　　　　そうかぁ・・・そういう事もあるのかぁ！」

ここ十数年むしろそういう事しかねぇんだが

そして

こういう私の逆質問にも

本気で考えて答えてくれようとする夫婦

奥さん「やめてくださいタイプじゃないです！

 　　　　って言っても・・・嬉しくなっちゃうの？」

旦那さん「そういう人居るよね」

奥さん「じゃあそういうのってどうやって断るの？」

旦那さん「いやぁ・・・だからそういう変なのが

　　　　　変な行動出て犯罪とかになるんじゃないのかね・・・」

奥さん「どうやって断るのが正解なのか

　　　　それじゃ分からないじゃない」

私「・・・・・・・・・・・」

奥さん「ところで

　　　　今の職場は良い所なの？

　　　　続けていけそう？？」

私「・・・・・・・・・・・・（ニコッ！）」

旦那さん「・・・結婚相手と転職先探しか・・・」

奥さん「どーーーしてルカちゃんはいっつもいっつも

　　　　仕事に恵まれないんだろーーー！」

私が聞きてぇよ！！！！！！！！！