黒猫のワルツ

毎日髪の毛が大量に抜けそうな仕事

 

皆様こんにちは

LUKAでございます

 

 

以前から独り言が激しい私なんだけれど

最近は新たに

 

『ラジオを聞いて喋る』という悪癖が追加されました

 

 

えーっと

一人暮らしの人はさ

独り言激しいもんだと思っているので

ここは共感してくれる人も多いと思うんだけれど

 

ラジオを聞いて喋るのはどうなんですかね・・・?

 

 

そもそも

私はこれまでラジオを聞く事が無い人間だった

なんだけど

最近会社の車のラジオを誰かが入れたんですよ

 

最初は無音で走ろうと思って

音量を下げて対応していたんだけれど

それでもやっぱり他の誰かが音量を大きくする

 

それで結局

ちょっと聞いてみる事にしたのがきっかけだった

 

 

聞いてみたら面白いのね・・・!

 

時間帯によっては

政治批判が異様に激しいおじさんが登場して

延々現在の政治に対して批判を言い続ける!

みたいな過激なものもあって

 

分からないでもない部分もあるけれど

どうしてこう一つの方向からしか物を見る事が出来ないんだろうか・・・

どんな物事にも良い事もあれば悪い事もあるもんなのに・・・

と気分が悪くなっちゃう事もあるんだけれど

 

 

人生相談の番組が

 

めちゃくちゃ面白いんですよ・・・!

 

 

他人の人生の悩みなんて聞いたって

何が面白いんだ

と思っていたんだけれど

私が車の運転中に放送されているその人生相談は

とにかく面白い

 

 

まず

何が面白いって

 

 

相談する人がほぼ毎回

 

・男性

・50代から60代

・女性関係での悩み

 

という3つの共通点がある

 

 

これは一体どういう事情なんでしょうかね

 

女性だと身近な人に相談出来るけれど

男性だと相談出来る相手というのが

ラジオ番組とかそういうものになってしまう傾向がある

って感じなのか

 

それとも『普段ラジオを聞く』という人が

男性で50~60代の人に多いって事なんだろうか

 

 

でね

相談者さんと人生相談の人が会話をするんですよ

 

 

大概

 

皆自分の人生に満足しておらず

つまらない日々を送っており

自分に自信が無い

 

そして

自分よりもよっぽど若い女性に恋愛感情を抱いていて

どうやったら愛して貰えるかで悩んでいる

 

 

いやーーー!!!

 

難しい問題ですよねぇ・・・!!!

 

 

あのー何だろう

魅力的に見える男性って

私生活をそれなりに自分なりに楽しんでいる人だと思うんですよ

 

自分の人生や生活を『つまらない』と言いながら歳を重ねてきた男性って

女性側から見ても『つまらない人』にしか見えないんじゃないかな・・・!

 

どうしてつまらないつまらない

と思いながらも

夢中になれる趣味を見つけたり

もっと自分に自信を持てるように自分磨きをしなかったのでしょう・・・!

 

仕事が忙しかったとか

そういう事情がある人も中には居るのかもしれない

 

だけど

そこに相談を寄せる人たちは

そういう訳ではなかったらしく

単純に

「今まであまりよく考えずに生きてきた」

みたいな事を言うんですよね

 

 

男女の性質を比較して

女性はいつだって現実を見つめて将来を考えながら生きるけれど

男性はそうじゃない

なんて話をよく耳にするけれど

こういう部分なんだろうか

 

 

とにもかくにも

「えぇそんな事今までよう見ないふりして生きてこられたね!?」

と突っ込みたくなるような話が多い

 

 

例えば

 

人生相談の人に

「あなた自覚してるかどうかわからないけれど

 こういう気持ち持ってるって事でしょう?」

なんて質問をされて

「確かに・・・そうですね・・・!」

みたいな流れが多いんだけれど

 

自分の感情やら考えを他人に

代弁してもらわなきゃ分からないなんて一体どういう事なの・・・!?

 

 

そして結局の所

 

女性との恋愛についての相談なんだ

 

『人生相談』って言ってんのに

皆最終的には『恋愛相談』がメインっていうね

 

 

どういう事?

 

 

多分この人生相談やってる人も

まさかこんなに恋愛相談ばかりになるなんて

思ってもみなかったと思う

 

恋愛=人生

みたいに認識して相談しているんだろうか

 

 

いやいや!

私からすると

自分の人生なのに他人に相談するなんて事自体が

なんかおかしいと思うんだけれどね!?

 

せっかくの自分だけの人生なのに

他人に判断を仰ぐなんておかしな話でしょう!?

 

自分の意志で生きて行けよ!

 

恋愛だってそうでしょうよ・・・!

 

相手を振り向かせたいなら

自分なりに色々考えて自分が持っている手札で勝負しろよ!

人から聞いた手練手管なんかで勝負したって

結局後になってメッキ剥がれてお話にならなくなるんだから

素の自分で勝負するべきなんじゃなくて!?

 

 

とまぁ

こういうツッコミどころみたいなのが満載で

相談者と人生相談の・・・あれは・・・

もはやカウンセラーと呼ぶべきなのかもしれないけれど

 

そんな2人が喋っている最中

ずーっとツッコミを入れ続ける私

 

車の運転をしながら

ツッコミを入れているこんな姿は

あまり他人には見せられない

 

 

そして先日の相談者は

 

60代男性

 

 

相談者「気になる女性が居るんです・・・」

 

カウンセラー「その女性が好きなの?」

 

相談者「いや・・・どうなんでしょう」

 

私「好きかどうかも自分で分からねぇのかよ」

 

相談者「多分・・・?」

 

カウンセラー「その女性と話してると楽しくて

       もっと話していたいと思うんですか」

 

相談者「そうですね・・・」

 

カウンセラー「だったら好きなんでしょう」

 

私「話していたいってだけで好きって感情と結びつけるのは

  ちょっと早すぎませんか」

 

 

そこから

相談者とカウンセラーが10分ほど

「それは本当に好きという感情なのかどうか」

みたいな事を話し続ける

 

 

そして見えてきた闇

 

 

カウンセラー「つまりあなたが好意を寄せている相手は

       あなたが通っている施設で働く女性という事ですか」

 

 

この相談者

精神を病んでおり

ちょっとした施設に通っているらしい

 

 

相談者「そうですね」

 

カウンセラー「その方はおいくつなんですか」

 

相談者「多分・・・20代後半です」

 

私「かぁーっ!皆どうして若い所狙うかなぁ!?

  年相応の相手っつーのが居るでしょうが!」

 

カウンセラー「なるほど

       その施設でその女性と話す機会があるって事ですね」

 

相談者「そうです

    施設へ行くと必ず話をします」

 

私「あれ!?それって先生なんじゃないの!!?

  話聞くのがお仕事の人じゃね!!!?

  話聞いてくれるから気持ちいいってだけで

  好きって感情とも別物じゃないんですかね!?」

 

カウンセラー「なるほど・・・」

 

私「それは望み無いだろ!

  完全に患者と先生でしかないだろ!

  相手は仕事だから話してるだけだから!」

 

カウンセラー「じゃあまずは

       食事に誘う事から頑張ってみましょうよ!」

 

私「えぇぇぇ!!!?」

 

カウンセラー「一年でも二年でもかけて努力してみましょう!」

 

私「いいぃぃいいのそれぇぇ!!!?」

 

相談者「うーん・・・そうですね・・・」

 

私「いやいや!

  仕事で接しているだけの人から

  一年も二年も食事に誘われたらしんどいで!?」

 

カウンセラー「頑張れそうですか!?」

 

相談者「わかりました・・・頑張ります!」

 

私「こういう所から

  おかしな恋愛観を持ったおっさんが誕生してる気がするー!!!」

 

 

こうして終えた

50代男性の人生・・・もとい恋愛相談

 

 

なんか・・・色々とまずいんじゃなかろうか・・・

果たしてこれが正解だったのだろうか・・・

 

 

ただ

毎度思うんだけれど

 

この人生相談をやっているカウンセラー(?)

 

 

何があっても絶対にこうやって

最後は「努力すれば何とかなるさ!」という感じで締めている

 

今回のように

冷静に考えて勝敗の結果が

ほぼ見えているような状況下であっても

それは決して揺るがない

 

 

 

人生相談って楽じゃねぇなぁ・・・!!!