黒猫のワルツ

寝違いも治りが悪い

 

皆様こんにちは

 

帰宅してすぐに実家の母に

「雪かき手伝いに行こうか?」

という電話をかけながら制服を脱いでいた時に

 

ふと鏡に目がいき

 

 

自分の肩の筋肉が

まるで格闘漫画に出てくるキャラクターのようにごっつい事に気付き

思わず母が喋っているのを遮って

 

「私の肩気持ち悪っ!!!」

 

と叫んだLUKAでございます

 

 

こう・・・

あんまり裸に近い状態で鏡の前に立つ事って無いじゃないですか・・・!?

 

よっぽど自分が(あるいは自分の身体が)好きな人くらいしか

そんな状態で頻繁に鏡の前に立つ事って無いと思う

 

だから気付かなかった

 

 

私の肩

 

物を持った状態で腕を上げると

まるで岩石がくっついたみたいな肩になるんだ・・・!!?

 

 

ここ数年筋トレだって

気が向いた時にくらいしかやらないのに

どうしてこんな事に・・・!

 

 

 

さて

そんな事務員のくせに豪肩な私ではありますが

 

関節の弱さが気になって仕方ないお年頃

 

 

若い頃は

どんな身体の動かし方をしても

それほど問題になるような事は無かったんだけれど

 

 

ここ数年

 

 

ちょっとおかしな身体の動かし方をしただけで

関節がやられて一か月くらい痛みが残ったりするようになった

 

いや・・・!違うな!?

『ちょっとおかしな身体の動かし方をしただけで』

って嘘だわ!

 

『ただ普通に身体を動かしただけでも』

だわ!

 

そうなのよ!

先々月辺りに

ただ車のハンドルを切っただけで

左肩がコキュッとなって

 

そこから2~3週間の間

ちょっと動かしただけで首まで痛みが走るくらい酷い事になった

 

こんな事20代の頃は無かった!

 

 

・・・グルコサミンを飲むには

まだ早い年齢のような気がするんだけどな・・・

 

 

昔っから

お年寄りが辛そうに荷物を持っているのを見るだけで

(あぁ・・・!いつかは自分もこうなるんだ・・・!

 切ない・・・!

 きっと腰も肩も膝も痛かろうなぁ・・・!?

 大丈夫か!?手を貸そうか!?)

とやたらと感情移入してしまう事が多かった私

 

多分一般的な若い人は

ここまで考えないと思う

 

(あら大変そうね)

くらいのもんじゃなかろうか

 

 

そんな私が先日

 

仕事の休憩時間に自宅に向けて車を走らせていた時の事

 

 

その日は

それまで道路に降り積もった雪が溶けつつも

うっすら凍るような気温

 

 そして雪が降っていた

 

 

これって物凄く滑りやすいんですよね・・・

 

 

氷の表面に水の粘膜が張っている

ってだけでも滑るのに

その上にふわぁっと雪が積もっているから

更に滑る

 

 

車を走らせて3分

 

 

民家に向かってなだらかな傾斜がある歩道を歩いていた

40代くらいの女性が

 

 

ツルンッ!と滑って両足が上がり

ドーーーン!という音が響いてきそうな勢いで尻もちをつき

 

更にそこから民家の方に向かって滑って行き

すぐ近くの民家の前に停められている車の下に

下半身がスポーン!と入り

 

車のタイヤに恐らく横っ腹をぶつけた

 

 

いったぁぁぁぁーーーい!!!

 

 

後ろから車が来ていない事を確認し

その女性の近くに車を停車させた私

 

やばそうだったら助けないと・・・!

 

 

女性は

仰向けで車の下に入り込んだ状態だったが

その場でゴロンとうつ伏せになり

 

ずりずりと両手を使って歩道に這って戻ってきて

 

 

そこで力尽きた

 

 

ベタッ!と歩道に張り付いたまま

動かなくなった女性

 

 

だ・・・大丈夫!!!?

 

生きてる!!!!?

 

 

慌てて助手席の窓を開けた

 

 

私「大丈夫ですか!!!?」

 

女性「・・・・・・・・・あっははははは!」

 

 

わ・・・笑っとる・・・

 

 

女性「だーいじょうぶでーーーーす!!!」

 

 

歩道に張り付いたまま叫ぶ女性

 

 

これ・・・なんとなく分かる気がする・・・

 

痛すぎて起き上がれないのもあるんだけれど

なんかもう精神的に辛くて立てないんじゃないかな・・・?

 

あの転び方はちょっと酷いもんな・・・!

 

 

起き上がるのを待っていたら

きっと女性も気を使って無理をするだろう

と思い

車を発進させた私

 

 

あれ・・・

 

 

絶対後で腰とお尻痛いやつだ・・・!

 

もしかしたら首も痛いかもしれない!

 

うわぁ痛い痛い痛い痛い!

想像しただけで痛い!

 

 

ここ20年くらい全く転んでいない私だけれど

今のこの年齢であの転び方をしたら

絶対無事では済まない気がする

 

ひゅぅーーーー!

なんか腰痛くなってきた!!!

 

 

何故か私が

「痛い!」みたいな表情になりながら車を走らせていると

 

 

今度は

青信号の横断歩道を渡ろうとしたお婆ちゃんが

 

横にステーーーン!!!と滑って倒れた

 

持っていたビニール袋の中身が道路に散らばる

 

 

 

これはあかん!!!

 

これはあかんやつや!!!

 

 

あぁでも後続車が来ているし

降りて助けに行っている間に信号が変わったら大変!

どこかに車を止めて助けなければ!

 

と思ったら

 

そのお婆ちゃんの後ろから来ていた

10代に見受けられる男の子が

お婆ちゃんに駆け寄っ

 

 

て転んだ!!!!!!!!

 

 

その男の子も

お婆ちゃんのすぐ近くで

ズリッと足が滑った

 

 

ただね

 

さすが(多分)10代よ

 

 

滑ったけれど上手くバランスを取って

しっかり両手両足で地面にビタッと張り付く姿勢で転んだ

 

そして起き上がるスピードも速い!

 

 

滑った転んだ立った!!!(早口)

 

みたいな勢いで立ち上がって

すぐさまお婆ちゃんに手を貸し

お婆ちゃんを立ち上がらせてから

素早く転がった荷物を袋に詰め込んで

信号が赤に変わるのを懸念したのか

お婆ちゃんの背中に手をまわして支えながら

元の歩道まで戻った

 

 

この間ものの数十秒だったんじゃなかろうか

 

 

かっけぇ!!!

 

兄ちゃん偉い!

 

その若さでその素晴らしい判断力ってのが何よりすげーな!

 

あんた絶対将来素敵な女性と結婚出来るよ!!!

 

・・・女性を見る目が確かなら

だけど

 

 

 

それにしても

なんだってこんなに滑って転ぶ人が多いんだ・・・

恐ろしいわ・・・

 

やっぱり坂道が多い地域だから

それも原因になってるのかなぁ

お年寄りに優しくない町だよ全く!

 

 

・・・さっきの40代くらいの女性もそうだけれど

あのお婆ちゃんも

絶対しばらく腰とか足とか色々関節系も

いってぇだろうなぁ・・・!

 

あーなんか考えただけで肩とか腰とか手首とかまで痛くなりそう!

 

 

 

その日の仕事を終え

20歳の女の子と2人で

会社の駐車場へ向かって坂道を下っていた時の事

 

 

私「・・・・・・・・・・・(めちゃくちゃ慎重に歩いてる)」

 

20歳「・・・・・・・・・・・(スタスタスタスタスタ!)」

 

 

その時

 

反対側の歩道を歩いている中年の男性が

ツルッ!と滑って転んだ

 

 

私「ひぃぃぃっ・・・!

  こわっ!!!いったぁ!

  ふわぁぁあーー絶対あれ腰やばっ!」

 

20歳「ウケる」

 

私「・・・・・・・・・・」

 

 

ウケねぇわ!!!!!!!!!

 

 

30代過ぎたら転倒は命に関わるっちゅーねん!!!!!

 

 

今に見てろよ!

お前にだって等しく老化はやってくるんだからなぁぁぁあ!!!?