それぞれ別の場所でそう呼びやがった・・・

皆様こんにちは

２０歳の女の子からシャコを頂き

見た目のグロさに負けずに口に入れた所

予想外の美味しさに大喜びし

２匹目を口に入れた瞬間

どうやら１匹目はオス

２匹目はメスだった様子で

中の卵の食感が無理で「うぉぇっ！！！」っとなったＬＵＫＡでございます

なにあれ・・・！

小さい数の子じゃん・・・！！！

（数の子が超絶苦手）

先日

仕事の休憩時間になり

最後に３階に書類を届けに行こう

と思って３階へ上がった私

そこには

『優遇転職組３人＆冷遇転職組１人』が

丸く円を描くように座って

階段を上がってきた私を揃って見つめていた

あっ

これなんか

内緒話してた系の雰囲気や・・・！！！

私「おつ・・・かれ様・・・でーす・・・

　　あっ・・・あー

　　お邪魔しまーす・・・すぐ消えまーす・・・

　　ご安心くださーい・・・」

私の会社には現在

３０人ちょっとの人たちが働いており

その内訳はざっと表すとこう

親族約１０名（会長を筆頭に大体の役職者は親族）

新卒採用組１２名

転職組８名（私はここ）

転職組が最も少ない

基本的に親族側の対応としては

新卒採用組はほぼ視界に入れておらず

転職組に対しては恐ろしく差のある対応を取る

圧倒的に可愛がられ優遇される人４名

圧倒的に罵られ冷遇される４名となっている

私は今の所

圧倒的に可愛がられ優遇される側に分類されている

観察していた様子では

多分恐らく

『どの程度大きな会社で働いていたか』

と

『ハキハキとした受け答えが出来るかどうか』

この２つを重要視している印象だ

大きい会社に勤めた経歴があり

ハキハキとした受け答えが出来る人に対しては

親族はめちゃくちゃ親切で優しく対応をしてくれるが

そうじゃない転職者には

びっくりするくらい無礼だ

入社初日に私が

（やべぇ辞めてぇ）

と思ったのは

そんな冷遇転職者に対する親族の対応を目の当たりにしたからですね

いやーほんとに酷いんだこれが

で

転職者は社内で割と皆似たような存在のしかたをしていて

・余計な事は喋らない

・感情を表に出さない

・とりあえず黙々と仕事をこなす

こんな雰囲気だ

新卒入社の人たちは割と

よそを知らないって事もあるので

流されるがままに流されて

親族同様感情の起伏を分かりやすく表現する人が多い

簡単に言えば

『機嫌の良し悪しを八つ当たりという方法で表現する』

初めて働いた会社がそういう人たちが集まる会社だったら

「へぇこういうもんなのか！」

ってなっちゃうんでしょうね

で

私（転職者）から見ると

そういう人たちってちょっと・・・まぁ・・・あれなんですよね

・・・出来れば関わりたくない

どうやらそれは

私以外の転職者も同様らしく

ほどほどの距離感を保っている印象

感情を表に出さない転職組は

「自分転職者だよ！」という事を口に出さずとも

雰囲気で察する事が出来ちゃうし

誰だって気遣いが出来て礼儀正しい人と会話をしたいもんである

それ故か

転職者は転職者同士自然とお互いに本音を漏らしたり

「これがおかしいよねこの会社」

という事を話したりする機会が多くなっていた

優遇転職１「ルカさん休憩？」

私「はい」

冷遇転職１「ルカさんにも言っておこうかな・・・

　　　　　　えっ良い？今ここで話して」

優遇転職２「良いよ」

優遇転職３「ルカさん下誰が居る？」

私「下は２０歳ちゃん一人です

　　大丈夫ですよ

　　何も声は聞こえていなかったです」

優遇転職１「ちょっと来て！」

畳が敷かれているスペースに招かれ

上靴を脱いでその輪の中に混ざる

私「内緒のお話ですか？

　　じゃあお茶でも煎れてくればよかったですかねぇ」

優遇転職１「あぁー気が利かないなぁー！」

私「すみませぇん！」

いや

って言うかなんだろう・・・

冷遇転職１「俺あの・・・

　　　　　　退職する事になりまして・・・」

私「・・・あらまぁ・・・」

驚きは無かった

この人は一生懸命仕事をやっている

なのにいつだって会長やら社長から

「お前は無能だ！」「生きてる価値あんの！？」

等と大きな声で罵られ

それを常日頃聞いている部下からも下に見られ

そりゃーもう酷い目に遭っているから

退職を決意するのも無理はなかろう・・・

冷遇転職１「せっかくルカさん入社してきて

　　　　　　一生懸命頑張ってくれてるのにごめんね・・・

　　　　　　俺の仕事の事でも色々協力してくれてたのに・・・」

私「あぁいえいえ！そんなのは別に・・・！

　　次は決まっているんですか？」

優遇転職１「俺の知り合いの所に紹介しようかと思って」

私「あぁ！それは素晴らしいですね！

　　優遇転職１さんの紹介なら信頼出来る場所でしょう！

　　まぁご家族の事もあるので

　　手放しで喜べる話ではないでしょうけれど」

冷遇転職１「あははは・・・」

優遇転職２「それでさ・・・

　　　　　　冷遇転職２と３も辞めそうなんだよ・・・」

私「・・・・・・おぉ」

そりゃぁ酷い・・・

実際冷遇転職１さん＆２さん＆３さんは

相当な量の仕事をこなしている

不得手な仕事も文句を言わずに黙々とこなしてきたその３人が抜けると・・・

もはや代わりは居ない

私「それは・・・ふむ・・・

　　かなり厳しいですね」

優遇転職３「したけど社長がさぁ

　　　　　　「お前らみたいなのは辞めちまえ！」

　　　　　　って言ってるでしょ？

　　　　　　どうなるのか全く分かってねぇ」

私「・・・そうですね・・・」

優遇転職１「人それぞれやってる仕事が違ってて

　　　　　　それぞれがしっかり仕事やってるから

　　　　　　あんな社長でも会社がなんとかなってる

　　　　　　ってのが分かってないんだよな・・・！

　　　　　　自分がやった事無い仕事だから

　　　　　　何やってんのか分かってねぇってだけなのによ！」

優遇転職２「そもそもおかしいんだよ

　　　　　　この会社って働いてる従業員をこれっぽっちも信用してない

　　　　　　普通は従業員に仕事を任せて

　　　　　　何かあった時には責任取って頭下げてやるから

　　　　　　安心して仕事しろよ！ってなるでしょう？

　　　　　　違うんだよなぁ・・・

　　　　　　最初っから従業員がミスする前提で話すから・・・」

優遇転職３「うちの下の連中もそれでイライラするんだよ・・・」

私「信用どころか酷く罵ったりしますからね・・・

　　というか私は

　　あれがあるから部下から上司が舐められるんだと思うんですよ

　　正当な理由があって誰かを怒る場合でも

　　その人の部下がいない場所でやるべきでは？」

優遇転職１「そう！！！！！！！！」

冷遇転職１「あぁ・・・そうだと思う・・・！！！」

優遇転職２「ちょっと声大きい・・・」

優遇転職３「俺たちは良いんだよ

　　　　　　あまり物言われる立ち位置じゃねーから」

優遇転職２「幸か不幸かね・・・

　　　　　　ただやっぱり聞こえてくるとさ・・・

　　　　　　気分悪いよねぇあぁいうの・・・」

冷遇転職１「なんでこんな事になったんだろう・・・」

優遇転職１「ルカさんもかなり会長と社長から気に入られてるから

　　　　　　まぁーこれから先も下手な事言われる事はないよね」

私「まぁ・・・今の所はそうですね・・・

　　いつどうなるかはわかりませんが」

優遇転職２「ルカさんは多分大丈夫

　　　　　　これまで転職してきた人たくさん見てきたけど

　　　　　　ルカさんの性格と雰囲気なら大丈夫

　　　　　　でも僕たちに対して接している態度と同じ態度で

　　　　　　全員に礼儀正しく接して欲しいよね・・・」

私「そうですね」

優遇転職３「俺からちょっと言ってみるか・・・？

　　　　　　もうちょっと態度直すように・・・」

優遇転職１「うーーーーーーーーーーーん！

　　　　　　いやぁ・・・それは・・・・・・・」

私「社長にですか？

　　ダメじゃないですかねぇ何言ったって

　　自分の思い通りに事が進まないと

　　早口でまくし立てるように喋り出して

　　癇癪起こした子供みたいになりますよね？

　　そんな話を優遇転職３さんがしたらむしろ逆に

　　「あいつ俺の悪口を言いやがった！」

　　って発狂しそうでは？」

優遇転職１「そう！！！！！！！！！

　　　　　　それ！！！！！！！！！！

　　　　　　あーもーその光景が見た事のように目の前に広がる！

　　　　　　ここの一族全員子供みたいなもんだから！」

優遇転職２「声大きいって・・・！

　　　　　　いやでも本当にね・・・なんでなんだろうね・・・

　　　　　　会長もそうだけど皆中身が子供みたいなの・・・」

優遇転職３「ルカさんから見ても子供に見えんの？」

私「最初見た時は病気かと思いましたけどね

　　「あぁああああああああああああー！」

　　って叫びながら椅子蹴ってたんで

　　あぁー病気の人なんだぁーってしばらく思ってました

　　いっそ病気の方が治る余地あるだけマシだったんですけどね」

優遇転職１「社長の息子もだからね！それ！

　　　　　　会長もたまにやるでしょ！！！」

優遇転職２「社長の息子には俺何回も

　　　　　　そういうのやめろって注意してるよ・・・

　　　　　　って言うか俺の隣の席でいきなり発狂するの

　　　　　　びっくりするからやめて欲しいんだけど・・・

　　　　　　あれは一体何なんだろう・・・」

優遇転職３「あれ俺の席まで聞こえてっからな！」

私「あら

　　お客様がいらしてる時もやってますよ？

　　お客様も驚いて顔上げたりしてます」

優遇転職１「うわぁ・・・やべぇなぁ」

優遇転職２「うん・・・」

優遇転職３「ここの連中皆頭おかしいんだよ・・・

　　　　　　おかしいって事に気付けてねぇ事もおかしいし

　　　　　　新卒の奴らも真似していくから気持ち悪ぃ」

冷遇転職１「とりあえず俺はもう・・・無理ですわ・・・

　　　　　　ほんとこの今ここに居るメンバーには　

　　　　　　なんか申し訳なくて・・・」

私「辞める辞めないは本人の問題ですから

　　私たちには一切関係のない事ですよ

　　何も気にする事はないかと

　　むしろ良かったのでは？

　　ここより悪い場所なら

　　優遇転職１さんも紹介しないでしょうし

　　辛いのを我慢して働く状況から脱却出来るんですから

　　もう少し喜んでも良いんじゃないでしょうか？」

優遇転職１「俺が知ってる限り一番まともな場所だぞ！」

冷遇転職１「・・・・・・・・！

　　　　　　そうだね・・・ルカさんの言う通りかも・・・！

　　　　　　ちょっと不安だったし申し訳なさでいっぱいだったけど

　　　　　　なんかちょっとそんな気してきた・・・！」

優遇転職１「やっぱ女性は気の利くセリフ言えて良いねぇ

　　　　　　さっきから謝罪されてたけど

　　　　　　そんな気の利いたセリフ言えなかったわ」

優遇転職２「ルカさん呼んで正解だったかなこれは

　　　　　　ところでルカさんは最近

　　　　　　また新たにここが変だなぁ

　　　　　　と思った事とかありますか？

　　　　　　割と社長も会長もルカさんには何でも先に話すから

　　　　　　その辺教えて頂けると

　　　　　　こちらとしても対策練る時間が出来るんですが・・・」

私「えっと・・・」

変な話しか聞かされていないからなぁ・・・

突然そう聞かれても・・・

今この場で話して問題にならなそうなのは・・・

他の所から引き抜く事になってた人が

明確な数字（お給料）やら何やらを提示せずに精神論を語った結果

逃げ出したから来ないよ

って事くらいだろうか・・・

後は

この場に居る全員が激怒しそうなのしか持ってねぇや！

優遇転職３「ルカさんは今社長がびっしり連れて歩いてるから

　　　　　　一番面白い最新情報知ってると思うけどなぁ！」

それは多分そうなんだけど・・・

話すとブログネタ１本分になるくらい

長い話ばっかりだからなぁ

優遇転職１「でもルカさん

　　　　　　あんまり気にしないタイプでしょ」

私「あれ

　　そんな事は無いですよ

　　ただ気にしないというよりは

　　面白い事言ってるぞ！

　　って思っちゃうタイプですかね・・・」

優遇転職２「あぁーそれが一番強いよねぇ・・・！

　　　　　　僕は軽蔑しちゃうタイプ」

優遇転職１「俺はイライラするタイプ！」

優遇転職３「俺は殴りたくなるタイプ！」

だって私の場合はブログのネタになるからね・・・！

ありがとうブログネタ！

冷遇転職１「俺も・・・そんな風になれればよかった・・・」

いやあんたは

あんな理不尽な事言われて黙ってるのがダメでしょ

「あぁん！！！！？

　「親の顔が見てみてぇ」だぁ！？

　そのセリフそっくりそのままお前に返してやるよ！

　おめぇの一族は一体どうやって育てたら

　揃いも揃ってそんなクソみてぇな性格に育つんだ！！！」

くらい言ってやりゃいいのに・・・

でも・・・あなたはそうね・・・

『落ち込むタイプ』だもんねぇ・・・！

冷遇転職１「ルカさんは・・・

　　　　　　いつもこう・・・笑顔で明るくてニコニコしてて

　　　　　　周りも明るい雰囲気にしてくれるじゃないですか」

えっ

「してくれるじゃないですか」

って私に向かって言ってきてるけど

これ私はどういう表情で聞いてたらいいやつ？

冷遇転職１「どうしたらそうなれるの・・・？」

そんなの一択だよ・・・

ブログ書く！！！！！！！！！！！

全て出来事が自分のブログのネタになるんだよ！？

どんな理不尽な事があろうとも

感謝する事はあっても

腹を立てたり悲しくなったりなんてできないでしょ！？

うぉーーーありがてぇネタ神様ーーー！ってなるぜ！

とは口が裂けても言えねぇので

私「「クソが恥も知らずに騒いでやがる」

　　って思うと良いですよ（ジョークのつもり）」

と答えた

翌朝

優遇転職１「おっ！おはよう腹黒さん！」

優遇転職２「あっおはようございます腹黒さん」

優遇転職３「うっす腹黒！」

いや・・・

まぁあながち間違いではないんだけどもぉ！！！！！