黒猫のワルツ

普通の対義語は『奇抜』

 

皆様こんにちは

LUKAでございます

 

 

先日我が家に

自宅内にある警報器の類の

交換・点検のお知らせが届いた

 

数年に一度のタイミングで

各種警報器類の点検が入り

稀にそれらの機器の交換が入る

 

 

でさ

 

業者さんの連絡先はこれですよー!

自分で都合の良い日程を打ち合わせして対応してくださいねー!

 

みたいな内容のお手紙が届いた訳なんだけれど

 

 

その連絡先が

 

 

 

私が勤めている会社だった

 

 

いやーーー何となくそんな気してたーーー!

 

 

幾度となく点検に来て貰っているけれど

毎回うちの会社だった気がしてたんだよなぁー!

 

更に言えば

 

多分来てくれてた人はこの人

みたいな記憶もある

 

 

確か私は前回

『警報器が誤作動して腹立つからコンセントを抜く』

というあってはならぬ事をしていて

 

点検に来た人から

「あれ?これコンセント・・・入ってないけど」

と言われ

 

「(やべっ!!!)

 え~?あっれぇおかしいなぁーそうですかぁ~?

 なんでだろ~???」

ととぼけた返事をしたのだ

 

するとその人は

「多分この位置だとお風呂の関係で誤作動するから

 外したんですよね?

 でも点検来る時だけはつけておいたほうが良いかも~」

と優しく答えてくれたのだ

 

 

そしてその人は恐らく

私が現在会社内でよう会話をする同年代の男性で

冗談が通じるとてつもなく面白い人

 

多分この人だったと思うんだよなぁー!

 

 

 

警報器の交換と点検の案内を見つめて考えた

 

 

面倒臭いんだよなぁこれ・・・

 

 

夏場の私は

基本的に裸族である

 

帰宅してすぐにシャワーを浴びて

そこからほぼ裸族

 

なので

『誰かが訪問してくる予定』があると

服を着ていなければならなくなり

非常にストレスを感じるのである

 

 

・・・いやまぁ

服を着てるのなんて

ごくごく当たり前でごくごく普通の事なんですけどね・・・

 

更に

こういった点検の人が来ると

こう・・・何というか

栄養ドリンクを渡してあげなければならない

という妙な使命感もあるので

栄養ドリンクを用意する必要もあるし

 

今回に至っては

 

確実に社内の人間が点検に来る事になるから

『かろうじて服着ておきました!』みたいなのじゃダメだと思う

 

以前までは確か・・・

ホットパンツにノースリーブのシャツ

前髪をちょんまげみたいに縛ってどすっぴん!

みたいなこう・・・大分雑な感じだったと思うんですよね

 

どうせ見知らぬおっさんだ

みたいな感覚があって

全く気を使っていなかった

 

だけどさすがに

社内の人が来るとなるとそうはいかんだろ・・・

 

来る日は化粧をした状態で

ある程度ちゃんとした服装しておかないとな・・・

 

 

わぁ面倒臭いなぁ・・・

 

 

 

案内の手紙を受け取った翌日

 

私は

『多分前回来てくれた人』に声をかけた

 

 

私「〇〇の警報器の交換と点検の案内が届いたんですよ」

 

男性「・・・・・・・・・あっ

   さっきそのリスト受け取ったかも・・・!

   えーっとちょっと待ってよ

   ルカさん・・・ルカさん・・・

   あっあった」

 

私「そう!それ!」

 

男性「あぁーそうかぁー

   もう案内届いてるのかぁー!」

 

私「・・・前にも来てくださった事ありますよね?」

 

男性「俺かなぁ!?

   えっとねー

   遅い時間だったら俺!」

 

私「前の会社に居た時だから

  多分遅かった!」

 

男性「親切だった?」

 

私「親切だった!」

 

男性「じゃあ俺じゃないんじゃない!

   〇△さんじゃない!?」

 

私「んっとー

  警報器のコンセント抜いてたのバレて

  「点検来る時だけはさしておいた方がいいよ」

  って笑いながら言われましたね」

 

男性「わぁ俺だ・・・・・・・!!!

   なんかそれ記憶にあるぞ・・・!

   絶対わざと抜いてんのに

   なんかとぼけた反応した人居たわ!

   確かさぁ!すっとぼけたでしょ!!!?」

 

私「おぉぅ・・・覚えてたか!

  そこは忘れててほしかった・・・!

  でも確かそうだったなぁって思ってたんですよねぇ

  多分2~3回来て頂いたと思う・・・

  いつがいいですか?

  しばらく現場入ってて忙しいですよね?

  私いつでも合わせますー」

 

男性「そーなんだよねぇーーー

   忙しいんだよなぁーーーー・・・・・・

   うぅーーーーーん」

 

 

そこで男性は

遠くを見つめて

 

へらぁっと笑って私を見た

 

 

男性「ルカさん自分で出来そう!」

 

私「!!!!!!!」

 

男性「やり方教えたら出来そう!」

 

私「ざっとでも教えてくれるんですか!?

  教えてくれるなら出来ます!」

 

男性「いいのぉ!!!?」

 

私「良いですよー!」

 

 

えっセルフ良いの!!!?

 

願ったり叶ったりだよ!

 

来客があると思うとこう・・・

その用事が済むまでかなり不自由だし

自分でやってしまえるものなんだったら

自分でやっちゃいたい!

 

 

男性「うっわ・・・やった・・・!

   じゃあじゃあえっとね!

   書かなきゃいけない書類とー

   渡さなきゃいけない器具とか道具あるから

   それ用意出来たら教えるわ!」

 

私「わーい!

  おっけーでーす!」

 

男性「どういうもんかはわかってるもんねぇ?

   外し方・・・とか・・・・・・」

 

 

うん

 

その・・・

 

今現在もコンセントから外して

ちょっと別の所に避けてあるから・・・

 

その・・・よく分かってるかな・・・

 

 

私「・・・・・・・・(にこっ!)」

 

男性「・・・ちょっ・・・また絶対外してるしょ!?」

 

私「・・・・・・・・(にこっ!)」

 

男性「まぁまぁ設置義務あるもんじゃないからいいけどさ!」

 

私「じゃあ用意が出来たらいつでも言ってください!

  自分でちゃんとしっかりやりますから!」

 

男性「おっけー!」

 

 

いやーラッキーラッキー!

 

セルフで良いなんてこれほど楽な事はないぜ!

 

 

そんな気分でくるっと踵を返して

自分の席へ戻ろうとしたその瞬間

 

 

男性「いやー良かったー

   普通の女性には

   「自分でやって」とか言えねぇもんなぁ~

   出来ないって言われそ!」

 

私「・・・・・・・・・・!!!?」

 

 

えっと・・・

 

 

結果としては良かったんだけど・・・

 

 

 

『普通』の女性じゃなくてどうもすみませんねぇ!!!?