黒猫のワルツ

先生たちの心労やいかに

 

皆様こんにちは

LUKAでございます

 

 

最近私は

『今時の学校』や『今時の小中学生』について話を聞く機会が多い

 

 

私と

それを話してくれている人たちは大概昭和なので

「今ってこうなんだよ!?知ってる!?」

という調子で繰り出されるそれらの話題に

 

私はひっきりなしに

「えぇぇぇぇーーー!!!?」

と驚きっぱなし

 

 

今日はそんな「驚いたお話」をいくつかご紹介!

 

 

 

①小学校の教室に壁が無い

 

「最近壁の無い小学校増えてるんだよ!」

という話を聞いた時は

 

壁が無いって一体どういう事?

と思った

 

体育館的な場所で全学年全生徒が集まって

なんかもー滅茶苦茶声が響いて

どの先生が何を言っているのかわからねぇ

そんな状況下で

聖徳太子を目指す勉強でも強いられているのかと思った

 

だけど

詳しく話を聞いてみると

 

教室と教室の間には1枚壁があるんだけれど

 

廊下側の壁&ドアが無いらしい

 

 

え!!!?

どういう事!!!?

 

廊下はもう廊下として認識出来ないような感じって事!?

 

 

私「壁もドアも無いんですか!?」

 

まとも「そう

    だから授業参観とかで学校行くと

    隣の教室で先生が喋ってる声とか聞こえてくるの」

 

 

なんだそれ!!!?

 

お前は一体誰の授業参観に

どういう立場として行っているんだ!!!?

 

壁云々より

なお一層社長とその子どもたちと

あんたの関係性がわからなくなったわ!!!

 

 

私「じゃあじゃあ!

  ドアに黒板消し挟んでおくトラップとか

  もう出来ないって事ですか!!?」

 

まとも「えぇぇ!!!?そこ!!!!?」

 

 

そこ一番大事なところじゃね?

 

他に廊下側の壁とドアが無くて困る事なんて何も無いだろ

 

 

 

②先生がありえない程必死

 

コロナの影響で学校が休校だったという事もあるんだけれど

どうやら先生たちはマジで大変らしい

 

メールで練習問題を送る事はもちろんの事

コロナの影響がない時でも

予習復習用のプリントを作成して配布する事もあるらしい

 

 

私「予習復習なんて各自でやるもんなんじゃないんですか・・・」

 

まとも「そうでしょー!!?そういうもんでしょー!?

    それが違うの!

    先生によっては生徒のレベルに合わせて

    問題作ったりして配布したりするの!」

 

私「そういうのは各家庭でやらせるか

  塾に通わせてやるもんなんじゃないんですか・・・」

 

まとも「塾に通えない子供も居るとかそういう話らしいよ」

 

 

なんだそれ・・・!

 

塾に通えなかろうが何だろうが

本当にやる気のある子どもは放っておいたって勉強するから・・・!

 

段ボールを机代わりにして勉強する子どもだって居たから!

 

やらない子どもはやる気が無いからやらないのであって

先生はそこまで管理すべきじゃない!

 

各家庭がいかにして子どもをやる気にさせるかが大事なんだろ・・・!?

 

 

いや

でも多分

親が先生たちに物申した結果がこれなんでしょうね

 

『先生』の領分をはるかに超えるお仕事にしか思えないけれど

それを要求した人たちが居るから

そうせざるを得なくなっているんでしょう

 

 

まとも「学校休んだ子のところには

    先生が給食とプリント持ってくるの」

 

私「はああああああ!!!?

  子どもは子ども様ですかぁ!!?

  なんで先生がパシられてんだ!

  焼きそばパン買ってこい状態じゃないっすか!」

 

まとも「そんな風に考えた事なかったけど

    そう考えたら先生めちゃくちゃ可哀相になってきた

    学校での仕事終わった後に配ってるから

    あれ絶対残業だよね」

 

私「なんという事でしょう!」

 

まとも「なんという事でしょうね!?」

 

私「え、それ

  子どもたちが30人クラスに居たとして

  ストライキ的な何かで30人休んだら

  先生30人の家にそれ配って回るんすか・・・?

  先生って兼配送業者なのかな・・・?」

 

まとも「・・・・・・・・・ねぇ!!!?

    どうすんだろそういう場合!!!!?」

 

 

 

③技術の授業は違う意味での技術だ

 

私が学生だった頃

『技術』と呼ばれる授業では

木工やら何やらのやり方を教わるものだった

 

はんだごてを自分で作って

そのはんだごてを使ってスタンドライトを作ったり

 

木をカンナで削って滑らかにして

それを組み立てて本棚を作ったり

 

のこぎりの使い方や釘の打ち方を教わる

 

あれは実に役立つ授業だった

 

私は『技術』の授業と『美術』の授業がとにかく大好き!

 

ただ

『技術』の筆記テストはまるでダメ

 

脳みそが筋肉で出来ているんじゃないのか

ってくらいに酷いもんだった

 

 

まとも「ルカさんが学生だった時って

    技術の授業って何してた~?」

 

私「板をのこぎりで切って

  カンナで奇麗に整えて本棚を作ったり・・・」

 

まとも「そう!!!それ!!!」

 

私「???」

 

まとも「今って技術の授業で

    パソコン習うんだよ・・・!?」

 

私「えっ!!!!

  技術・・・技術か!!!」

 

まとも「そう!

    ある意味技術だけどあたしたちの時代の技術と違うの!」

 

私「えっじゃあじゃあ!

  釘の打ち方とかのこぎりの使い方とか

  糸のこの使い方はどこで覚えるんですか!?

  カンナで板を奇麗にすべすべにする技術は

  一体どこで身に着けるんですか!?」

 

まとも「覚えない」

 

私「・・・・・・・・・・」

 

まとも「そういうのは覚える必要が無いって事」

 

私「はぁぁあああ!!!?

  生き抜く為に絶対必要な技術じゃん!」

 

まとも「今の時代

    工具は使えなくても生きられるって事なんじゃない?

    あとはほら

    ケガしたら困るとかそういうのもありそー」

 

私「馬鹿な!!!

  太陽フレアでコロナ質量放出が起きて

  全世界から電力が奪われたらどうやって生き延びるつもりだ!」

 

まとも「んん!!?ちょっと何言ってるかわかんない!」

 

私「世界中が停電になった時

  今の若い世代はどうやって生活を立て直すつもりなんだ!

  ググろうったってググれないんだぞ!

  それでいいのか!!!?」

 

まとも「ルカさんが何言ってるか時々わかんない!

    コロナ放出って何!?」

 

私「絶望だ・・・

  釘の一本も打てない若者たちに絶望だよ・・・

  お前らとはやっていける気がしねぇ・・・」

 

まとも「ほんっとにマジで何言ってんの!?」

 

 

えぇーーー

技術の授業めっちゃ楽しいのに何でやらないのー!?

そんなつまらない学校なら私通えない!!!

 

・・・まぁ

 

それでもサボってたのが私なんですけどね!

 

 

 

④鳴らないチャイム

 

そういえば

以前から気になっていた事があった

 

昔はそこかしこから

学校のチャイムの音が響いて聞こえていたというのに

最近は全くそういったチャイムの音というものが

聞こえてきやしない

 

学校の近くを通っても聞いた記憶が無いのだ

 

これは一体どういう事なのだろうか

 

 

私「そういえばここ

  学校が近くにあるのに

  窓開けててもチャイムの音聞こえてきませんよねー

  風向きなのかなぁー」

 

まとも「あ

    チャイムってもう無いんだよ」

 

私「・・・・・・・・・・・・?」

 

 

チャイムが・・・無い・・・だと・・・?

 

 

まとも「いや正確には

    ある学校と無い学校あるらしくてさー

    すぐそこの学校は無いんじゃない?」

 

私「ちゃ・・・チャイムが無いってどういう事ですか・・・?

  えっ・・・?」

 

まとも「1時限毎にキーンコーンカーンコーンって鳴ってたじゃん?

    あれが鳴らないの

    時計見て時間になったら勝手に休み時間入ったりする感じ」

 

私「!!!!!!!!?」

 

まとも「時間になったの気付かないで先生喋ってたりしたら

    子どもたち教室から出て行っちゃったりするらしいよ!

    最初それ聞いた時「そんなんでいいのか」と思ったけど

    今そういう学校増えてるんだってさー

    近所から「チャイムうるさい」とかってクレーム入るんじゃない?」

 

私「いやいや!それ学級崩壊じゃないんですか!!!?

  チャイムが鳴ろうが鳴らなかろうが

  先生が喋ってる間は立っちゃダメですよねぇ!?

  先生の立場よ!!!」

 

まとも「確かに」

 

私「なんだそれ!

  全員反抗期か!

  近隣住民も反抗期か!

  チャイムくらい我慢しろよ!」

 

まとも「確かにー!」

 

私「学校のチャイムと子どもの遊ぶ声と赤子の鳴き声は

  クレームつける対象じゃないだろ!」

 

まとも「確かにねぇ!!!?」

 

私「なんて生きにくい世の中だ!」

 

まとも「でも多分時計見て動くって事を覚えられるんじゃな・・・

    いや・・・休み時間終わっても気付かないで遊んでて

    先生に呼ばれて戻ったりするらしいからちょっと違うな

    ごめん今の無しで」

 

私「・・・・・・・・・・・」

 

 

えっと

 

色々聞いてきたけれど・・・

 

 

 

最終的には

 

 

『先生超かわいそう』ってお話でおっけーですか!!!?