黒猫のワルツ

それはもはや挑戦状

 

皆様こんにちは

 

いたずらとアホみてぇなホラを吹くのが

大好きで仕方ないLUKAでございます!

 

 

いやむしろ

 

これらが好きじゃない人なんて居るんですか・・・?

 

 

これらが大好きなのは

やっぱり人を笑わせられるからでしかないよね!

 

ほんっとどうもならんようなバカな事を言って

皆でげらげら笑うのが楽しい

 

 

という訳で

 

皆さんは4月1日を楽しみましたか?

 

 

私が一年の中で一番大好きな日ですね

 

毎年なんだかんだで色々考えては

そういうのが好きな人をひっかけて遊んできた

 

 

以前の職場で働いていた当時は

そりゃーもう毎日毎日忙しくて

本来エイプリルフール遊びをやっている場合ではなかった

 

だけど

一年の中でたった一日だけなんですよ

 

盛大に嘘をついても誰一人怒らないでくれるのは

365日の中でたったの一日だけ!!!

 

 

なので

『超短時間でズバッと決まる笑える嘘!』

をコンセプトに頑張っていた

 

なんかもー色々やりすぎて

私がどんな大ホラを吹いてきたのかいまいち覚えちゃいないけれど

きっと読者様の中には

私が記事でネタにしていたから覚えている方も居る事でしょう

 

 

今年も4月1日がやってきました

 

 

4月1日に更新する記事を書いて

予約更新の日付を見た時にようやく

「あ!エイプリルフールじゃん!」

と思い出してタイトルをあれにした訳なんだけど・・・

 

 

 

すっかり忘れてた

 

 

今の会社で初のエイプリルフールだったのに

すっかり忘れて過ごしていた

 

 

って言うのも

私のブログ記事って全てが予約更新なんですよね

 

なので何日も前に書いた記事が更新される

みたいな事になっている

 

4月1日に更新された記事を書いたのは

多分3月28日とかそのくらいだったんじゃないかなぁー

 

あ!この日エイプリルフールじゃん!

と思って4日後がエイプリルフールだったから

その4日間の間にすっかり失念

 

 

 

そして

今日がエイプリルフールだ!と気付いたのは

 

4月1日の23時15分だった

 

 

寝る支度をして

翌日のアラームをチェックしている最中に

「はぁあああああっ!エイプリルフールっ!!!」

ってなった

 

目ん玉飛び出すかと思った

 

 

なんてこった!

 

今日は私にとって一年で一番わくわくする日だったはずなのに

完全にいつも通りに過ごしてしまっていた!

 

誕生日よりもクリスマスよりもお正月よりも

何よりも大事な日だったのに・・・!

 

 

時計を見つめながら必死に考える

 

 

この時間からホラを吹ける相手なんて

母しか居ない・・・!

 

いやでも母も間違いなくもう寝てるような気が・・・

 

いやいや!

嘘をつかなきゃ今日を終われないだろ!

死んでも死にきれねぇみたいな状態になるだろ!

 

あぁぁああでも時間が無い!

今日が終わるまで後45分!!!

どうするどうするどうするどうする!!!!?

 

 

一気に大パニックになった私

 

 

慌てすぎて

アラームをセットする為に持っていたスマホを操作して

一瞬にして母に電話をかけていた

 

 

えっ

 

あれっ

 

私咄嗟に母に電話かけちゃったけど

なんも考えてないわ

 

どうすんだこれ

 

 

母「・・・・・・ガサガサ・・・

  なに・・・こんな時間に・・・」

 

 

あぁぁあーーー寝てました!?

寝てましたよね!

そりゃーそうだ!

 

 

私「あの」

 

 

あの!

 

私嘘をつきたいんですよ!

 

なんっも考えてなかったけど

今から思いつきで雑でもなんでもいいから嘘つきます!

 

 

私「私・・・あの・・・

  この間お腹痛いって言ってたじゃん・・・?」

 

母「あぁ虫ね」

 

私「そうなんですよ!」

 

 

即席で嘘をつく事になってしまった・・・

 

だから信ぴょう性を持たせる為にも

布石として使えるものは使うしかねぇ・・・!

  

 

私「あのお腹の痛さって

  今になって思うと」

 

母「うん」

 

私「私もしかしたら

  妊娠してるんじゃないかと思うんですよ」

 

 

うわぁぁあああ我ながら雑過ぎるーーー!

 

ここまで酷い嘘をつくなんて

ルカ一生の不覚!

 

こんなの誰も信じねぇ!!!

 

 

母「・・・・・・はぁ?

  なしたってぇ?」

 

 

そうだよねぇーー!

いくらなんでも雑過ぎたよねぇ!

 

 

私「いや・・・

  虫とかじゃなくて

  妊娠してるのかもしれないなって・・・」

 

 

ごり押しが過ぎる

 

 

はぁぁぁーーーダメかぁー

今年はダメダメだったなぁー

 

やっぱりもうちょっとさぁ

何日も前から真剣に考えて取り組まなきゃならなかったよね

 

はぁー残念だー

 

 

母「誰となのね」

 

 

・・・・・・・え?

 

 

私「???」

 

 

えっ?

 

今なんか日本語おかしくなかった?

 

 

母「だっ誰・・・誰とのなの」

 

 

誰との!?

それは全然考えてなかった!

だってたった今適当に口走った嘘だし!

 

誰との子なんだろう!?

こっちが教えて欲しい!

 

 

私「誰だろう・・・それは分からない・・・」

 

母「分かんないってかい・・・・・」

 

私「・・・・・・・・・・・?」

 

母「・・・・・・あんた・・・まさか・・・」

 

 

あれ?

 

これはもしや・・・・・・・

 

 

 

信じているのでは・・・・・!?

 

 

 

ただ

ここで気付いた

 

 

この嘘は

 

これ以上続けちゃいけねぇやつだ・・・!

 

 

私がエイプリルフールに人に嘘をつくのは

笑わせたいからであって

怒らせたり心配させたり困らせたりしたいからじゃない

 

 

だけどこの母の雰囲気は

 

 

なんか100%信じちゃっててやべぇやつの気がする・・・!

 

 

何も聞こえない電話の向こうから

不穏な空気を察知した私は

 

電話をかけてから1分経ったか経たないかで

もう正直に話す事にした

 

 

私「今日は何月何日だー!?」

 

母「・・・・・・・・・・・・・

  ・・・・・・・・・・・・・・・

  ・・・・・しがっ・・・・・・・・・・・・はぁあ!?」

 

 

えっへへーーーー!

 

 

母「あんたぁ・・・

  こんな時間に電話よこして・・・

  あんた・・・!」

 

私「ごめん!ごめんて!

  違うんだよ!

  私ももっと早い時間にもっと良い嘘つきたかったんだけど

  今なのよ!

  たった今思い出して慌てて電話かけちゃったのよ!

  いやー後45分くらいしかないんだもん!焦ったー!」

 

母「いやー腹立つ・・・!

  腹っ立つわぁ・・・!」

 

 

怒った!?

ねぇ怒った!?

ごめぇぇーーーん!!!

 

 

私「えっへへへへー!

  寝てたのに起こしてごめんね!」

 

母「寝てない!」

 

私「え」

 

母「いや寝てた

  なんで寝てないとか嘘ついたんだろう」

 

 

まさかのエイプリルフールの嘘?

 

 

私「居るよね

  明らかに寝てたくせに「寝てない!」って言い張る人

  ってかなんであんな雑な嘘信じたの?

  寝起きだったからかなぁー?」

 

母「あぁーそうだねぇ

  寝起きだったからねぇー・・・

  油断してたわぁ・・・」

 

 

そうだよね!

 

いつもは4月1日ともなると

多分めちゃくちゃ私に対する警戒心が強くなってて

私が一生懸命考えて嘘を言っても

「今日何日だっけ」

がすぐ出てきちゃうもんね!

 

そっかー狙いは寝起きだったかー

 

 

私「寝起きだったから引っかかったものの

  嘘としては非常にレベルが低かったよね

  思わず「お腹痛い」って言ってたやつ利用したけど

  本来ならこんな嘘は全然ダメだったよね」

 

母「一瞬信じたわ・・・

  こいつ社長とやったなと思った」

 

 

失礼だな!!!?

 

1000%無いわ!!!

 

 

私「いやーでもこれで寝られるわ!

  ありがとう!

  でもあの「誰となのね」って何だったの?

  あれは動揺したからなの?

  それとも寝起きでおかしかったの?」

 

母「あぁなんかさっき変な事言ったよねあたし

  なんだったんだろうねあれ?

  なんて言ったんだか自分でもよく分からなかった」

 

私「まぁでもこれですっきりだよ!」

 

母「起こされた・・・

  いやー腹立つ・・・

  起こされた事が腹立つ・・・」

 

 

知ってる!

母寝起きの機嫌最悪だもんね!

 

でも今日はまだ後ちょっとエイプリルフールだから大目に見てよ!

 

 

私「まだ後40分くらいあるから

  ジジ起こしてなんか嘘ついてから寝た方がいいよ

  せっかくのエイプリルフールなんだし勿体ないよ」

 

母「ダメだわ

  あの人冗談通じないから本当に怒られる」

 

 

可哀相に・・・

 

こんな最高の日に一つの嘘もつけずに終わるなんて

私だったら耐えられない・・・

 

 

母「・・・・・・・・・寝る!

  あんたももう寝ろ!」

 

私「はぁーい!

  すっきりした気分で寝まーす!

  っていうか最近年々嘘の質が下がってるし

  ここ数年やってなかった気もするから

  来年こそは頑張るね!」

 

母「嘘つくんじゃないよ!

  あんた何だかんだで毎年嘘ついてるから!」

 

 

え?

 

そうだっけ?

 

 

母「絶対来年は騙されない・・・

  ずっと警戒してるわ・・・・・・」

 

私「!!!!!」

 

 

うぉおおおーーーーーーーー!

 

 

来年こそはとびっきりの嘘

 

 

頑張るからねぇぇーーーー!!!!!