黒猫のワルツ

無い物やらある物やら

 

皆様こんにちは

LUKAでございます

 

 

私と

会社の20歳の女の子は

 

とてつもなく仲が良い

 

 

最初はどうなる事かと思ったんですけどね・・・!

 

読者様からもコメントで

「大丈夫かなぁ」と心配する声があった

 

 

・・・が

非常に良い関係を築けている

 

 

どのくらいかっちゅーと

仕事が終わった後に駐車場で

1~2時間ほど話し込むほど

 

 

長い!!!

 

ちょっと長いけど

20歳の女の子の話はどれも楽しいから

いくらでも聞いていられる!!!

 

 

まぁやっぱりあれなんでしょうね

 

どちらかがどちらかを嫌えば

人間関係って上手くいくはずのものも

上手くいかなくなるもんだと私は思っていて

 

こちらが好意を寄せていれば

相手にもそれが自ずと伝わってくれるのでしょう

 

私は最初っから

20歳の女の子の事結構好きでしたからね・・・

嫌われなくて本当に良かった

 

 

「やりたくない事はやらない」

「自分がやっている事について深く考えない(仕事が増えるから)」

という徹底した思考を

いっそ清々しくて好きだと思っていた

 

これが片思いだったらかなりの大ダメージ

 

 

私と20歳の女の子は

仕事に取り組む姿勢に大きな差はあれど

「人それぞれ違うよね!」

「お互い協力出来る所協力していこ!」

「君が嫌いな事は私がやるよ!(これは私の一方通行)」

とお互いに肯定し合えるそういう関係になった

 

 

私が入社してから

まだそれほど長い月日は重ねていないはずなんだけれど

こうなれたのもひとえに

彼女の精神年齢の高さによるものもあった事でしょう

 

人って

「人は人

 自分は自分」

と割り切って生きていけるようになるまで

結構な歳月がかかると思うんだけれど

20歳の女の子はまだ齢20歳という年齢で

その域に達しているのだ

 

故に

人を妬んだり疎んだり

そういう事が基本的にあまり無い

 

 

実に素晴らしい人間性女の子である

 

 

 

だけど

んまぁぁぁ可愛いんですわ!

 

彼女を見ていると

「私に足りない物」に次々気付いていける

 

 

今日はそんな

「私に足りない物」を書いてみようかな!

 

 

 

20歳の女の子は

 

釣りが大好きである

 

 

毎週のように交際している彼氏と一緒に

遠くまで釣りに出掛けて行く

 

そして会社で会った時には

その釣りがいかに楽しかったかを

表情をコロコロ変えながら話してくれるのだ

 

 

・・・・・・・・が

 

なんと彼女

 

 

餌と魚に一切自分では触れられない

 

 

最初これを聞いた時はびっくらこいた

 

 

え!?

どういう事・・・!?

 

釣りには釣り餌が必須だよねぇ!?

なのにそれがつけられない時点で

もう釣り出来ないじゃない・・・!!?

 

 

だけど

彼女曰くこういう事らしい

 

 

「釣りの餌は彼氏がつけてくれて

 釣った魚はそのまま彼氏が居る方にぶらーんとやると

 彼氏が針から外してくれる」

 

 

至れり尽くせりかよ・・・!!!

 

 

釣りの最高に楽しい

ヒットした瞬間と釣りあげるその瞬間だけ楽しむとか

どんだけーーー!!!?

 

 

だけど想像したら

 

やっぱり可愛い

 

 

イソメを見てきっと悲鳴を上げるんでしょう

 

釣り上げた魚を見てきっと悲鳴を上げるんでしょう

 

 

そりゃー彼氏も張り切っちゃうよねぇ!

 

「仕方ねぇなぁ!」なんて言いながら

そのくらいやってあげたくなる事でしょう!

庇護欲駆り立てられまくり!

 

 

・・・対して

私が釣りをやる時はどうかっちゅーと

 

イソメが入ったパックの蓋を開け

イソメをガシッと掴んで

イソメの頭から釣り針をぶっ刺し

ぐねぐねとうねらせて針を深く突き刺し

何事も無かったかのように釣竿を振り

 

獲物が釣れたらガシッと掴んでキャッチ!

 

なんならちょっと魚の構造を観察してからクーラーボックスに入れ

 

帰宅後は綺麗に洗って鱗を落とし

頭をズバーン!と切り落として腹をかっぴらいて

はらわたを抜き取る

 

 

・・・悲鳴ってどっかで上がった?

 

 

これだよね・・・!

 

明らかに私に足りない物が見えて来るじゃないか・・・!

 

 

可愛げというものが微塵も見受けられない!

 

 

むしろ並々ならぬプライドすらも見え隠れしてるわ

 

絶対に男(人)なんかに頼らないからな!

という強い意志を感じる

 

 

 

やっぱり女性はさ・・・

多少の弱さみたいなものを見せていかないと駄目なんだよね

 

守ってやりてぇ!

って思えるような女の子こそが可愛いんでしょう

 

守ってやりてぇ!

って言ってるような女に可愛さは見出せねぇ

 

 

 

そして20歳の女の子は

心霊現象というものにとてつもなく怯える

 

まぁ実際には心霊現象でもなんでも無かったんだけれど

 

それは私と20歳の女の子で

倉庫に入って書類を探している時の事だった

 

 

突然20歳の女の子が

「ヒャァァッ!」と甲高い声を上げて

倉庫から飛び出して行った

 

 

私「・・・・・・・・・・・・え???」

 

20歳「やだぁぁぁああもうやだぁぁぁああ!

    なんか見えたぁぁぁあああ!」

 

私「・・・・・・・・・なんか、とは?」

 

20歳「奥の方でなんかぼやっと光ってたの!!!」

 

私「おん???」

 

 

その次の瞬間には

 

私は

「奥の方」へ向かって進み

目を凝らして

「彼女が一体何を見たのか」を確認しようとしていた

 

 

同じ場所に居て

同じ状況のはずなのに

かたや一方は悲鳴を上げて外まで飛び出し

かたや一方は無言でズカズカ真実を探ろうと進んで行く

 

 

私「あー

  床に穴開いてて下の明かりもれてるわ」

 

20歳「うそだぁぁあーーー・・・!

    えっ・・・ほんと・・・?」

 

私「うん

  ってかこれ危ないね

  暗くて見えないけど腐ってんのかな

  下に大きい厚めの板あったはずだから

  後でそれ持ってきて敷いておくわ」

 

20歳「うん・・・」

 

 

20歳の女の子は

それでもなお怯えた様子で

なかなか倉庫の中へ戻ってこなかった

 

 

ただ「暗い」というだけでもう怖くて仕方ないらしい

 

 

なんでだよ・・・!

 

この世界には朝・昼・晩が存在していて

今でこそ明かりが欲しい時には簡単に周りを照らせるようになったけれど

人間だってかつては闇の中で暮らしていたんだぞ!?

 

闇を過剰に恐れるな!!!

 

 

だけど

 

これも可愛いんだろうねぇ!!!?

 

 

見えない物に怯えているその姿を見て男性は

守りてぇ!ってなるんでしょうよ・・・!

 

って言うかそりゃそうよね

 

自分よりメンタルがタフな女性とか

もーどーーーっしようもないもんね!?

 

お化け屋敷に入って

真顔で造りを観察している女と一緒に歩いてたって

なんっにも楽しくねぇもんなぁ!?

 

出てきたお化け役見て

「・・・・・・ふぅーん」

とか言う女

しらけるなんてもんじゃねぇわな!(私だよ)

 

 

下手したら「守ってください」ってなるしかないもんね・・・!

男性の男性としてのプライドがズタボロ・・・!

 

いっそプライドもへったくれもなく

男女逆転状態でも良い!って男性じゃなければ

そういうのは成立しない気がする

 

 

そうだよなぁ・・・

兄夫婦の所もYちゃん(兄嫁)はこういうの苦手だもんなぁ

 

庇護欲・・・

そう・・・

庇護欲を駆り立てねばならないのだ・・・

 

 

 

そして先日

会社の壁に大きな蜘蛛が張り付いており

 

数少ない女性陣が大きな悲鳴を上げた

 

 

そこへ

ティッシュ1枚を持った私がスタスタと歩いて行き

蜘蛛を優しく掴んで

悲鳴を聞きつけて現れた数名の男性が見守る中

窓を開けてポイッ!!!

 

 

男性たちの間から

小さな声でこんな言葉が聞こえてきた

 

「す・・・すげぇー・・・」

 

 

違う!!!

 

これは絶対に違う・・・!!!

 

 

私も女性たちと一緒になって

「きゃぁぁあああーーー!!!」

「ひぁぁああーーーーー!!!」

って言うべきだった!

 

見たかよ!

70歳越えのお婆ちゃんだって

がっさがさの声で悲鳴上げてたぞ!?

 

 

私に足りないものはそういう恐怖心だよ!!!

 

あるのは冷静な判断力と度胸と平常心!

多分これは『女性らしい女性』に最も求められていない部類のやつ・・・!

 

 

なんなら最近

あんなにも苦手だった蛾と蝶々も克服出来そうなんだけど!

もう怖い物無しかよ・・・!

 

 

 

そんな私が昨日

実家へ行った時の事

 

母と虫の話をしていた

 

 

母「蜘蛛だけじゃなく

  トンボも苦手だよ」

 

 

母が以前から

蜘蛛が苦手な事は知っていた

 

小さな虫なら手掴み出来る母なのに

蜘蛛だけはどうにもこうにも動きが苦手らしく

まるで乙女のように悲鳴を上げて逃げようとする

 

でも・・・

 

トンボも・・・?

 

 

私「トンボなんて

  一体何が怖いの?」

 

母「子供の頃って色々やるでしょ

  羽を一枚一枚むしって

  足を一本一本ちぎって・・・」

 

 

えっ・・・・・・・

 

 

母「トンボはそういう事何度もやってたから

  なんか気持ち悪くなっちゃって」

 

私「いやいや!!!?

  そんな酷い事した事無いですけど!?

  あったまおかしいんじゃないんですか!!?

  ぐっろ!!!サイコパスじゃん!?」

 

母「え?やらなかった?

  色んな虫捕まえては羽とか足ちぎらなかった?」

 

 

なんって恐ろしい・・・!!!

 

 

私「やらないよ!!!?

  せいぜいやっても

  ビニール袋に水たっぷり入れて行って

  アリの巣に直接水を注ぎこんで観察するとかそのくらいだよ!」

 

母「はぁぁあああ!!?

  なんって恐ろしい事してんのあんた!?

  ひっどい事するねぇ!?」

 

私「あんたの方が残虐でしょう!?」

 

母「あんたの方が残虐だわ!!!」

 

 

 

・・・・・・あっ

 

 

何か女性として・・・いや

人として色々足りないの

 

 

遺伝かもぉおおーーーー!!!!!