黒猫のワルツ

バツが一個じゃない説・・・

 

皆様こんにちは

LUKAでございます

 

 

皆さんは

 

自分の父親が勤めている(または勤めていた)会社を知っていますか?

 

 

私は

 

 

知らない!!!

 

 

数年前まで勤めていた会社は知っているんですけど

その後具体的に『どこで』『何をやっているのか』は知らないんですよね

 

何度か耳にした事もあるような気がしないでもないけれど

・・・うん

興味無いのかな

 

さっぱり記憶に残っていない

 

 

母が勤めている会社に関しては

何ならどのくらいの時期からどのくらいの時期まで

どこに居てどんな仕事をしていたか

っていうのを全部知っているんですけどね・・・!

 

というか

大体の職場を『職場訪問』した事がある

 

 

何の為に職場訪問をしたのかは記憶にないけれど

私が反抗期真っ盛りだった小学生~高校生の頃ですらも

母の職場には必ず最低一度は足を運んでいる

 

私が高校生の頃の母は

全面ガラス張りの厨房で調理人として働いていたので

その様子をガラスの向こうからジーっと見ていた事もあった

 

 

 

母の事

 

そんなにも大好きだったのかな・・・

 

 

って言うのは冗談だとしても

興味があったのは確か

 

母がやっている仕事って

手先を使う仕事が多かったので

見ていて結構楽しかったんですよね

 

服飾関係の仕事だった時も

ミシンを上手に使って

ただの大きな布だったものを

色々な形に変えていくのを見ているのが好きだったし

 

ホテルで調理をしていた時も

手早く上手に大根の桂剥きをしている様子は

「私もいつかこんな風に出来るようになりたい・・・!」

と興奮したものだった

 

 

だけど

 

父の仕事って

 

 

見てて面白いものじゃなかったんですよね

 

 

いや!

父は父なりに一生懸命働いていたんですよ!?

それは分かってる!

 

だけど

私の興味をそそるようなものではなかった

 

学校の長期休暇の時に

手伝いに呼ばれて行く事もあったけれど

何て言うかこう・・・

 

私の好みの職種じゃない

 

 

それが原因なのか何なのかは知らないけれど

とにもかくにも私は

 

今の父の職場の名前も知らなければ

何の仕事をしているのかも知らない

 

 

しかもなんか・・・

仕事変わった気がするんだよな・・・?

 

いつからか分からないけれど

数年前に長く勤めていた会社を退職して

その後新しく勤め始めた場所と

今勤めている場所は違うような気がしている

 

 

気のせいかもしれないけど!!!

 

 

よく分かってないから

「そんな気がするなぁ~?」程度のもんだけど!

 

 

でもだからって

真実を知りたいとも思わない

 

不思議な事に

私の

父に対する関心度は0%と言っても過言ではない

 

 

 

そんなある日の仕事中の事

 

いつものように

とっても穏やかで静かな社内で

キーボードをたたいていた私

 

 

そこへ

 

(多分)社長の別れた奥さんとの間の息子(社員)がやって来た

 

 

息子「ルカさん?」

 

私「はいー」

 

息子「ルカさんのお父さんって

   〇〇に勤めているんですか?」

 

私「!?!?!?!?!?」

 

 

えっ?

 

〇〇・・・?

そうなの・・・?

 

 

私「え?」

 

息子「〇〇に勤めてますよね?

   えっ・・・違う・・・?」

 

 

えっ?

 

そうなんですか・・・?

 

 

私「〇〇ですか・・・?

  はぁ・・・へぇ・・・?」

 

息子「えっ!?違うの!!?

   てっきりお父さんだと思って今言ったのに!」

 

 

分からない!

 

違うのかどうか分からない!!!

 

 

私「そうなんですか?」

 

息子「えっ!!!?」

 

 

この時私は

「自分の父が〇〇に勤めている」

という全く知らない情報をぶち込まれて

とにもかくにも驚いていて

気付いていなかったけれど

 

息子からしたらこれは相当困惑するよね・・・!

 

『自分の父親がどこに勤めているのか』

知っていて当然とも言えるような事を聞いているのに

「そうなんですか?」なんて訳の分からねぇ返答が返ってきたのだ

 

 

とてつもなく混乱した表情で私を見つめる様子にも

頷けるってなもんである

 

 

なのに

 

私も大層困惑した表情をしていたと思う

 

 

え?

私の父って〇〇で働いているの!?

そうなの!?

知らなかった!

え?どうしてそんな事知ってるの!!?

どういう事!!?

 

って表情である

 

 

お互い超困惑

 

「え!?」「え!?」が何度もお互いの口から出てくる

 

 

息子「んっ!?あれっ!?

   あの人は一体誰なんだ・・・!!?」

 

私「えっ、私の父の話なんじゃないんですか?」

 

 

もうお互い何が何やらさっぱりである

 

 

息子「いや・・・あーーー・・・えぇえ・・・???

   あのーーーー・・・さっき○○に行ったら

   受け付けに居る男性に挨拶されて・・・

   その人が「ルカさんの父」って名乗ってたんですよ・・・」

 

私「へぇぇぇ!!!

  〇〇の受け付けに!!!?

  そうなんですか!?」

 

息子「えっでもっ!

   その人はルカさんのお父さんではないんですよね!?」

 

私「いやちょっと見てみないと分からないです!」

 

息子「えぇっ!!!?」

 

私「私の父なんですかね!?

  どんな風貌でした!?」

 

息子「どんなって細身の・・・えっ!どういう事!!!!?

   な、なんか複雑な関係とかですか!?」

 

私「いえ、普通だと思いますが・・・えっ?」

 

息子「えっ???????」

 

 

息子

 

困惑した表情のまま

思わず天上を見上げて考え込む

 

 

 

困惑した表情のまま

思わず俯いてデスクを見つめて考え込む

 

 

父・・・

〇〇で働いていたんだ・・・

しかも受け付け?

 

受け付けやってんの?

 

あんな爺さんが?

 

なんだそれ・・・どういう事???

 

 

 

しばし考えた後で

再び息子が話し始めた

 

 

息子「「娘のルカがお世話になってます」

   って言ってたんですよねぇ・・・」

 

私「あぁ!でしたら私の父なんでしょうねぇ!」

 

息子「あっ、やっぱりお父さんなんですか!?」

 

私「多分きっと」

 

息子「多分!!!!?きっと!!!!?」

 

私「私・・・

  月に数度は実家で顔合わせてるんですけど・・・

  父がどこで働いて何の仕事をしているのか・・・

  いやぁ~全っ然知らないんですよねぇ!はははっ!」

 

息子「えぇぇぇぇえええ!!!?

   そういう事!!!?」

 

私「へぇーそうなんですねぇ!

  〇〇で受け付けなんてやってるんですかぁ

  へぇぇぇーーー」

 

息子「えぇぇぇ・・・・・・

   これじゃ俺の方がルカさんのお父さんに詳しい

   みたいになっちゃうじゃないですか・・・」

 

私「あ!教えてくださってありがとうございます!」

 

息子「って言うか焦ったぁぁ・・・!

   なんか複雑な家庭で

   お父さんとほぼ接触が無い状態とかだったりして

   俺今すげー余計な事言っちゃったかなぁ!

   って考えちゃった・・・!」

 

私「あははははは・・・」

 

 

複雑な家庭・・・・・・・って・・・・

 

そういう心配が出来る貴方は

大層心が優しい子だねぇ・・・

 

でも・・・

 

あのな・・・

 

 

会長(70歳くらい)が居るだろ

 

社長(40代半ば)が居るだろ

 

その他親族がいっぱい居るだろ

 

まともさん(社長の彼女っぽいけど未婚)が居るだろ

 

あんた(20代前半)が居るだろ

 

幼い娘(幼稚園児)が居るだろ

 

 

 

あんたの年齢的に

一体あんたがこの一族の中で

誰が生んだ子供なのかが分からなくて

 

あんたの妹らしき幼稚園児の子供も謎過ぎるんだよ・・・!!!

 

 

社長離婚したの20年以上前って話じゃん!!!?

 

 

どこのタイミング!!?

どこのタイミングでその子生まれた!!!?

 

そして君とその子の本当の関係は!!!?

 

 

社長・まともさん・息子(?)・娘(?)が

4人セットで居る姿をよく見かけるから

この子供たちは社長の息子と娘って設定なのか・・・?

と思っているけれど

 

どーにもこーにも年齢が・・・!!!

 

年齢と離婚のタイミングが色々とおかしいんだよ・・・!!!

 

 

こっちも貴方の家族関係が複雑すぎて

聞くに聞けねぇでずっと「分からねぇ・・・」って思ってんだ!

 

 

 

あんたの家ほど複雑な家なんて早々ねぇから安心しな!!!