んなぁぁぁーーーーん！

皆様こんにちは

若い頃はスピード違反で何度も捕まり

罰金を払うのがアホくさくて

かなり大人しい運転になったＬＵＫＡでございます

そんな私なのですが

免許を取って・・・

えっと・・・・・・

もう２０年近く経つのですが

いまだに無事故だったりする

違反はなんかもう色々あったけど

事故を起こしたり巻き込まれた事はただの一度も無い

無事故の秘訣は

「君子危うきに近寄らず」！！！

ちょっとでも怪しい運転の奴だと感じたら

可能な限りその車を避けろってこってすね

信号待ちで止まっている最中も

なんなら私はバックミラーで

後ろからアホな車が突っ込んでこないか見てたりする

後は度胸でしょうか

非常に近い距離で事故が発生した時

瞬間的な判断力ももちろんの事だけれど

それ以上に

度胸が求められている気がする

これまで何度も

もう目と鼻の先で事故が起きた！

という状況に遭遇した事があるけれど

どのシーンでも最終的には

咄嗟に発揮される度胸で巻き込まれずに済んだ気がしてならない

運より

判断力より

とにかく度胸！！！

そう思っている私が

ある日の仕事の休憩終わり

会社へ戻ろうと車を走らせていた

その日は大層雪が降っていて

私がいつも通っている山道は

とてもじゃないけれど通れる状態ではなかった

いや

通ろうと思えば通れるんだけれど

埋まってもおかしくない積雪量

なので

いつもとはちょっと違う

大きな道を通って会社へ向かっていた

たばこを吸いながら

片側３車線の道路を走行

左レーンが左折＆直進

中央レーンが直進

右レーンが右折＆直進

という仕組みの道である

私は

こんな位置に居た

雪が降り積もって真っ白なので

レーンを区切るラインは見えない状態

私はこの後左折の予定があるので

もちろん左レーンを走行中！

この道が

ゆるやかな下りに差し掛かった時の事だった

私から見て斜め右を走行中の①の車が

突然ギュンッと一瞬右を向いたかと思ったら

次の瞬間には

ギュルルルッ！っと物凄い速度で左に回転して

私が走っている左レーンに突っ込んで来たのだ

私「！！！！！！！！！」

当然私の前を走っている②の車は

突然自分の目の前に

正面に向き合う形で突っ込んで来た①に衝突！

ゴシャッ！！！！！！！

んあぁぁあーーーーーーーーーーーーーーーーー！！！

右のサイドミラーとバックミラーを超速で確認した私は

無意識に叫びながら

アクセルを踏み込んで右にハンドルを切った

私「ばかやろうどけやがれぇぇえ！！！」

完全にいちかばちかの判断だった

このままブレーキを踏み込んだとしても

間違いなく間に合わなくて私は②の車に突っ込む

更には多分私の後続車も私に突っ込んでくる

かと言って私が取った

「アクセルを踏み込んで③の前に割り込む」

というのは

そもそも③が思っていた以上に近かったんですよね

アクセルを踏まないと割り込めないくらいの距離だった

だけど

前の車が滑った場所の付近でアクセルを踏み込む事の危うさよ！

急アクセル急ブレーキ急ハンドルのうち

急アクセルと急ハンドルというリスクを取ったのだ

私もスピンする可能性が極めて高かったし

そうなったら③を巻き込んで事故になる可能性が高かった

だけど

どっちにしろ事故るなら唯一チャンスがあるこれじゃね！？

・・・ってな事までは考えてなかった

自分の進行しているレーンに

①の車がこっち向きに進入してきて

私がアクセルを踏み込んで右にハンドルを切るまで

僅か１～２秒ほどのものだったと思う

頭の中真っ白よ！！！

真っ白だし

多分息も止まってたけど

私の度胸だけが機能しちゃったの・・・！

しかもこの時完全に無意識で叫んでいた

「ばかやろうどけやがれぇぇえ！！！」

ってセリフは多分間違いなく

③に対して言ってたんですよね

③何も悪くなくない・・・！？

ただ自分が進むべき道を真っ直ぐ

これまでと変わる事無く走り続けてるだけじゃね！？

全然ばかやろうじゃないのに

なんでいきなり暴言吐いてるの私・・・！

しかし

この行動が功を奏して

私は無事

中央レーンに割り込んで

速やかに左レーンに戻る事が出来た

（この時点でもまだ頭真っ白！）

両手でハンドルをぎゅっと握った状態で

バックミラーをすぐに確認すると

もしかしたら

私の後ろの車も追突したかもしれなかった

アクセルを踏んで加速した事もあって

あっという間に遠くに離れちゃったし

気が動転していて

バックミラーも一瞬しか見なかったから

よく見えてなかったんだけれど

なんかごちゃごちゃした感じになってた気がする

すまねぇ皆・・・！

俺

何が何でも会社に戻らなきゃならねぇんだ・・・！！！

ただ

この時点でも私の頭はまだ真っ白中

そして

もうここまで来れば安全

という辺りまで走った所で

無意識に叫んだ

私「んなぁぁぁーーーーーーーーん！！！！！」

その叫びと共に

突然我に返った

・・・・・・・え？

な・・・何それ！？！？！？

どういう感情なの！！！？