私なら耳掴んで引きずって帰る

皆様こんにちは

本日は実家で記事を書いているＬＵＫＡでございます・・・！

ひょーーー斜め後ろに父が居て

斜め前に母が居る！

すっげー最悪な環境ですね

斜め前からは

「弓持ったら盾は持てないの？」

「骸骨の兜は売っていいの？」

と数秒置きに質問が飛んでくる始末

集中出来ねぇぇぇーーーー！！！

どうしてこんな事になっているかというと

実家に泊まるって事をもうずーっとしていなかった

猫たちと一緒に寝たいから泊まりたいのは山々なんだけれど

その為には

『家事をすべて終わらせている事』

『翌日会社が休みである事』

『私の覚悟が出来ている事』

そして最も重要な

『ブログ記事のストックがある事』

が条件となっている

だけどまぁなんでしょうね

ブログ記事のストックなんて

最近ほぼ無いんですよ

その日暮らし状態

だからここしばらく実家に泊まる事は出来なかったんだけれど

とうとう実家にもネット環境が整ったので

私は家にあるノートパソコンの一台を車に積み込み

仕事帰りに真っ直ぐ実家に行って

そこで記事を書けばいいなって気付いてしまった

今日は猫たちと寝るぞーーー！

さて

そんな私なのですが

先程実家へ来る途中に

あまり行った事がないコンビニへ立ち寄った

コンビニに入り

店内を色々と見て回り

食べ物のコーナーに差し掛かった時

困り果てたお母さんの声が聞こえてきた

女性「ねぇマサキ（仮名）

　　　もう６時だから・・・！

　　　本当にお願いだから何とかして・・・！」

その声色は

とにもかくにも困っている

といった様子

声がした方を見てみると

パン売り場の前に

中学生くらいの少年と

その隣に私とさほど歳が変わらないような女性が立っていた

少年は一言も返事をする事なく

じっとパンを見つめている

きっとお母さんは

これから夕食の支度があるから急いでほしいんだろうな・・・

パンコーナーの向かいの棚を物色する私

女性「どうしてそんなに決められないの・・・？

　　　ねぇ・・・今何考えてるの・・・？」

なんかちょっと笑っちゃいそうになった

きっと優柔不断な男の子で

お母さんはいつも

（この子は一体何を考えているんだろう・・・）

って思ってみているんだろうなぁ

お母さんは少年の近くをうろうろとし

居場所が無いような雰囲気を出している

パン一つで随分悩む子だなぁ

そんなに悩むくらいなら

「２個買っていい？」

とか聞いてみればいいのではなかろうか？

その場を一旦後にして

他の売り場を見て

買い物カゴにいくつかの商品を放り込み

レジに並ぶ為に再び先程の親子の居る後ろを通る事になった私

親子は

分かっちゃいたけれどまだそこに居た

少年は・・・

一見非常に普通にしか見えないんだけれど

いまだにパンコーナーの前で

微動だにせずパンを見つめている

えぇ！？

何でそんなに悩んでるの！？

一体どのパンとどのパンで悩んでいるのか気になり始め

ちょっと通りすがりに

「私もパン見てます～」

みたいな雰囲気を出して覗いてみたが

少年の目はどこか

パンを通り越した遠くを見ているだけのようにも見える

この少年・・・

立ったまま寝ているのでは・・・？

だけど少年は

ゆらりと動いて私がパンを見やすいように避けてくれた

私「どうも！」

少年「・・・・・・・・・・」

女性「すみません邪魔で・・・」

いやむしろごめん

私パン買う気全くないのに近付いただけだった

だけどこうなってしまったからには買うしかあるまい・・・！

とりあえずバターロールを手に取り

カゴに放り込んだ

ほら・・・

こんなに選択するのは簡単なのに・・・

君はどうして悩んでいるんだい・・・？

パンのコーナーを離れ

レジに向かっている途中

母親が

衝撃の言葉を発した

女性「もう１時間も経つよ・・・！？

　　　何を考えてるの・・・！？」

私「！！！！！！！！！！？！？！？！？」

いや

マジでな！！！！？

１時間も何考えてるの！！！！？

っていうか

１時間もそれに付き合ってるお母さんよ・・・！

あんたがそんなだからその子そんな感じなんじゃ・・・！！！