黒猫のワルツ

捨てた奴の家に放り込みたい

 

皆様こんにちは

 

親知らずの抜歯から3日目

朝起きたらやたらと口内の左側が痛くて

「抜歯した所が今になって痛み始めた・・・!超いてぇ!」

と思って口を開けて確認した所

 

下の歯茎の皮がベロっと剥けて赤くなり

ちょっと腫れていた

 

 

抜歯した所は上・・・

 

痛いのは下・・・

 

 

これは

 

 

あっつあつの長ネギが

巻いた豚肉から飛び出して直撃した所・・・!

 

 

 

そんな訳で

親知らずの抜歯よりも

口内のやけどに痛みを覚えるルカでございます

 

 

痛いよぅ!!!

 

こんな事なら痛み止め貰っておけばよかったよぅ!

 

 

後はそうだなぁ

くしゃみをしたら

抜歯した所に出来ていた血の塊が取れて

口から勢いよく飛び出したよ!!!

 

 

 

先日

仕事へ行く為にいつものように車に乗り込み

いつものように山道を通りかかった時の事

 

 

私の視界に

 

 

驚きの光景が飛び込んで来た

 

 

 

めっちゃ粗大ごみが捨ててある・・・!!!

 

 

冷蔵庫が3台と

ちょっと大きめのガラス戸がついた棚と

タイヤが・・・何本だろうあれ・・・

10本以上はあったと思うんだけれど・・・

 

 

今年に入ってから

私の家のすぐ裏にある山道に

チマチマしたゴミが捨てられている事があった

 

でもそんな

粗大ごみみたいなレベルの物ではなかった

 

 

ついに・・・

 

ついにここまで巨大な物が捨てられたか・・・!

 

 

もちろん

人里離れた山へ入ると

こういう光景は珍しくはないんですよね

 

春の山菜採りの時なんかはかなり見かける

 

どういう気持ちでごみをそういう場所に捨てるのか

私には全く理解出来ない

 

廃棄料がかかるからとかそういう『事情の話』じゃなくて

『気持ち』が分からないんだ・・・!

 

 

そもそもこの量的に

明らかに個人が出したもんじゃないですよね・・・

会社から出たごみって感じに見える

 

こんな事をする人間の下では

絶対に働きたくないもんですよね

 

 

後その・・・

 

 

え?

ここってそこまで山!!!?

 

って気持ちになる

 

一般的にはさ!

不法投棄をする人は『不法』だと分かってやっているから

人が滅多に訪れないような山中にごみを捨てる訳じゃないですか

 

 

・・・え?

それで選ばれたのがここ・・・?

 

私の家は山だ

って話はようしてるけど

そこまで山か・・・!!!?

 

・・・山・・・なのか・・・そうか・・・

 

 

圧倒的な量のごみに驚きはしたものの

ここまでくるともはや私一人がどうこう出来る問題じゃない

 

そして朝は急いでいる

 

すまねぇ!

 

見て見ぬふりをする私を許してくれ私!

 

 

 

そして会社の昼休み

 

自宅へ向かって車を走らせていた私は

朝見かけたごみの事が気になって

もう少しでごみの場所!

という場所で速度を落とした

 

きっとまだあるんだろうな・・・!

 

 

そこで私が目にしたのは

 

 

 

絶望するおじさん

 

 

今年になってやたらとごみが捨てられるようになり

それを毎日拾っているおじさんが居たんですよ

 

私が住んでいる山って

物凄く簡単にするとこういう感じになっている

 

 

どん!

 

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ピンク色の部分がAさんの土地で

水色の部分がごみ拾いおじさんの・・・家と畑があるエリア

 

Aさんは私も知っていた絵描きのお爺さんで

確か数年前に亡くなって

奥さんが変わりに山の一部を管理しているはずなんですよね

 

私が住んでいる家も

元々はAさんが所有する土地の一部だった

 

ごみ拾いおじさんは

自分の家と畑がある所から歩き始めて

ずーーーーっと進んで

Aさんの土地(私の家の前辺り)までごみを拾って歩く

 

 

この距離と

ごみ拾いおじさんの畑の面積&家の古さからし

もしかしたらごみ拾いおじさんは

Aさんの親族とかにあたる人なのかもしれない

 

じゃなきゃ

Aさんの土地の方までわざわざごみを拾いに来たりしない気がする

 

 

そのごみ拾いおじさんが

左手にごみ袋

右手にトングを持った状態で粗大ごみの前に立って

 

 

立ち尽くしていた

 

 

完全なる絶望状態!!!

 

 

もー誰がどこから見ても

「絶望してる」って分かるくらい

分かりやすく絶望してる!

 

 

中学生の頃

『絶望』というタイトルで地面を見つめる人を描いた事があって

先生から「これは良く描けている」と褒められた事があったけれど

あの時私が描いた『絶望』とまさに瓜二つ!

 

 

わぁぁぁーーーおじさん!

大丈夫!!!?

 

そりゃそうなるよねぇ!?

もう拾えるレベルじゃないもんなぁそれ!!!?

 

 

更に

 

今年の夏以降

そこには「ごみを捨てないでください!」

と書かれた看板が立てられていた

 

なのに

 

その看板の木を折られた上で

その目の前にごみが山積みにされているのである

 

酷い!!!

 

朝は見えなかったけれど

反対側から見たら看板までやられてらぁ!!!

 

 

 

そしてこれは新たに知った事なんだけれど

 

人間って

 

 

本当に絶望している雰囲気の人には

声かけられないもんなんですね・・・

 

 

ちょっとやそっとだったら

「酷いですねぇ何か手伝いますか!?」

とか声かけるんだけれど

 

なんかもう

 

声かけられる気がしないし

力になれる事なんて無い気がした

 

これはもう

私が出る幕ではなくなっている・・・

 

 

 

絶望して立ち尽くすおじさんを

うわぁ・・・・・・

という気持ちで通過する私

 

 

す・・・すまねぇ・・・

どう声かけたら良いか分からねぇわ・・・

 

かける言葉が見つからない

って言葉がぴったりだ・・・

 

 

休憩を終えて会社へ戻る為

再び山道へ入った私

 

 

そこには

パトカーが1台停まっており

 

警察官2名とごみ拾いおじさんが居た

 

警察官はごみを両サイドから挟む形で覗き込み

 

 

 

ごみ拾いおじさんは

 

 

ごみから2メートルくらい離れた位置から

呆然と見つめていた

 

 

 

お・・・おじさぁぁぁぁーーーーん!!!!!

 

 

正気を保つんだぁぁぁあああ!!!