黒猫のワルツ

全部の歯がしっかり当たってます!=全て知覚過敏

 

皆様こんにちは

 

最近我が家の近くでよく見かける

丸々太った野良の黒猫ちゃん

 

お近付きになりたくて近付こうと思い

黒猫ちゃんを見た

 

 

そしたら

 

目が合った瞬間に逃げ出された

 

 

そうか・・・

やっぱり私を受け入れてくれるのは

実家の猫たちだけなんだな・・・

とかなりのショックを受けたLUKAでございます

 

 

 

そんな私は

もうじき歯医者に通い始めて1年が経つ

 

 

こんなに長い事歯医者に通ってる人って居る・・・?

 

毎週通ってるのに1年もかかる人なんて初めて聞いたんだけど・・・

 

 

親知らずも全て抜いたし

虫歯の治療も終わった

 

それなのにいまだに通って何をしているのかっちゅーと

 

 

『根本的解決に向けた治療』ですね

 

 

・・・あの

 

また歯が欠けてたんですよ

 

 

親知らずを全て抜いた後に

何度かに一度行われるすべての歯のチェックで

また新たに欠けた歯が見つかった

 

 

一体何本目だよ!

 

 

ただ

歯が欠けるっていうのは今に始まった事じゃない

 

これまでにも何度も何度も歯が欠けたり

亀裂のような物がうっすら見えるようになったりした事はあった

 

だけどそれは

『歯医者に通っている暇が無い』という状況下での出来事だったので

欠けてもヒビみたいなのが入っても

ことごとく無視していた訳です

 

この歯医者に通い始めて

それらを全て治療して貰っていたんだけれど

その最中でまた新たに欠けたよ

ってだけなんですよね

 

 

 

まず1つ目の問題は

『歯が欠ける』という事

 

 

そしてもう1つ

私が抱えている大問題は

『強烈な知覚過敏』

 

これは先生や助手さんも

「ここまで酷い人はなかなか居ない」

と言うほどの酷さ

 

歯茎が完全に上がってしまっていて

ちょっとした刺激でも神経にズキーン!ときちゃう

 

 

ただこれも

大層前からの事なので

「こういうもんなんだ

 冷たい物口に入れなきゃいいだけ」

と思っていた

 

 

しかし

助手さんも先生も

「これは絶対に放っておくべきじゃない!」

と判断したらしく

今回その2つの問題の根本的解決に動き出してしまった訳です

 

 

先生「ルカさんの歯が欠けるのも

   異常なまでの知覚過敏も

   原因はたった1つなんですよ」

 

私「はい」

 

先生「前から言ってるけど

   歯を食いしばってる」

 

 

確かに寝てる時に

物凄く歯を食いしばってしまっていて

ハッと目が覚める事はある

 

 

私「でも寝ている時の事なので・・・

  治療するとしたらマウスピースですかね・・・」

 

先生「ううん」

 

私「???」

 

先生「ルカさんは

   今こうしている時も

   恐らく歯を食いしばってる」

 

 

!!!!!!!!?

 

 

私「いいえいいえ!!!?

  食いしばってませんよ!?」

 

先生「はい鏡持って口開けて

   あのね

   頬の内側に線がついてるの分かる?

   ひだみたいになっちゃってるよね」

 

私「あー」

 

先生「これはよほど長い間

   歯を食いしばっている人じゃないと出来ないやつなのね

   上の歯と下の歯が常に当たってるって事」

 

 

・・・・・・・・・?

 

 

突然

 

先生が何を言っているのか分からなくなった

 

 

上の歯と下の歯が常に当たっている・・・?

 

 

先生「ルカさんは

   上の歯と下の歯

   かなりの頻度で当たってない?

   ご飯食べる時と喋る時以外で」

 

私「それはもちろん!

  常にしっかり当たってますよ!!!」

 

 

当然じゃないか!

 

ばっちりビタッと上の歯と下の歯噛み合ってますよ!

 

 

先生「それがダメなんだよ・・・!!!

   普通の人は上の歯と下の歯が

   当たってないの!!!」

 

私「・・・・・・・・・・!!!!!!!!?」

 

 

 

えっ・・・・・・・・・!?

 

 

 

私「・・・・・・・・・・??????」

 

先生「通常人の歯っていうのは

   軽く開いた状態になっててね

   皆口は閉じているけれど

   何ミリかは浮いた状態で居るの

   だけどルカさんは・・・えっ・・・

   本当に常に・・・ずーっと当たってるの・・・?」

 

私「こうしている今もしっかり当たってます・・・?」

 

先生「それが噛みしめてる

   って事だって知らないレベルで・・・?」

 

私「こ・・・これが・・・

  噛みしめる・・・!!!?」

 

 

衝撃的だった・・・!!!

 

 

まるで

『私の世界が丸ごとひっくり返された!』

ってくらいの衝撃だった

 

 

いつも先生から

「噛みしめないように」

と言われていたけれど

 

私の中での『噛みしめる』というのは

こう・・・グーーーーッ!と力を入れて噛みしめる

という事であって

それは自分が起きている最中は決してやっていないから

「私噛みしめてないもん!」

と思っていた

 

 

私「えっ・・・えっ・・・???

  ど・・・どういう・・・?

  上の歯と下の歯の間に隙間を空けた状態で

  皆口を閉じてるって事・・・?

  そんな・・・そんな事どうやって・・・???」

 

 

必死に

上の歯と下の歯を浮かせた状態で

唇を閉じようとするが

 

自分でも分かるくらいに

鼻の穴が広がる

 

 

私「・・・むぐむぐむぐ・・・

  (必死に唇を閉じようとしている)」

 

先生「ぶふっ!!!!!!!!

   いや!

   でも・・・そう!!!

   そういう事!

   それが自然に出来ていない時点で

   ルカさんは本当に常に噛みしめてた

   って事だね・・・!

   そうかぁ・・・いや・・・

   多分結構凄いんだろうとは思ってたけど

   本当に常にそういう状態だとは思ってなかった・・・」

 

 

唇を閉じた状態から

歯を浮かせてみようとするけれど

それでもやっぱり鼻の穴が広がる

 

 

・・・なんだこれ・・・!

 

皆はこんな高等テクニックを

違和感を与える事なく使っているのか・・・!?

 

 

私「えっ!!!?

  待ってください!

  普通の人はこれを常にやってるんですか!?

  ちょっとちょっと!

  どこでそんなの習いました!!!?」

 

 

マジで分からなかった

 

私の中では

『上の歯と下の歯は常に当たっていて当然』

とずーーーーーっと思っていた

 

なのに

それがむしろ異質だったなんて信じられない・・・!

 

そんなの学校で教えて貰った!?

 

なんで歯を浮かせるなんて凄い事を

皆は自然に出来てるの!?

 

 

先生「な・・・習うって事じゃないんだけど・・・

   人は基本的には子供の頃から

   自然とそういう風にするようになってて・・・

   だから100%これは断言出来るけど

   ルカさんもどこかのタイミングで

   そうやって食いしばるようになったはずだよ

   ルカさんだって元々はそうやって食いしばってなかったはず」

 

 

いつ!!!!!!?

 

どうしてそんな事に!!!!!?

 

 

先生「一般的に言われてるのはストレス

   仕事の最中に歯を食いしばらなきゃならないシーンがあって

   それを繰り返しているうちに

   それがその人のストレス発散方法になってしまう

   なんて言われてるね

   どこかのタイミングで・・・

   そうもう何年も前とかの話でも

   「もしかしたらあの時からかも」

   みたいなのは無い?」

 

私「・・・・・・・・・・・」

 

 

若い頃

歯科検診の度に歯医者さんに

「綺麗な歯並びだね!」

「凄く立派で綺麗な歯だね!」

と言われていた私

 

そんな私の歯並びが強烈に悪くなり始めたのは

 

 

寿司屋で働き始めて数年後の事だった・・・

 

 

先生「それでそれが癖になって常習化すると

   今度は脳が

  「もっと食いしばれ!もっと食いしばれ!」

   って指示を出すようになるの

   これはもうかなり酷い状態って言えるんだけれど

   ルカさんの事を見ていた限りだと

   恐らくルカさんはそこまで達してると思うよ」

 

私「・・・・・・・・・・・・・・」

 

 

な・・・なんだろう・・・

 

突然寿司屋で働いていた頃の私の事が

可哀相に思えてきた・・・!

 

 

先生「ルカさんみたいに

   歯を食いしばってるって事を無自覚な人は

   もちろん少なくないんだけどね

   ルカさんのように

   「常に当たってますよ!」って自覚しているのは

   かなり酷い状態って言えるね

   僕が知っている限りでも・・・もの凄く酷い

   それでそれが普通じゃないって事を

   今こうやって聞かされても思い出せないって事は

   かなり前からそういう癖が強く沁みついてるんだと思うよ」

 

 

確かにあの当時が一番

上からの重圧と下からの重圧で押し潰されそうで

誰からも揚げ足を取られる訳にはいかない!

と必死に

ただもうがむしゃらに働くしかなかった

 

色んな意味で歯を食いしばっていた気がする

 

泣きたくても泣く事も許されず

歯を食いしばって耐える事しか出来なかった当時の私

 

ほんと

マジでグーーーッと食いしばってた

 

辛い事があった時も

マジで頭にきている時も

悔しい思いをした時も

とにかくグーーーッと食いしばって

浮かんできそうになる涙を必死に止めていた

 

 

それがまさか

 

この歳になってこれほどまでに私を苦しめていたとは・・・!

 

 

うぅっ・・・!

 

当時の私に会って

 

「どうせ売り上げ足りなくて無くなる店だ

 今すぐ辞めてしまえ!!!」

 

と言って助けてあげたい・・・!

 

 

けど・・・

 

多分当時の私だったら

 

「じゃあ私が売り上げをアップさせるわ!」

 

とより一層励んだ気もする

 

 

若いって怖い

 

 

先生「とりあえずルカさんは

   来月もう一回来て貰いたいんだけど

   それまでに上の歯と下の歯が当たらないように

   意識して過ごそう」

 

私「分かりました・・・」

 

先生「マウスピースはめるとか

   脱脂綿みたいなものを噛むとか

   そういうのも有りと言えば有りなんだけど・・・」

 

私「それだとそれを外したら結局噛むから

  根本的な解決にならないのでは・・・?」

 

先生「そう!そういう事!

   最初は凄く意識しないとすぐ噛んじゃうし

   大変だとは思うんだけど

   これを改善する事が出来たら

   もしかしたら知覚過敏は今より良くなるかもしれないし

   歯が欠けるなんて事も無くなるかもしれないから」

 

私「・・・私・・・

  頑張ります!!!」

 

 

幸い今はマスクを常に着用している状態だ・・・!

 

口が半開き状態になっていようが

誰にも咎められる事もなかろう!

 

最高のタイミングじゃないか!

 

 

悪癖は直せる時にしっかり直していかないとね!

 

 

 

こうして帰宅した私

 

母に電話をかけて

「普通の人は普段上の歯と下の歯当たってないってマジ?」

と聞いた所

 

「当たってない」

と即答されてうなだれた

 

マジだった・・・!

 

いや

先生が言ってるんだから間違いな訳が無いんだけどさ・・・!

 

 

しかも母曰く

 

「上の歯と下の歯当たってた時期あったけど

 その時は顎関節症になった」

 

との事

 

言われてみれば私も

寿司屋に居た時顎がおかしくなって

口を開けたり閉じたりする時に

カコカコ音がするようになってた時期あったわ・・・

 

点と点が線で繋がって行く・・・

 

 

 

人間の上の歯と下の歯が当たるのって

一日に換算したら

わずか5分程しか無いらしいですね

 

私多分逆だわ

 

当たってない時間が5分ってレベル

 

 

はぁー・・・そうだったのかぁー

 

私はそんなにも歯を食いしばって生き続けていたのかぁ

 

しかもそれがストレス発散になっていたとか

なんかもう・・・いたたまれないわ・・・

 

もうちょっとマシなストレス発散方法見付けろよ・・・

 

 

 

帰宅してから

必死に意識して

歯を半開きにしている私

 

 

 

結果

 

唇も勝手に開いてしまっていて

 

 

このブログを書くまでの間に

 

 

 

よだれを2度もこぼした

 

 

 

え!!!!!!?

 

ねぇ超難しいんだけど!!!!!

 

 

ほんっとうに皆こんな事自然に出来てるの!!!?