黒猫のワルツ

不安も恐怖も一切なかった・・・

 

皆様こんにちは

 

子供の頃から好奇心旺盛で

とても女の子とは思えないような遊び方ばかりの幼少期を過ごした

LUKAでございます

 

 

目に映る物全てがおもちゃ!!!

 

 

おかげで怪我も多かったし

なんか毒のある物にでも触っていたんでしょうかね・・・

両手がかぶれる事も多かったから

親としては「こいつどうかしてるんじゃないのか・・・?」と

脳の発達具合を疑ってもおかしくなかった気がする・・・

 

 

 

さて

そんな私は大人になってからも好奇心旺盛

 

やった事が無い事をやらせて貰える機会があるなら

大喜びで飛びついちゃう

 

それが危険な事でも汚い事でも気にしない!

 

たった一度きりの限られた人生の時間を生きているからこそ

なんだってやってみたい!!!

 

 

という訳で

 

今の会社で私は

重機の操縦に夢中です

 

事務員なんだけどね!!?

 

こんな事やる事務員見た事ないけど

会社が所有する重機を恐らく相当キラキラした目で見ていたんでしょう

 

おかげで皆

「時間があるなら乗ってみる?」

と声をかけてくれて

操縦方法を教えてくれる

 

今ほど思った事はない

 

 

免許取る時マニュアルで取っておいてよかった・・・!

 

 

今の時代はオートマの車の方が圧倒的に多いし

私が免許を取る時も

もうほとんどマニュアルで取得する人は居なかった

 

だけど私としては

どうせ免許を取るならマニュアルの方が良い

その方が運転出来る車の幅が広がる

と思ってマニュアルで取っていた

 

後は単純に

マニュアル車の方がかっけー!

っていう理由

 

 

この思考は男性に多く

女性はそんな事あまり考えないらしいんですけどね・・・

 

アチェンとかかっこいいじゃん!?

 

あれが出来るようになりたかったんですよ・・・!

 

 

でだ

私の時代にマニュアルで免許を取った人は

中型の8tまでの車の運転が出来るんですよ

 

だから私

会社にある中型の車を正々堂々運転して

公道を走る事が出来ちゃう

 

 

出来ちゃうんだなぁこれが!

 

 

ただ

当然マニュアル車の運転は15年ぶりくらいになるし

それも中型ともなると

車の長さやら内輪差やら外輪差が通常の車と異なるので

ちょっと注意が必要になる

 

 

なんだけど

 

 

社長「ユニック乗って公道走ってみる?」

 

私「!!!!!!!?」

 

 

ユニックっていうのはこういうの

 

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小さなクレーンがついていて

以前私がクレーンの操縦を練習していたやつね!

 

これが4tなので

私はこれを運転する資格があるのだ・・・!

 

 

私「良いんですか!?」

 

社長「良いよ」

 

作業員1「お?マジで?」

 

作業員2「公道走るの?」

 

私「ちょっと行ってきます!」

 

社長「俺助手席乗ってるから」

 

 

車に張り付くようにしてよじ登り

運転席にビョーンと飛び乗る

 

目線が高い・・・!

 

 

どの重機に乗っても思うけれど

この目線の高さって気持ちいいよなぁー!

 

ギアを左手で握り

右足と左足でギアやアクセルの位置を確認し

操縦方法を確かめる

 

よし

 

イケるぜ!!!

 

 

私「良いですか!?」

 

社長「おぉもう行く?」

 

私「はい!」

 

 

サイドブレーキをおろし

右手でハンドルを握って

左手でギアを入れる

 

 

社長「不安だったらギアは2のままでもいいよ」

 

私「はーい!」

 

 

ゆっくりと車を発進させ

会社の広い駐車場から公道へと出る

 

 

さぁ

いざ公道へ!

 

 

少しずつ加速しながら

たくさんあるミラーをチェックして

車の幅を確かめる

 

なるほど・・・こういう感じか・・・

 

そしてバックミラーはクレーンが邪魔でほとんど見えない

とな・・・

 

 

しばらく直線を進みカーブに差し掛かった

 

 

よーしもう大丈夫!

感覚分かってきたぞー!

 

たーのしーーーーい!!!

 

 

私「ひゃぁーーー気持ちいいですねー!」

 

社長「もう慣れてきてる!?」

 

私「イケますねぇ!

  たーのしーーーい!」

 

社長「すごいなぁ・・・

   もう50キロ出してる・・・」

 

私「あっすみませ・・・!(やべっ!)」

 

社長「いやいや良いよ

   ギアもちゃんと変えれてるし

   なんか・・・全然大丈夫そうだね・・・

   俺ついてこなくて良かったんじゃ・・・」

 

私「このままこの辺りぐるっと回って戻りますね!」

 

社長「う・・・うん」

 

 

高い目線から見える景色を楽しみながら

5分ほどドライブをして駐車場へ戻った私

 

 

そして

 

バックで駐車を開始した

 

 

社長「あっ!?駐車も自分でやっちゃう!?」

 

私「あっまずいですか!?」

 

社長「いや・・・大丈夫ならいいけど」

 

私「やってみますねー」

 

 

左側はおっけー・・・いや

もうちょっと詰められるか・・・?

 

ちくしょう・・・一発でいきたかったんだけどな・・・

 

後ろが長いから難しいぜ・・・

 

 

駐車場の後ろは崖になっており

万が一飛び出して崖から後輪が落ちでもしたら大問題である

 

 

さて

ドアを開けて確認しながらバックするか!

 

運転席のドアを開けて

顔を出して後ろを確認しながらバックをしていく

 

 

私「よし!こんなもんでどうでしょう!

  ちょっと降りて後ろ確認してきますね!」

 

社長「・・・・・・・・・・・・」

 

 

しっかりとサイドブレーキを引いて運転席から飛び降り

後ろを確認すると

綺麗に駐車出来ていた

 

よし!!!

 

ばっちり!!!!!

 

 

社長「大したもんだ・・・」

 

作業員1「すげぇーな!

     初めてで駐車も出来たのか!」

 

私「出来ました!」

 

作業員2「作業員3より優秀じゃん」

 

作業員3「えっ!?」

 

作業員1「皆大概乗ってみろって言っても

     ビビってまともに運転出来ねぇもんな

     公道運転してみろなんて言っても

     最初誰も運転したがらねぇんだよ」

 

私「へぇ・・・」

 

社長「ルカさんは運転のセンスもあるけど

   何より・・・多分・・・

   度胸が凄いんじゃないかな・・・

   俺が何にも言わないで隣座ってたら

   最終的に60キロ出してたし・・・」

 

作業員1「いきなり60キロか!

     あぁーそれは度胸だなぁ」

 

作業員2「度胸が並外れてるんだな」

 

作業員3「度胸ありますね・・・

     怖くなかったんすか・・・?

     ぶつけたらどうしようとか・・・」

 

私「・・・・・・・・・・・・」

 

 

お・・・女は度胸って言うじゃん・・・?

 

だからその・・・あの・・・・・・

 

 

 

今度からはもっと慎ましい振る舞いを心掛けるんで

 

そんな異様なものを見る目で見ないでいただけますかぁあ!!!?