黒猫のワルツ

もの凄い葛藤がある

 

皆様こんにちは

 

我が家の玄関前がロードヒーティングであるせいか

集まって来る野良猫たちを観察するのが

最近の日課になっているLUKAでございます

 

 

この日は一匹!

 

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この日は二匹!

 

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この日も二匹!!

 

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いやー可愛いですねぇ

 

夜になるともう一匹

毛並みがふわっふわの茶色の猫も現れるんですよ

 

皆冬は寒いから

少しでも温かい場所を求めて我が家の前の

湯気が立つ玄関にやって来るんでしょうね

 

 

そして私は

 

この警戒心が強くて

5メートル以上は近付かせてくれない子たちを退けて

家に入らなければならない

 

 

ごめぇぇぇん!!!

 

ほんっと邪魔してすまんんん!!!

 

 

 

幼い頃から猿以外の動物がなんだって大好きだった私

 

まーとりあえず何でも

触りまくっていたものだった

 

噛まれても何しても触っちゃう!

 

幼少期に住んでいた家の近所の玄関前で飼われていた犬のコロは

本気で噛みついてきて流血するから

ちょっと近付けなかったけれど

触れそうなもんは何でも触っていた

 

エキノコックスとか気にしない!

山でキツネに遭遇したら大喜びで触ろうとする!

 

 

そんな危険な子供だった私は

最近やたらと実家へ行く機会が多い

 

 

なんか・・・こう・・・

 

実家のルーターの調子が悪いんですよね

 

 

実家には以前までネット環境が整っておらず

スマホに切り替えた際にドコモ光なるやつに加入し

ルーターやらモデムやらをレンタルで貸して貰ったんだけれど

 

そのルーターかモデムのどっちかが非常に調子悪い

 

 

数日に一度は使えなくなり

LINEやら何やらが出来なくなったり

母が大好きなゲームだって出来なくなっちゃう

 

最近は母も自分であれこれやってみて

直せるようになってきたんだけれど

最初は私が行ってリセットしたりもしていたし

 

それ以降は

 

母のパソコンにゲームをダウンロードしなければならない・・・!

という謎の使命まで加わった

 

 

もー本当にずーっとゲームをやっているらしい

 

とは言っても

ちゃんと家の中の事は急いでさっさと片付けて

それらが終わってから集中してゲームをやっているらしい

 

それならよい!!!

 

さすがに家の中の事も何もやらんでゲーム三昧

って話だったら

私もゲームをダウンロードしに行くのはやめていた

 

 

でさ

 

ゲームをダウンロードした後は

そのゲームの操作方法みたいなものを

一緒に確認する作業をしているんですよ

 

母はパソコンのキーボードの並びなんかを

いまいち覚えきれていない部分があるから

画面に表示される操作方法を見ても

パッとしないんでしょうね

 

なので私が母の左隣とかに座って

母に操作をさせながら

「ここで攻撃ですってよ」

「ここでメニュー画面ですってよ」

「ここで装備いじれるんですってよ」

みたいな事を教える必要がある

 

 

その間ね・・・

 

 

実家の猫たちが

 

 

膝に乗ってくれるんですよ・・・!!!

 

 

実家は足元が冷える家で

毛布とかを膝にかけて過ごしているんだけれど

そこの足の上に乗ってきてくれたり

膝の上に乗ってきてくれたりする

 

 

こんな素晴らしい事ってありますか・・・!?

 

 

ルカ家で猫を飼うのは

別にこれが初めてって訳じゃない

 

これまで幾度となく猫に限らずたくさんの動物たちを飼ってきた

 

だけど

猫に関しては

こんなにも最高に懐いてくれている猫なんて

飼った事が無かったんですよ

 

どいつもこいつも飼い主である我々に触られる事を全力で拒み

なんなら獲物のように背後から飛びついてきたりしていた

 

私たちは

「猫ってこういう生き物なのか・・・

 背後を見せたらやられるものなのなんだな・・・」

と受け入れて愛していたけれど

 

今の猫たちを見ると心底思ってしまう

 

 

あれは・・・

 

一体なんだったのだろうか・・・?

 

 

今の猫たちは元々野良猫だった子たちで

本来だったらこっちの方が懐きそうにないものなのに

以前飼っていたまだ目も開かないうちに捨てられた猫たちの方が

圧倒的に野生的だった気がする

 

これってやっぱり

親猫に育てられた期間や

多頭飼いである事が影響しているんでしょうかね?

 

 

以前まで飼っていた猫たちは

とにもかくにも力の加減というものを知らなかった

 

触ろうとしたら噛まれたり引っかかれたりする訳だけど

その力の強さよ・・・!

 

皮膚が見事に引き裂かれる

 

それでもいいから触りたいんだ!

という強い覚悟がないと愛でられなかった

 

 

だけど今の子たちは

引っかかれた事なんて無い

 

たった一度だけ私が引っかかれたのは

この子たちを無理矢理ケージに入れて

虚勢手術をさせに行く時だけ

 

それもわざとに引っかいた訳じゃなくて

逃げようとした足の爪がたまたま私の手に当たって

そこが傷になっただけで

 

それ以外でこの子たちが爪を出して引っかいてきた事なんて・・・

 

 

あるわ

 

モカにおやつをあげる時に

わざとに焦らすと

必死に両手で私の手を引っ張ろうとして爪を出す

 

 

それくらいかなぁー?

 

これはもしかしたら

多頭飼いによって兄弟で遊んでいるうちに

「爪を出したら痛いものだ!」

と学んだ結果なのかもしれない

 

目も開かないうちに拾ってきた子猫たちは

ずーっと家の中に居て他の猫を見た事もなかったし

そういう事を学ぶ機会が無かったのかも

 

 

後は

母猫が非常に賢い猫で

今居る猫たちにたくさんの事を教えていた印象がある

 

何というか・・・

 

私たちに気に入られるように

子猫たちを敢えて私たちの方に差し出していた

って感じがしたんですよね

 

不思議な話なんですけど

逃げちゃダメでしょ!

ちゃんと触らせてあげなさい!

そうしたら餌を貰えるんだから!

みたいな事を言っていそうな・・・そういう雰囲気があった

 

 

そしてやっぱり一番は

長男であるモカの賢さである

 

猫砂を買ってきて配置してすぐに

モカはそこをトイレだと認識して

その場所におしっこをした後

他の兄弟たちにも教えるような動きをしていたし

 

それ以外のシーンでも

モカは率先して

ルカ家の人間に可愛がられるような動きを取っていた

 

 

そう・・・可愛い・・・!!!

 

モカを筆頭として3匹全ての猫が非常に可愛い!

 

こんなに触らせてくれて懐いてくれる猫なんて

まるで夢のようだ!!!

 

 

母の隣に座り

つま先にミルクの温かさを感じつつ

膝の上でココアを撫でながら

思わず涙が出そうになる私

 

 

私「あぁ・・・可愛い・・・

  まるで夢のようだ・・・

  つま先が猫湯たんぽ状態だし

  膝の上にも猫が居るなんて信じられない・・・」

 

母「寝てる時は3匹全部乗ってきてもの凄く重くて辛いし

  ココアは夜中だろうが何だろうが

  「今からご飯食べるよ!」ってなんでか申告してきて

  腕両手で引っ張って起こしてくるから辛い・・・」

 

私「・・・・・・・・・・」

 

 

あぁぁぁぁ・・・

 

そんな幸せな日々を送れるなら

実家に帰りたい気もするけれど

 

 

この今の自由を失うのは無理だぁぁあああ!!!