黒猫のワルツ

あっエイプリルフールだ!

 

皆様こんにちは

 

 

あなたの想像を遥かに超える胃腸の弱さを持つLUKAでございます

 

 

幼い頃から

頻繁にお腹の調子を悪くして病院行ってたもんなぁ・・・

 

37年間この激弱胃腸と付き合ってきたけれど

いまだにこいつの調子の良し悪しみたいなものが分からない

 

 

特にこれといって

食品に関わるアレルギーとかは無さそうなんだけれど

一応相性の悪い物は分かっている

 

乳製品・油っこい物・お店で売られている店屋物・

ごま油・インスタント系・冷凍食品

 

こんな所だろうか

 

 

ただね

これらを摂取したら確実にお腹を下すかっちゅーと

別にそういう訳ではない

 

 

全然へっちゃらさ!という時もあれば

摂取から20分後には脂汗を流して

鼻呼吸がままならず口呼吸になる

なんて時もある

 

だから本当にその時の私の胃腸の調子次第なんですよね

 

 

どうしてこんなに胃腸が弱いのかは・・・

 

 

遺伝・・・なのかな・・・

 

 

どうやら母も胃腸はあまり丈夫じゃないらしい

 

ただ

食べ物の好み自体が私とは異なっていて

相性の悪い物=そもそもあまり好きじゃないから食べない

らしい

 

そのおかげであまりお腹を壊す事が無いっぽい感じ

 

 

私は相性が悪い物ほど好きだからなぁー!!!

 

お腹を壊してもいいから食べたい!ってなっちゃうんだよなぁ!

 

 

 

でもまぁ

今の会社に入社してからは

まだたったの2度しかお腹を下していない

 

これは奇跡のような数字である

 

もう入社から1年ですからね!

 

半年に1度しかお腹を下さないなんて

いまだかつてない数字だ!

 

 

前の会社に居た時なんて

1か月の間に1~2度は確実にお腹を下していた

 

いかに生活リズムと食生活が乱れていたか

ですよね・・・

やっぱ出前の弁当とかコンビニ弁当を

毎日訳の分からない時間に食べるような生活はダメだよ

 

毎食自分でバランス良く作って

決まった時間に食べるべきなんだ・・・

 

 

 

そんなある日の事

 

どうやっても晩御飯の献立が思いつかない日があった

 

 

たまーにこういう事があるんですよね

「今日自分が何を食べたいか全く分からねぇ」みたいな日があって

そういう時はどんなに頭をひねっても

全く献立を決める事が出来ない

 

 

そしてそんな時私は

 

身近に居る人に

「昨日の晩御飯何だった?」

と聞いて

その答えをそっくりそのまま真似する事にしている

 

 

自分で考えて決められないなら

一定のルールを作って毎回そうするようにすればいい!

 

 

私「昨日の晩御飯何を食べました?」

 

20歳「えーっとね

    〇〇のから揚げと湯豆腐」

 

私「なるほど

  ありがとうございます!」

 

20歳「え????」

 

私「今日の献立何にしたらいいか困ってて

  そういう時がたまにあるんですけど

  その場合は人に聞いてそれをそのままパクる事にしてるんですよ」

 

20歳「へぇーーー!」

 

 

こうしてその日は

20歳の女の子が答えてくれた通りの献立でいく事にした

 

 

から揚げは

私の地元では若干有名なお店のから揚げで

近所ですぐに買えるし

湯豆腐の材料は家にある物で作れるので

とってもお手軽!

 

 

から揚げを買って帰宅し

食事をした私は

お腹いっぱいで幸せな気持ちになった

 

20歳の女の子に聞いてみてよかったー!

美味かったー!

 

 

 

そして翌日のお昼休み

 

いつものように自宅に帰った私は

簡単なサラダと味噌汁を作り

昨晩購入して食べきれなかったから揚げを冷蔵庫から取り出し

レンジで温めてお昼ご飯にした

 

 

そろそろ休憩も終わりかー

会社に戻るか!

 

と思ったその時

 

 

 

嫌な予感がした

 

 

お腹「ぐきゅるるるぅ・・・・・・」

 

私「・・・・・・・・・・・・」

 

 

あ・・・あれ・・・?

 

これはも・・・し・・・や・・・?

 

 

会社へ戻って仕事をしていると

それはいつものように突然にやってきた

 

 

 

お・・・

 

 

お腹が痛いぃぃいいいいいいいいいーーー!!!

 

 

 

だめだこれ!

あかんやつや・・・!

 

 

額と背中に脂汗がにじむような感覚があり

もう全く仕事に集中出来ないほどの腹痛に襲われた

 

 

くっそ・・・久しぶりに来やがったな・・・!?

 

から揚げか!

から揚げがダメだったのか・・・!

 

なんでだよ!

昨日の夜は平気だったのにどうして今日はダメなんだ!

おい私の胃腸!

たった17時間の間にお前に一体何があったっていうんだ・・・!

 

 

今すぐにでもトイレに駆け込みたい

 

 

・・・が

 

 

今の会社のトイレは

死ぬほど落ち着かない

 

 

以前の会社のトイレは各階に設置されていて

それぞれのフロアの人がフロア内にあるトイレを使うんだけれど

2階で働く女性は非常に少なく

 

1階で働く女性がお腹の調子を悪くした場合は

2階のトイレへ駆け込む!

という風習があった

 

誰も来ないから

落ち着いて戦えるんですよね・・・

 

 

しかし今の会社は

普通の一般家庭のトイレと同じ作りで男女兼用な上に

 

すぐ隣が会長室と社長室である

 

 

音姫の音が事務所全体に筒抜け!!!

 

 

ちっとも落ち着かない!

 

 

 

だけど・・・ダメだ・・・

きっと今日は帰宅まで我慢なんて出来ない・・・

 

はぁっはぁっどうしようっ

 

あっダメだ

もう鼻呼吸が出来ない・・・!

上手く空気を吸えないよ・・・!

 

うぐぐぐぐぅぅぅぅっ!!!

 

 

私「ふぅーーーっ・・・

  ふぅーーーーっ・・・

  ・・・はっ・・・はっ・・・」

 

20歳「・・・・・・・・・・・・?

    どうしたの?」

 

私「・・・・・・・・・えっ?」

 

20歳「なんか姿勢変じゃない?」

 

 

そりゃね!!!?

 

出来る事ならお腹を全力でおさえて

床で丸くなって存在していたいくらいお腹痛いからね!?

 

 

でもいいの・・・!

この腹痛とは37年ものお付き合いだもの

分かってる・・・分かってるのよ・・・

 

後2時間必死に我慢してからトイレに駆け込んで

そこから20分くらいトイレ内で死にかけてたら

そのうち治まってくるのよ・・・!

 

ただ

 

治まるまでが死にそうってだけ・・・!!!

 

 

大丈夫・・・

あたい午後の15分休憩でトイレに行くわ

そこで勝負をつけるのよ・・・!

 

 

私「ちょっとお腹が痛くて・・・

  でも大丈夫・・・!」

 

20歳「えっまた!?」

 

 

「また!?」って言うけどな!?

 

これは物凄く良くなった方なんだぞ!?

 

月1~2回に比べたら

今の状態なんてもうほぼ0みたいなもんじゃないか!

 

からしたら全然「また」なんかじゃないよ!

 

 

20歳「顔色悪いよ?」

 

 

だめ!

 

今は話しかけないで!

めっちゃしんどい表情しか作れない気がするからだめ!

 

 

私「少し我慢すれば・・・

  治まるから・・・!」

 

20歳「薬飲んだら?」

 

 

薬を飲んだって意味がないんだよ・・・!

 

一度お腹を壊したら

すぐに薬を飲もうが途中で薬を飲もうが何をしようが

腸の中がからっぽになって

ケツの穴から本来出るはずのない液体が出るまで治まらねぇんだ・・・!

 

 

必死に何でもない風を装って

いつものように仕事をし続け

 

途中社長の雑談にも脂汗を流しながら笑顔で対応し

(マジで今話しかけるな!

 お前の話なんかどうだっていいんだよ!!!)

 

17時を迎えた頃に

ようやく私のお腹は落ち着いた

 

 

から揚げ(揚げ物)だったから長引いてしまった・・・

 

やっぱり油物で腹を壊した時が一番つらいな・・・

 

 

よろよろとロッカーに斜めに身体を預けながら

帰り支度をする私

 

 

20歳「前にもお腹壊してたよね?

    一体何を食べてるの?」

 

 

それはね・・・

お前と同じ物だよ・・・

 

 

20歳「〇〇君もよくお腹壊してトイレ入ってるけど

    2人とも腐った物食べてるんじゃないの???」

 

 

うぉおおおおおおおおおおおー!!!

 

 

ちくしょーーーー!

 

 

胃腸が強い奴には胃腸が弱い奴の気持ちなんか

分かる訳がないんだーーー!!!

 

腐った物なんか食わなくても腹は壊れるもんなんだよぉおお!!!

 

〇〇君だってなぁぁ!

あれは100%胃腸弱い奴だぞ!!!?

私には分かる!

分かるんだ!!!

 

彼がげんなりした顔でトイレから出てくる度に

心の中でそっと

(そうだよな・・・辛いよな・・・分かるよ・・・頑張れ・・・)

と何度呟いた事か!!!

 

 

ただ

 

反論する気力なんて私には残っちゃいなかった

 

 

なので

 

心の中でそっと

 

 

「こいつの胃腸も弱くなりますように」と呪いをかけた

 

 

 

私だって何の気兼ねもなくから揚げ食いてぇわぁ!!!