黒猫のワルツ

キラキラしたやつがいいかな

 

皆様こんにちは

LUKAでございます

 

 

突然ですが皆様は

ボールペン

 

 

増える派ですか?

それとも減る派ですか?

 

 

何を言っているのか分からないですか?

そうですか・・・

 

 

例えば

ボールペンを10本購入したら

1か月後にそのボールペンが

一体何本になっているかっちゅーだけの話なんですけどね!

 

15本に増える人も居れば

5本に減る人も居るよね!!!

 

 

私は

 

5本に減る派です

 

 

いやーほんっとボールペンってどうしてこう

ホイホイ無くなるんでしょうかねぇ

 

最近お気に入りで使っているのは

ジェットストリームというボールペン

 

書き心地が非常に良くてお気に入り

 

今の会社に入社してから使用するようになり

もうかれこれ8本くらい買ったんじゃないかなぁ

 

 

・・・で

 

手元に残っているのは

 

2本

 

 

どうしてこうなるのかはもちろん分かっていて

どこにでも持って行って

どこにでも置いてくる私の性質のせいでしょう

 

以前の会社でも

フリクションボールを買っても買っても無くしてた

 

10本ほど無くした辺りから

テプラで名前を書いて貼っておくようにしたけれど

それでも無くなる

 

無くなる・・・って言い方が悪いか・・・

私が単純にどこかに置き忘れて行ってるってだけなんだよな・・・

 

 

でもね

ある日気付いたんですよ

 

私のボールペンを

Mさんが持っているという事に・・・!!!

 

フリクションボールについては

あんまりにも無くすもんだから

かなり変わった目立つ色の物を使うようにしていたんだけど

それをMさんが持っていた

 

Mさん曰くこう

 

「あたしいっつもやっちゃうんだよねー!

 どっか行ってそこにボールペンあったら借りて書いて

 そのまま持って行っちゃうのー!」

 

 

Mさんがまさに

ボールペンが増える派だった

 

私とMさんが近くに居ると

相乗効果でボールペンの移動はより加速する

 

Mさんは私のデスクからボールペンをかっさらって行くし

私も私で

Mさんのデスクに行ったらそのままボールペンを置いて行く

 

 

そもそもだ・・・!

からしてみたら

「明らかに自分が買ったペンではないペン」が自分の手元にあったら

「これは一体誰の物だ・・・!?」ってなるんだよ

 

「これ誰のー?忘れて行ったー?」

って声かけをする

 

だけどMさんはそうはせず

「なんかあるから使っちゃおう」という感覚らしい

 

 

なるほど・・・

 

 

そして私は更に気付いてしまった

 

 

私が失ったボールペンは

 

 

絶対に他の誰かの手に渡っているのだ・・・!

 

 

インクの残っているボールペンを見かけて

すぐさまゴミ箱にポイっとやる人はなかなか居ないはず

だとしたら

私がどこかに置き忘れたボールペンは

必ずどこかにまだ存在しているはずなのだ

 

一通り見渡しても見当たらないという事は

誰かがそれを所持して使用している可能性が高い

 

 

私のボールペンを持っているのは誰!!?

 

返して欲しいのですが・・・!!?

 

 

という訳で

 

先日ついに6本目のボールペンを失った私は

声をかけてみた

 

 

私「どこかに飼い主不明のボールペンちゃんが居たら

  それはきっとうちの子です・・・

  帰ってくるように説得して連れ戻してくれませんか?」

 

20歳「え?」

 

私「すぐ居なくなっちゃって・・・」

 

20歳「ルカさんのボールペンって

    あぁー上の方の所が薄いピンクのやつ?」

 

私「そう・・・」

 

20歳「・・・・・・・・・・・・

    あれ

    この間それどっかで見たなぁ?」

 

私「え!?本当!!!?」

 

20歳「あれーこれルカさんが持ってるやつと同じやつだー

    って思って見たんだよなぁー

    でも・・・2~3回違う所で見た気がするから

    違うのかなぁーって思ってて・・・

    あれどこだっけなぁ・・・!」

 

私「全部で6本あるんですよ」

 

20歳「・・・・・・はい?」

 

私「全部で6本無くしてるんで

  6か所で見かける可能性が・・・」

 

20歳「はぁ!?なんでそんなに!!?

    なんでそんな事になんの!?」

 

私「私にもちょっと分からないんだけど

  どうしてだかボールペンを置いて行く癖があって・・・」

 

20歳「どういう事!!!?

    あっ・・・!えっとね1本はそこ!

    そこに置いたままになってたの!この間!」

 

 

言われてその場所を見ると

 

確かにそこは

私がポケットからボールペンを取り出して

メモを書く事が多い場所である

 

なるほど納得

 

 

だけどそこにはすでに

私が買ったボールペンの姿は無かった

 

 

私「無い」

 

20歳「誰か持って行っちゃったかなぁー

    もう何日も前だったと思うし・・・」

 

 

やれやれ・・・

仕方ないな・・・

置き忘れていったのは私だから

無くなってしまっても誰かの物になってしまっても仕方がない

 

だけどこうして声をかけておけば

少なくとも今後私がまたペンを置き忘れて行ってしまっても

彼女が見かけて気付いた時には声をかけてくれる事だろう

 

 

・・・完全に他力本願だけど

置き忘れを無くす事自体が無理だからこうするよりほかに手は無い

 

置き忘れを無くせるなら

そもそもこれまでだって置き忘れなんかしないんだよ・・・!

 

 

それから数日後のある日の事

 

 

20歳「そのボールペンどうしたの?」

 

男性「ん?これ?

   ・・・・・・・・・うーんわかんね

   気付いたら持ってた」

 

20歳「へぇー・・・」

 

 

こんな会話が聞こえてきて

ふとその男性が持ってるペンを見てみた

 

 

するとそこには

 

私が買ったであろう薄いピンクのジェットストリームが・・・!!!

 

 

作業員の男性は

そのペンをスッと自分の作業服の胸ポケットに差して

その場を立ち去った

 

 

私「!!!!!!!」

 

20歳「今のルカさんのじゃない?」

 

私「そ・・・そうかもしれない・・・!」

 

 

そしてハッとした

 

 

周りに居る作業員の男性たちのポケットから

薄いピンク色のペンが見え隠れしているではないか・・・!!!

 

 

その時その場に居た人数は8名で

内5名が薄いピンクのボールペンを胸ポケットに差している

 

無くしたペンの数は6本!

 

後1本だけが行方不明って事・・・!!!?

 

 

私「み・・・皆がポケットに差してるあれは・・・!」

 

20歳「あぁぁぁーーーどっかで見たと思ってたら!

    そうだ!

    皆が使ってるのを見てたんだ!

    ここで皆ノート書くじゃん!?

    その時使ってる人を見たんだ!」

 

私「私のボールペンちゃんたちが

  新しい飼い主さんたちを見つけている・・・!」

 

20歳「・・・・・・・・・って言うか」

 

 

いかつい男性作業員さんたちの胸ポケットから

わずかに飛び出して見える

不釣り合いな薄いピンクのボールペン

 

 

20歳「ピンクやばくない・・・!?」

 

 

これから先も

きっと私はボールペンをホイホイその辺に置いて歩くだろう

 

 

どうせなら

 

 

めちゃくちゃ可愛いボールペンばっか買って

作業員さんたちをちょっと可愛くする遊びやろうかな!!!?