蛇とアスパラ一緒にすんな
皆様こんにちは
ＬＵＫＡでございます
今日は初っ端から
ものっすごい偏見をぶっ飛ばしていきますよ！！！
『お喋りが好きな人って
誰に何を喋ったか忘れて何度も同じ話をする説』・・・！
どう思いますか・・・！？
私これあると思うんです！
この事に気付いたのは
まだ２０代前半の頃の事だろうか
学生時代から何度も何度も
（こいつこの間も同じ事言ってたぞ・・・
頭大丈夫か・・・？）
と思いながら話を聞いていた事はあった
だけど
それがどういう事情で引き起こされている現象なのかは
当時は全く理解出来なかった
（ボケてんのかな・・・）
くらいの認識だった
だけど社会に出てからも
そういった人たちは後を尽きず
私はこの結論にたどり着いたのだ
お喋りをするのが好きな人って多分
自分が『この話面白いでしょ！？』と思った事を
誰かに聞かせて笑って貰いたいんでしょうね
ここ数日の出来事の中で
最も『これはウケるだろ！』というネタを掲げ
とにかくかたっぱしから色んな人に聞かせようとする
相手が誰だって構わない
笑ってもらいたいんだと思う
ただこれがちょっと理解出来なくて
私も「ブログで人を笑顔にしたい！」って気持ちはあるんだけど
多分若干そういう人たちの「笑わせたい！」とは質が違う気がしている
私は出来る事なら
多くの人たちが
「えぇー腹立つー！」とか
「こんなの面白くも何ともない」とか
「悲しい出来事だ・・・」とかって感じるような出来事を
面白おかしく語りたいんですよ
あらゆる物事は
受け止め方次第で自分の人生の笑いに繋がるんだぜ！
みたいな事を伝えたいと思っているし
日々の暮らしの中に
僅かでも良いから笑いという花を添えたい
私は若い頃に浮気をして
それを責めた翌日には北海道から飛び出して逃げた男の事ですらも
ネタにしちゃう人間ですからね・・・！
普通だったら泣いて明け暮れるでしょうし
そりゃーもう悲しい悲しい出来事なんだろうけれど
どんな出来事だって笑い話に変えられるもんなんだ
あぁーほんっと恋愛って分かんねぇよな！！！？
でもそんな体験出来る人なんて滅多に居ないだろ！？
浮気されて責めたら翌日には荷物も何もかも消えてた
なんて体験早々出来ないぜ・・・！？
これをネタにしない手は無いだろ・・・！
ただ
自分が『これはとびっきり面白い！』と思った話があったとしても
面白いのは一回きりじゃないですか？
面白い話の有効回数は
１人につき１回までだと私は思っている
さっきのように
何か他の付属するような話を出したついでに
前にも話した事を話すのは有りだと思うんだけれど
前に話した内容とまるっきり同じ内容を
同じ人から二度以上聞かされたら
聞かされた側はこれっぽっちも面白くないよね・・・！！？
だってもうオチ分かってる訳だし！？
だから本当に心から『相手を笑わせたい』と思って
面白いと思ったネタを相手に披露するのだったら
『誰にその話をしたか』は覚えておくべきなのだ
それか
そう簡単にはそのネタを披露しない
私なんかは
面白い出来事があったとしても
言葉にしてそれを伝えるのは
相手の口からそのネタと繋がりそうな話題が出た時くらいのもんで
自分からグイグイそういう話を振ったりしない
じゃないと
二度三度と同じ話を人に聞かせてしまう恐れがあるじゃないか・・・！
二度も三度も同じ話を聞かされたら
相手はただひたすら愛想笑いを迫られ
全然面白くもなんとも思わないはずだ
むしろ気の毒ですらある
『面白い話』というものは一発放つと
その場で笑いを巻き起こす事が出来るかもしれない
だけど何度も何度も話す事で
『面白い話』はどんどん劣化していき
いずれは『つまらない話』になると思っている
自分が『面白い話』を面白いまま相手に伝えたいなら
可能な限り
同じ人に同じネタを何度も披露してはいけない
それが出来ていない＆認識していない時点で
『自分が面白いと思った事を何度も話す人』は
『相手を楽しませる為』にその話を披露する訳じゃない
って事になりませんかね
多分あれは
『自分が面白いと思った事を人に話している最中
自分が楽しい』
これが根本にあると思う
自分の喜びの為にやってるんじゃなかろうか
だから相手が誰かなんて気にしないし
誰に話したかを覚えている必要性なんて無い
ただ目の前に居る
耳がついた言葉が通じる生き物に
「こーんな面白い事があったのよ～！」
と話す事で満足しているんでしょうね
・・・ここまでが前振りだよ・・・？
私が現在勤めている会社には
話すのがだーい好きで
何度も何度も同じ事を楽しそうに話す人たちが
一定数存在している
話している本人は楽しそうだけれど
「それ聞くのもう三回目ですけど？」
と思いながら聞いている私は
全っ然楽しくない
なんなら話し始めて１０秒後くらいには
「そこから先は私が喋ってあげましょうか？
一語一句違わず覚えてますよ？」
って言ってやりたくなるくらいだ
でもさ
何日か経った後にまたその話を出されたら
多少期待するじゃないですか
同じ話と見せかけてからのー？
途中からその続編が始まるパターン！！！？
みたいな
だけど全然そんな事無い
きっちりオチまで一緒
何が面白いんだよマジで・・・
なんで喋ってる本人が一番楽しそうに笑ってんだよ・・・
腹立つなぁ・・・
そういう人たちと一定距離に近付くと
もう既に何度も聞かされた話をまた聞かされる可能性があるので
出来るだけ距離を置いて接するようにはしている
だけど
それでも逃げ切れない時もある
そんな訳で私はある日
その日！！！
その日だけで！！！実に３回目になる
「山から霜が下りてきて畑がダメになったのよー！
アスパラがしおっしお！」
という話を
真顔で聞いていた
話している本人はとっても楽しそう
反してこちらはもう
まともに耳から話が入って来ない
今日だけでなんで３回も同じ話するんだよ・・・
つーかさっき他の人たちにもその話してただろ？
一日何回その話すれば気が済むんだよ
この話を録音してリピートでずーっと流しておいてやれば
それで満足してくれるんだろうか・・・
１度目は笑ってやるよ
だけど２度目３度目があると思うなよ・・・！？
私は絶対笑わないからな！！！？
いやそもそも
「アスパラ持ったらこんなくたぁーーんとしてねぇ！
蛇かと思ったわ！」
がオチっていうのが理解出来ないんだが・・・？
もっとインパクトのある面白いの用意してくれよ・・・
１０分ほどかけて
３度目のアスパラ物語を聞き終えた私は
心底うんざりしていた
私の目の前から姿を消した語り手は
もしかしたら今違う場所でまた違う人に
アスパラ物語を語っているのかもしれない
４回目を聞かされたらさすがに私も怒りそうだな・・・
「さっきも聞きましたよ」って言っちゃいそう・・・
いや！
言おう！！！
こういうのははっきり言った方が良い！
だって１回１０分のアスパラ物語をもう３回も聞かされて
人生の時間を３０分も無駄にしているんだぞ！？
もーさすがに言っていいやつだろ！
うん！
次は絶対言う！
そう決意しながらＰＣに向かって仕事をしていた
そんな私を
２０分後
悲劇が襲った
アスパラ物語の語り手に来客が現れ
私のすぐ後ろの席でそのアスパラ物語が始まったのだ
「山から霜が下りてきてねぇー！」
もうやめてくれよ・・・！！！
さっき聞きましたって言いたいけど
今聞かされてるのは来客であって私ではない！
いや
マジですぐ後ろで喋ってるから
私も聞かされているようなもんなんだけど
ここで私が「もう聞きました」って言うのは違う・・・！
予想だにしない形で４度目のアスパラ物語を堪能させられた私は
何だか脳が疲れてきていた
出来る事なら聞きたくなかった
だけど
「あぁっ！またアスパラ物語始まった！」と思ってしまうと
どうしても意識がそっちに向いてしまう
気にしない気にしない！！！
もう絶対気にしない！！！
・・・・・この日
アスパラ物語の語り手に
４人の来客があった
結果
私はその日
アスパラ物語を８回聞く羽目になった
午前中３回直接聞かされ
来客４人でプラス４回
これだと７回ですよね・・・？
帰り際にもまた直接聞かされたから８回なんですーーー！！！！！
「もう聞いた」って言う気力も残ってなかったわー！
（えっ・・・マジでまた同じ話するの・・・？
ば・・・ばかな・・・嘘だろ・・・？）
ってびっくりしちゃって何も言えんかったぁぁぁー！
いい加減にしねぇと
病院に「この人認知症の疑いありです！」って連れてくぞこんにゃろー！！！
