むしろ食べられる
皆様こんにちは
「近所にヌートリアが出て困っています
ルルちゃんに食べて貰いたい」
というコメントを頂き
全力で
無理無理ぃーーーー！
うちのルルちゃん一瞬で逃げ出しちゃうー！！！
と思ったＬＵＫＡでございます
ペットショップのお兄さん曰く
蛇にも個体ごとに性格の違いみたいなものや
習性的なものの違いがあるらしく
うちのルルちゃんは
びっくりするほど臆病だ
ルルちゃんのサイズから考えると
『アダルトマウスのＬサイズ（１５センチくらいあるのかなぁ）』
を食べられるはず
なんだけど
そんなの見たらうちのルルちゃんは
ケースの中に設置している『なんちゃって洞窟』に隠れて
二度と出てこなくなっちゃう
なのでいまだに仕方なく
『アダルトマウスのＭサイズ（１０センチ無いくらい？）』
を食べさせております
・・・っていうか
これに変える時も大層手こずったんですよ・・・！
アダルトマウスっていうのは
もう毛が生えたねずみちゃんで
ピンクマウスっていうのは
まだ毛が生えていないねずみちゃんなんですけど
最初は蛇の身体のサイズに合わせて
ピンクマウスのＳサイズとかから与えていくんですよね
そんで徐々に大きな物にしていって
ピンクマウスを卒業してアダルトマウスに切り替える
ここでもルルちゃんは
びっくりするほど臆病だった
蛇の生態から考えると
毛が生えているのなんて見て分かるもんじゃないと思うんだけど
もうね
ケースの中にアダルトマウスを入れた瞬間
大暴れ！！！
水が入ったケースをひっくり返しながら
必死にケースの外に出ようと逃げ回り
最終的には
ケースの中の『なんちゃって洞窟』の中に入り
めちゃくちゃ小さく丸くなって出てこなくなった
蛇はよくとぐろを巻く
みたいな感じで言われているんですけど
うちの子はあまりとぐろなんて巻かない
べろーっと長く伸びた状態で存在している
とぐろを巻くのは
ビビッて逃げて『なんちゃって洞窟』に隠れる時くらいだ
最初は確か丸一日出てきてくれなかったんじゃないかなぁー
『なんちゃって洞窟』を上から持ち上げて
隠れる場所を無くしても
頑なに動こうとしなかったから
そっと『なんちゃって洞窟』をかぶせて放置した
アダルトマウス無理なのかなぁー！
だけど
ピンクマウスだとサイズが小さいから
その分たくさんあげなきゃならなくて
手間がかかるんですよね
だから出来るだけ
ルルちゃんの身体のサイズで食べられる
大きいサイズのねずみちゃんを食べて貰いたい
その翌日
ようやく出てきたルルちゃんに
仕方なく残っていたピンクマウスをあげた
それから２週間後
ご飯の日を迎え
私は再び買ってきたアダルトマウスをルルちゃんに与えたが
またもやルルちゃん大暴れ！
この時は私も滅茶苦茶粘って
ピンセットで口元まで持って行ったりしたんだけれど
それによってさらにルルちゃん大暴れ！！！
目の前に持って行くと
すっごい勢いで首（首？蛇に首なんてあるのか？）を
ぶぅんっ！と反対方向に向けて
びゅんびゅんと変な動きをしながら
ケースからの脱出を試みて
最終的に
私の腕に全力で巻き付いて締め上げながら
そこでぎゅーーーっと固まっていた
ほどこうと思ってもほどけないあの力強さと
可哀相さに
私は負けた
そんなに嫌がるならもういいよ・・・！
今まで通りピンクマウス買ってきてあげるから
それ食べなさい！
ごめんごめん！
嫌がる事してごめんね！！？
ペットショップの店員さんに相談すると
「稀に大きな餌を怖がったり嫌がったりする個体が居る」
という事だったので
うちのルルちゃんは特別臆病な子なんでしょうね
そうだよなぁ・・・
昔ケースを掃除してルルちゃんを部屋に放している最中に
当時飼っていた猫のタマ様が部屋のドアを開けて入っちゃって
ケースを洗い終わって部屋に戻ったら
ルルちゃん
一方的にタマ様に追い詰められてベッドの下に隠れてたもんな・・・
蛇って強くて狂暴なイメージだったけど
なんかもう可哀相過ぎて涙が出そうになるほど弱々しい姿で
慌てて抱き上げて頬ずりしたものだった
巻き付けば勝てる相手だったはずなんだけど
そういう発想にならない子なんだろうなぁ・・・
ただ
１年ほどかけてどうにかこうにか
アダルトマウスのＭサイズまでなら
食べられるようになりました
めっちゃ時間かかったー！！！
マウスもそんなに安い物って訳じゃないから
買ってしまった以上食って貰わないと困るんだよ！
という気持ちで根気強く挑戦したのが良かった
ただ
マジで大変だったから
Ｌサイズには挑戦しないと思う
気弱なうちの子にはＭサイズが関の山さ・・・
そんなルルちゃんがヌートリアと対面しようものなら
きっと
物凄い速度で逃げて
『なんちゃって洞窟』に隠れて
数日は出てこなくなる気がする
うちの子は弱いんだ・・・
圧倒的に小さい
死んでいて動きもしないマウスにすらビビっちゃう子なんだ・・・
まぁでもそういう子で良かった気もしているけど！
弱い感じだからこそ
私はルルちゃんが可愛くて可愛くて仕方ないし
手がかかるからこそ
大切にしようと思えるんじゃないかなぁー
撫でても嫌がらずにぺたーっと潰れていくのも可愛いし
私に噛みついたのなんて
まだ飼い始めたばかりの頃に
あまりにも可愛くてご飯中に手を出したら
間違って私の指に噛みついた時くらいのもんである
個体によってはなかなかハンドリングしにくい子も
居たりするらしいけれど
故意に私を攻撃をしようとした事なんてただの一度も無い
ルルちゃんは飼い始めてすぐの頃から
ずーっと変わらず
ハンドリングも嫌がらない良い子である
これでさ
に出てくるような狂暴な蛇だったら
私愛せなかったかもしれないし・・・！
そんな子だったらさすがに怖くて頬ずりとか出来なかったかも！
先程
そんなルルちゃんが水が入った入れ物の中で
水浴びをしていたので
写真を撮って皆さんにお披露目しようとしたんだけれど
私がケースに近付いた瞬間から
「遊んでくれるのーーー！！！？
お散歩の時間ーーー！！！！？」
と言わんばかりに頭をぶんぶん振って興奮状態に陥ったので
写真は無しです・・・
お前細長い物体だから
ブレるとほぼ何も写らねぇんだよなぁ・・・！！！
