黒猫のワルツ

もっと色々あるけど?

 

皆様こんにちは

LUKAでございます

 

 

以前にも記事にした事があり

その時読者様からもコメントを頂いていたんですが

 

誰しも子供の頃

 

『間違った解釈をしていた歌詞』ってありますよね

 

 

例えば私だと

 

『赤い靴』

 

赤い靴はいてた女の子

異人さんにつれられて行っちゃった

 

 

これを私は

赤い靴はいてた女の子

良い爺さんにつれられて行っちゃった

だと思っていたし

 

 

『ふるさと』

 

兎追いしかの山

小鮒釣りしかの川

 

 

これを私は

兎美味しいかの山

小鮒釣り鹿の川

だと思っていた

 

 

 

でさ

こういうのってふとした時に思い出すじゃないですか

 

このメロディーを耳にした時とか

ふっと思い出して

「酷い勘違いだよ・・・!」って思って

ちょっと笑ったりしちゃう

 

 

で・・・・

 

 

私の会社の近くを走るゴミ収集車がね

 

『シャボン玉』のメロディーを流しながら走行するんですよ

 

 

ゴミ収集車って

「来たよー!ゴミ回収するからねー!」

って事が分かるように音楽をかけていて

そのメロディーが『シャボン玉』

 

 

これが聞こえる度に私は

過去の自分の勘違いを思い出して笑いが止まらなくなる

 

シャボンだまとんだ

やねまでとんだ

やねまでとんで

こわれてきえた

 

 

 

シャボン玉は飛んだんですよ

あぁーシャボン玉飛んだなぁーって

飛んでいくシャボン玉を見ていたら

何故か突然自分の家の屋根が飛んで

屋根が壊れて消えるんですよ・・・!!!

 

 

恐ろしい!!!!!

 

 

これは結構すぐに「この解釈間違ってるな」って気付いたんですけど

でもどうしてもあのメロディーを聞くと

間違って理解していた時の事を思い出しちゃう・・・!

 

 

ゴミ収集車が通りかかる度に

(・・・あぁ・・・何という間違いなんだ・・・)

と思い出し

 

たまにふと笑いがこみあげてくる私

 

 

そんなある日の

シャボン玉のメロディーが流れる会社での事

 

 

20歳「・・・・・・・・・・?

    なんか笑ってる?」

 

私「・・・・・・え?」

 

20歳「なんか今

    目が笑ってなかった?

    気のせい?

    マスクしてるからよく分かんないけど」

 

 

今全然接点無かったのに

どうして私の顔なんて見てるのこの子!!!

 

 

私「笑って・・・ましたね・・・」

 

20歳「なんで!?

    なんで急に一人で笑ってんの!?」

 

 

そこを突っ込まれると非常に困ります!!!

そっとしておいてくれませんか!!?

 

 

私「ちょっと・・・思い出し笑いを・・・」

 

20歳「へぇー・・・」

 

 

なんかすっごい冷めた目で見られてる・・・

 

ちょっとおかしい奴と思われるくらいなら

いっそ事情を説明して理解して貰った方がよいのでは・・・!?

 

 

私「あの・・・

  毎回ゴミ収集の車来ると

  シャボン玉のメロディー聞こえてくるじゃないですか」

 

20歳「・・・あーあれ?うん聞こえるね」

 

私「私子供の時

  ほんと一時的にですよ!?

  一時的になんですけど!

  「シャボン玉飛んだ

   屋根まで飛んだ」の部分で

  屋根も飛んだんだと思ってて」

 

20歳「・・・・・・どういう事?」

 

私「シャボン玉飛んだけど

  何故か屋根までもが飛んだ

  みたいな

  家の屋根部分だけぶわっと飛ぶ所想像して」

 

20歳「そっちぃ!!!!!!!?」

 

私「屋根までもが飛んで

  壊れて消えたんだと思ってて・・・

  いわば空中分解みたいなもんですよね」

 

20歳「やばっ!!!!!!!」

 

私「それはそれはとんでもない光景だなぁ

  と

  本当に幼い頃ですよ!!!?

  そう思った事があって

  それを思い出しちゃって・・・」

 

20歳「・・・・・・・・・・」

 

私「・・・・・・・・・・・」

 

 

シーンとなった

 

 

えっ・・・!?

これ・・・引かれた!!?

 

幼少期のアホさ加減に引かれたの?

それともそれを思い出して笑う私のアホさに引かれたの?

どっち!?

言わない方が良かったやつ!?

 

 

と思った次の瞬間

 

 

20歳の女の子が

デスクに頭を押し付けるような前のめりの姿勢になって

 

 

ものっ凄い笑い出した

 

 

20歳「・・・・・・・・・(声にならない笑い)」

 

私「・・・・・・・・・・えっ」

 

20歳「待って・・・呼吸出来ない・・・!」

 

私「・・・・・・・・・・あの」

 

20歳「なんでそういう・・・・・・

    いっつもバカみたいな事言うの・・・!!!?」

 

 

 

 

ごめんなさい!!!?

 

 

20歳「今めっちゃ想像しちゃったじゃん・・・!!!」

 

私「ごめんなさい・・・?」

 

20歳「もう絶対これ一生頭から離れないし

    聞く度思い出すじゃん・・・!」

 

 

それはほんとすまん・・・!

 

だけどでもさ

日本語としてはそういう解釈も出来るじゃない!?

 

あれは歌詞も悪いよねぇ!?

 

 

 

それから数日後のゴミ回収日

 

いつものようにゴミの収集車からあのメロディーが流れてきた

 

 

あぁ・・・また思い出してしまった・・・

そんな気持ちでふと窓の方を見ると

 

 

20歳の女の子が私を見ていた

 

 

私「えっ」

 

20歳「ほらぁぁぁ!思い出して笑っちゃったじゃん!!!

    どうしてくれんのこれぇぇぇ!」

 

 

えっと・・・

 

申し訳ねぇなぁとは思うけれど・・・

 

 

人生笑いが大事だから

毎回思う存分思い出し笑いして

私と一緒に不審者扱いされると良いと思うよ!!!