黒猫のワルツ

ディスイズヤミ~

 

皆様こんにちは

 

最近冒頭の挨拶にひと捻り加えた事を

読者様がコメントでいじって下さって

とっても嬉しいLUKAでございます

 

 

あ!

ちなみに私の車のクラクションは純正ですよ!!?

 

そんなヤバそうな音とかにしてませんから!

 

 

昔知人が

「コケコッコー!」という

本物のニワトリの鳴き声のクラクションにしていたのを見て

 

本当に危険な事態が発生した時に

この人がクラクション鳴らそうものなら

この車の周囲の危険度が一気に下がった風な雰囲気になっちゃって

より一層あぶねぇのでは?

と危惧したのを思い出した

 

 

あんなクラクション鳴らせねぇわ・・・!!!

 

 

えーでですね

最近冒頭の挨拶にひと捻り入れた件なんですが

日々色んな事が起きていく中で

小ネタにも満たないミクロなネタがあまりにも多いんですよね

 

それを有効活用しようかなぁーと思って

ミクロなネタがある時だけ冒頭の挨拶にぶっ込もう!

と思ってやり始めた次第でございます

 

無い時はやらぬ!

 

 

いやーこういった微妙な変化を

コメントでつついて頂けると嬉しいですよね

ありがとうございます!!!

 

 

コメントを下さる方々は

もう本当に長いお付き合いの読者様たちばかり

このままいくと10年とかのお付き合いになりそう

 

毎日「有り難いなぁー」という気持ちでコメントを読ませて頂いております

 

会社から帰って晩御飯を食べながらのコメントチェックは

ご飯が進むんだこれが!

 

何なら家族よりも私に詳しい読者の皆様!

これからもどうぞよろしくお願いいたします!!!

 

 

 

さてさて

それでは本日のネタに入りますよ~

 

 

先日

週に一度の歯医者での治療を終えた日の事

 

時刻は18時15分

 

 

まだ麻酔がきいていて

若干気持ち悪い頬の辺りを

マスクの上からポンポンと軽く手で叩きながら

歯医者の前に停めていた車に乗り込み

 

たばこを咥えて火をつけた

 

 

さて

今日はこれから実家に

買ってくるように頼まれていた物を届けに行って

その後は真っ直ぐ家に帰ろうかな

 

 

車のエンジンをかけて道路に出ようとしたその時

 

妙な光景が広がっていた

 

 

いつもならその時間帯のその道路は

歯医者の前から出られなくてしばらく待つ羽目になるほど

車通りが多いはずなのに

 

 

何故か

 

ただの一台も車が走っていないのだ

 

 

薄暗い道路を街頭が怪しく照らし

やたらと青信号の明かりが際立って見える

 

 

金曜日の18時過ぎだってのに・・・

一体どうしてこんなに車が走っていないのだろうか・・・

 

 

妙な気持ちになりつつもアクセルを踏み込んで道路を走り出す

 

 

だけど

一向に車と遭遇する気配がない

 

それどころか

歩道を歩いている人すらも一人も居ないではないか・・・!

 

 

実家までの数分間

とうとう私は

一台の車にも

一人の歩行者にも巡り合う事なく到着

 

 

・・・なんとも奇妙なものだ

 

世にも奇妙な物語の中にでも入り込んでしまったかのようだ・・・

 

 

車を実家の前に停め

玄関のドアを開けようとしたが

 

ガチッ!と音を立てた

 

 

鍵がかかっている・・・?

 

 

家の前には

父と母の車が両方とも並んで停められている

 

家に誰かが居る時は

絶対に鍵をかけない家なのに・・・?

 

不思議に思いながらも鍵を開けて家の中へ

 

 

そこには

 

誰も居なかった

 

 

おそらく散歩にでも行っているのだろう

 

 

ちょっとした工事が入ると聞いていたが

家の廊下や階段にブルーシートが貼られている

 

 

・・・妙な光景ってのは続くものだな・・・

 

 

なんとも言えない気持ちになりつつ

テーブルの上に依頼されていた物を置き

メモ紙に『私来ましたよ!』という事がわかるように走り書きを残し

 

家を出て車に乗り込み

自宅へ向けて車を走らせた

 

 

・・・やはり

車どころか歩行者にすらも遭遇しない

 

一体何が起きているんだ・・・?

 

 

大きな通りに出ても

相変わらず車のライトすらも見えず

思わず

 

「あれ?私寝てるのかなぁ?」と独り言が漏れる

 

 

スーパーの前を通りかかったが

駐車場に停まっている車の台数はまばらで

いつもだったら買い物客が出入り口の辺りを歩いているのに

これまた全く誰も歩いていない

 

 

まるで廃墟の町のようだ

 

 

たまにね!

冬の夜遅い時間とかになら

こういう状態を見かける事もあるんですよ!

 

ただ

この季節のこの時間帯にこういった光景は

あまりにも稀

 

 

そこで

普段は視界に入らないお弁当屋さんの看板の明かりが視界に入った

 

いつもなら交通量が多くて

車に目を奪われているけれど

街頭と看板の明かりしか無い状態だったからだろう

 

 

最近は朝昼晩3食全て自炊をしている事もあり

久しぶりにお弁当を食べようかな

という気持ちになってきた

 

 

弁当屋さんの駐車場へ向けてハンドルを切り

駐車場に車を停める

 

 

私以外の車は

弁当屋さんの配達用の車しか停まっていない

 

 

金曜日なのに・・・

町の人々は一体どこに居るんだろうか・・・

 

 

薄暗い駐車場からお弁当屋さんの店内に入ると

カウンターの中には当然だけれど店員さんが居て

久しぶりに『人間』に遭遇した気分になった

 

 

お弁当を2つ注文して

カウンター側を向いて椅子に腰掛ける

 

明日は休みだから山へ行こうかな

 

あーお弁当これも良かったかもしれない・・・

 

 

取り留めの無い事を考えながら待っていると

 

妙に背中の辺りがザワッとするような感覚に陥った

 

 

・・・・・・・・・なんだろう

 

 

何かが背後に居る気がする・・・

 

 

私の背後は大きな窓ガラスになっていて

外が見えるようになっている

 

何故だかそこから何かに見られているような気がするのだ

 

 

カウンターの中で

何やらレジを操作している店員さんを見る

 

 

ねぇ

 

なんか居る気がするんだけど・・・

 

 

店員さんは

レジの操作に夢中で全くこちらを見ていない

 

 

・・・・・・何奴!!!!?(バッ!!!)

 

 

勢いよく振り返った私は

 

 

目の前の光景に度肝を抜かれて

完全に言葉を失った

 

 

 

なんと

 

 

年齢不詳の外国人女性と

まだ幼い外国人の少女が

べったりと窓に張り付いて中を覗き込んでいたのだ

 

 

めっちゃ見てるぅぅーーーーーーーーーーーーー!!!

 

 

 

そりゃ視線感じるわ!!!

 

絶対なんか居ると思ったもん!!!

 

 

 

少女と目が合う

 

 

私「・・・・・・・・・・・・」

 

少女「じーーーーーーーーーー」

 

 

そして

 

 

店員「てんちょ~レジの設定終わりま

   ・・・ひゅぁぅっ!!!」

 

 

レジの方を見ると

 

店員さんも窓からこちらを覗き込んでいる2人に気付いて

大層驚いたらしく

 

両手で口元を覆って目を見開いて

私の後ろを見ている

 

 

そりゃそうなるわな!!!

 

 

私はどんなに驚いてもあまり表情にも声にも出ないタイプだけど

さすがにこれには声出そうになったもん!!!

 

 

厨房「揃いました~」

 

店員「あっ・・・はい!

   えっと・・・お客様~」

 

私「はい・・・」

 

 

いまだに目をぎょろぎょろとさせて

店内を覗き込んでいる外国人の親子をちらっと横目で見ながら

カウンターにお弁当を取りに行く

 

 

店員「びっくりしますねぇ・・・」

 

私「いやぁ本当に

  気付いたら背後に張り付いてたから・・・

  どんな物が売ってるのか気になるんですかね・・・」

 

店員「怖かった・・・

   幽霊かと思っちゃいました・・・」

 

私「・・・・・・・・・・」

 

 

いや・・・

 

両手を双眼鏡みたいな形にして

窓にべったり張り付いてる幽霊が居たら

 

そんなもん恐怖より笑いの方が先に出るだろ・・・!!!